残念ながら日本インターネット映画大賞はなくなってしまったので、どこにも反映されないわけですが……。あ、でも、キネマ旬報の読者投票にはこの順位で送りました。
<日本映画>
1位 劇場版 そして、生きる
2位 火口のふたり
3位 劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ
4位 きみと、波にのれたら
5位 よこがお
6位 キングダム
7位 五億円のじんせい
8位 岬の兄妹
9位 新聞記者
10位 冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)
<次点>町田くんの世界
蜜蜂と遠雷
ホットギミック ガールミーツボーイ
殺さない彼と死なない彼女
宮本から君へ
惡の華
<外国映画>
1位 僕のワンダフル・ジャーニー
2位 アベンジャーズ/エンドゲーム
3位 ジョン・ウィック:パラベラム
4位 バイス
5位 金子文子と朴烈(パクヨル)
6位 グリーンブック
7位 運び屋
8位 主戦場
9位 トイ・ストーリー4
10位 THE GUILTY ギルティ
<次点>ハンターキラー 潜航せよ
クロール 凶暴領域
アイリッシュマン
スパイダーマン:スパイダーバース
アナと雪の女王2
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
ベン・イズ・バック
ROMA/ローマ
存在のない子供たち
「映画史に残るような革新的な表現」ということなら『スパイダーマン:スパイダーバース』『ホットギミック ガールミーツボーイ』、今の時代にこそ作られる意義があった作品ということなら『バイス』『金子文子と朴烈(パクヨル)』『主戦場』『新聞記者』などが挙げられるわけですが、順位は単純に「観ている間、自分が楽しめた」という基準で決めました。
もちろん、「楽しめた」の中には「知的好奇心を刺激された」とか「心を揺さぶられた」とか「人生について考えさせられた」も含まれるわけですが。
そんなこんなで、2019年に最も楽しめた作品は『僕のワンダフル・ジャーニー』。動物モノの感動ドラマです。たくさん映画を観ている方々からは「それが一番?」と思われそうですが、こういうごく普通の感動作が僕は大好きなわけです。
ベスト女優&男優も、日本映画と外国映画でひとりずつ。
<日本映画> 秋田汐梨『惡の華』/池松壮亮『宮本から君へ』
<外国映画> チェ・ヒソ『金子文子と朴烈(パクヨル)』/キアヌ・リーヴス『ジョン・ウィック:パラベラム』
『惡の華』で秋田汐梨が主人公に最後にある言葉を言い放つのですが、この場面には本当にゾワゾワッとして鳥肌が立ちました。2019年の映画のベストシーンであり、ベスト台詞でもありました。しかし、実際にあの口調であの言葉を言われたら死ぬまで立ち直れないかも。
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