その後も俺はE、Yからお金を貰い続けクリスマス、正月が過ぎた。
クリスマス、正月はYと一緒に過ごしたのだが少しずつYの俺への束縛が強くなってきた。
年末には「一緒に住もう」と言われるし、店で他の女性と少し話しても「何であの子と話すのよ!」と怒られ、会えない日には毎日の電話を義務付けられた。
ご存知の方も多いと思うが俺は決して筆まめなタイプではない。
それに自分の時間がないと息がつまってしまう。
次第に俺はYに嫌気をさすようになってきたがお金を貰っている以上縁を切ることもできない。
俺はストレスを感じながらおとなしく全てに従った。
そして2002年1月後半。
イライラが最高潮に達しそうな時、Yから電話がかかってきた。
Y「もしもし、今から会える?」
俺「今からバイトで無理。(本当はバイトはなかったが会いたくなかったので)」
Y「え~、何でバイトなの?私の都合に合わせてって言ったじゃない!」
俺「(むかつきながら)そんな事いっても仕方がないじゃない!」
Y「何その態度?誰のおかげで生活できてると思ってんの?」
俺「・・・。」
Y「あんたは黙って私の言うこと聞いてればいいの。わかった?」
俺「・・・。」
Y「ほら!返事は?」
俺「(何も言わず電話を切る)」
俺の中でもう限界を超えていた。
その後俺は携帯を部屋に置きあてもなく出かけた。
山手線に乗り適当な駅で降り、その街をブラブラしていた。
木枯らしが冷たかった。
しばらく歩くと少しおかしな所にでた。
さっきまではお寺等がたくさんあったのだがこの辺りは殺伐というかちょっと他と違う空気のようなものを感じた。
すると前に古いバーのマスターのような格好をしたおじさんが立っていた。(蝶ネクタイもしていた)
俺が前を通りかかろうとするとおじさんに声をかけられた。
おじさん「お兄さん!うちの店寄っていかない?」
俺「???」
おじさん「今なら指名料まけるよ。」
俺はおじさんの言葉でここがどういう所なのかがわかった。
この場所は東京で有名なソープ街だったのだ。
おじさん「見ていってくれるだけでもいいよ、寄っていかない?」
俺「・・・。」
俺はこの頃風俗というものに嫌悪を感じていた。
母親がおかしくなったのも風俗のせいだと思っていた。
しかしこの時の俺はストレスで何かにすがりたい気持ちだった。
俺「おじさん・・・。」
おじさん「おっ!寄ってってくれる?安くするよ。」
俺「この辺で一番高い店ってどこですか?」
おじさん「へっ?高い店???お兄さん学生さんだよね?本当に高いよ。いいの?」
俺「いいんです。教えてくれませんか?」
おじさん「そりゃいいけど。ここ真っ直ぐ行って右曲がったとこにあるとこかな。~~~って店。」
俺「ありがとう。」
おじさん「本当に行くの?まぁ気をつけてね。今度はうちに寄ってってね。」
俺「はい。ありがとう。」
おじさんの言う通り進み~~~という店を発見し店の中に入った。
店員「いらっしゃいませ!」
俺「(あまりの声の大きさにびっくりする)」
店員「本日ご予約のお客様でしょうか?」
俺「いえ。」
店員「指名などありますか?」
俺「いえ。」
店員「ではコースの説明をさせていただきます。~~で~~で~~です。」
俺「(結局入浴料って何だ???)はぁ。」
店員「ではどのコースになさいますか?」
俺「(よくわからんが)一番長いコースで。」
店員「かしこまりました、ありがとうございます。」
店員「ではしばらくお待ちください。」
俺はお金を払い(これが入浴料?)待合室で待たされしばらくすると店員に部屋の前まで案内された。
店員「ではいってらっしゃいませ。」
部屋の扉を開けると中には三つ指をついて出迎えてくれた。
X「はじめまして、Xといいます(名前忘れたのでMr.Xってことで)」
俺「(ドキドキ)はじめまして。よろしくお願いします。」
X「もしかして緊張してますか?」
俺「はい・・・。こういう店初めて来たので。」
X「そうですか。あんまり緊張しないでくださいね。」
X「じゃあはじめましょうか。」
俺はソファーに座らされいきなりズボンを下ろされた。
そしてXは俺のものを舐めてくれた。
X「気持ちいいですか?」
俺「は、はい。でも汚いですよ・・・。」
X「じゃあ私が綺麗にしてあげますね。」
Xは舐め続け、その後合体しあっという間にソファーで1回戦を終えてしまった。
X「気持ちよかったですか?」
俺「はい・・・、すごく。」
X「じゃあ少し休憩しましょうか。」
俺はコーラを貰い少し話をした。
X「仕事は何されてるんですか?」
俺「学生です。」
X「私より年下かな?」
俺「何歳なんですか?」
X「お店のは20ってなってますが本当は21です。」
俺「俺は19です。」
X「へ~、若いですね。珍しい。」
俺「珍しいですか?」
X「そうですよ~。年配の方ばかり来店されますよ。あっ、ボチボチ出来そうですか?」
俺「はい。」
X「じゃあこっちに来て下さい。」
俺は凹←みたいな形の椅子に座らされ色々されまくった。
そしてマットへ。
あまり覚えてないのだが気持ちよかったことは覚えている。
俺はここでもすぐにイってしまった・・・。
X「気持ちよかった?」
俺「すごく・・・。体が動かない・・・。」
X「ははは。」
その後ベッドでもう1回した後お別れとなった。
俺「じゃあそろそろ帰ります。」
X「うん、今日はありがとう。」
俺「えっと、ここでお金払えばいいのかな?」
X「うん。~~~円だよ。」
俺(財布を出す)、X(財布の中身をじっとみる)
X「すっごいお金持ってるね。本当に学生?」
俺「うん。今日はたまたま持ってるだけだよ。」
X「金持ちなんだね。」
俺「いやいや、実家に仕送りするような家庭だよ。」
X「そうなんだ。偉いね。」
俺「ははは。じゃあこれ。また来るね。」
X「うん、ありがとうね。」
俺「俺こそありがとう。明日から頑張れそうだよ。」
X「そういってもらえると嬉しいよ。また来てね。」
そういって俺はXと別れた。
部屋を出ると店員がアンケートを持ってきて記入させられた。
店員「ありがとうございました~。」
俺は店を出てアパートにもどった。
部屋の携帯には無数の着信履歴が・・・。
見なくても誰からだかわかった。
俺は心身共に疲れていたせいもありその日はすぐに眠ってしまった。
この日が俺の風俗デビューの日だった。
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やると言った以上、言った事はやってもらわないとね!
『俺の過去』&『未来の嫁』をワクテカしながら待ってます。
頑張れ!超頑張れ!
批判はいらん。
俺が傷つくから書くな。
文字じゃ「あなた」の考えは俺の心に響かない。
何回も言ってるけど批判はさ、びびらないでメールしてごらんって。
コメントよりかは俺の心に届くかもよ。
そんなに自分のオナニー小説が批判されるのが嫌なら登録制なりメルマガにして、感想もコメント認証制かメールのみにすれば
なんだか面白くなってきた♪
ちなみに一番高いソープっていくらくらいするんですか?
torakoさんの事悪く言う奴がいますけど気にしない(>▽<*)v
これからも応援してますので頑張って下さいq(*^O^*)p v(*^o^*)v
ってコメントが欲しい?
女視点の繊細な感覚の主人公の話。
どこが面白くなってきたんだよw
自演か??
もういいだろ。揚げ足とるのはやめてくれよ。
もうすぐこのブログもやめるつもりだから。
だから、最後まで書かせてくれよ。
創作だけどな
続き、めっちゃ気になります(^-^)
まだまだ暑いですねぇぇ~
体に気を付けてくださぁい☆
まあまあおもろかった。実家がどうなったのか
気になる。妹達は大丈夫なのか?
突っ込みどころは多々ありまくりだけど
とりあえず、続き~
いったい誰なのでしょう?みなさまの予想は?
1、元彼女
2、Y子
3、N
4、X
5、それ以外の風俗嬢
しかし風俗嬢ばっかだな(笑
元彼女以外だったとして、コロコロ結婚の約束
するなんて作者も軽すぎだろ
勢いでしても良い事無いぞ。風俗嬢とケコーンなんて
俺はあり得んが、まあ慎重にな
結婚してから内緒でデリヘルしてたりしてさ
作者がデリ呼んだら嫁が来ちゃったりして
「家計の為にしていたの」とか言うのかな
それはそれでネタとしては面白いけどさ
洒落にならん
でもそれきっかけで貞操感が無くなり夫婦で
スワップとかハプバーとかで遊べれば
そういう幸せの形もあるのかもしれんね
うらやましい。・・ないない
10万以上はするなぁ。
西川口には10万円ソープあるけど・・・
てかずっと応援して来たけど作者は読者を無視し過ぎてる!
昔は忙しくても※はしてたのになんなん?今は!
そんなに周りからモテるんなら風俗なんか行く必要無いんじゃ?
見てるからこそ批判してるんだろ
批判したくて見てるわけじゃない
前から見てるから批判したくなるんだよ
連日の更新!!
しかもなんだか凄い展開・・!!
とらこさんの過去の話し、
興味深いですぅ~☆☆
まさかの明日も更新もアリっすかね!?
楽しみにしてまっす~♪♪
>>なお
torakoよぉ、自演はもういいからもう止めれば??
うんともすんとも返事はないまま、いきなりの更新ですよ。
自分でメールくれって言っておきながら、これですか。失礼にも程がある。
一生懸命彼のことを気遣おうとした私、ピエロすぎるわ。
もうやめろ。コメント欄がどうとかではなく、このブログがUPされてること自体がムカつく。
人気blogにはあることですが承認制にして欲しいです。応援してる人も多いので負けないで欲しいですo(^-^)o
>Unknown (なお)
>2007-08-28 21:53:38
>うきゃー!!
>連日の更新!!
>しかもなんだか凄い展開・・!!
>とらこさんの過去の話し、
>興味深いですぅ~☆☆
>まさかの明日も更新もアリっすかね!?
>楽しみにしてまっす~♪♪
以前のコメント
>Unknown (なお)
>2007-06-29 22:46:37
>コメント書いてるみんなへ…
>コイツの人生なんだからいいんじゃね?
>俺は見そこなったよ(怒)
>理由は知らんが…
>報告ったって、コイツ次第だし…
>Jが可哀想に思う反面こんなやつなら別れて正解だったかも…とも思う。
>まぁ、好きにやってくれ
>って漏れは思うが…
なおさん以前とキャラが違ってないかい?
まったく別人に思えるんだけど同じ人なの?
それとも他人によるなりすまし?
もし擁護コメントが自演じゃなくてガチンコだとしたら、
こんなにも読者を無視し続けるオナニー小説を応援するやつがガチンコでいるとしたら、
そいつらは過保護っていうか、物事を客観的に見えない人でしょ。
応援してる人も、おかしいって思うことはおかしいってちゃんと言えばいい。
最近torakoさんも少し落ち着かれた様なのでここにもあまり来なかったんですが…
前から自分以外にも「なお」さんが複数居るのは分かっていたので…。何処にでもある名前だしね!
自分は全く気にして無いし、それにここはtorakoさんのブログなので、自分自身コメントにコメするのはどうかとも思ったけど、こんな自分のその時の感情丸出しなコメントを見てくれる方も居るんだなって驚いたもので…。
でも…、ホントにキャラが違いますねぇ…(笑)
痛すぎる
まぁ細かいことはいいじゃないか。
てか、あたしは残念ながらとらこさんではありませんし、前のなおさんとも違う人間です。。
なんか自分の事が書かれてるの見て悲しくなりました。ただとらこさんのブログ楽しみにしてるだけなのに、自演とか言われちゃって・・。こんな事書いたらまた言われちゃうんでしょうね。すみません。あたしがバカですね。。
でもとらこさんに送るメッセなんで、気にしないでやってこーと思います。
とらこさん、頑張ってー!!
うちも頑張る!!!
( ;゜Д゜) あたま大丈夫?