えっと、つまりね、ジェシカ・アルバの出番はそんなに多くないのよ。クレジットでは2番目に名前が出るんだけど、出演シーンの多さでは4番目。アーロン・エッカート演じる主人公、ローガン・ラーマン演じる遊び人の高校生、エリザベス・バンクス演じる主人公の妻の次なのだ。
しかも、セクシー担当は、そのエリザベス・バンクスと、ジェシカの友人の女。その二人は下着姿を見せたりしてくれるけど、ジェシカ自身はエロい格好をしてくれないのだ。いや、僕は決してエロ目当てでこの映画を観たわけじゃないんだけどね。ホ、ホントだってば。
大銀行の頭取の娘と結婚した男の物語だ。社会的地位と裕福な暮らしを手に入れたわけだが、義父や義弟からは軽んじられ、どうでもいい仕事を与えられて、鬱屈した想いで日々を過ごしている。そんな時、妻の浮気が発覚して、もう八方塞がり。さあ、彼はどうやって人生を立て直すのか——という展開。
いささか安直に思える部分もあるけど、あんまりリアルにすると陰々滅々とした雰囲気になっちゃうので、これくらいがいいのかも。なかなか楽しめた。
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パンフは300円。ってことはプレスシートみたいに二つ折りでペラペラなのかと思ったら、ちょっと小さいサイズではあるけど8ページあって、表紙を含む4ページ分がフルカラー。うん、これくらいのボリュームで充分じゃん。
ほら、700円ぐらいする厚いパンフを買ったら、中に広告のページがあったりしてガックリ、なんてことがあるでしょ? 世のパンフ制作者は、この『幸せのセラピー』のパンフを見習うべし。