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とんもの日記

いつか どこかの 本当のはなし

これ、わりに明るい気持ちになります。

2020-11-01 20:23:52 | 日々のこと

あれ、気づくと10月は日記を書いていなかった。

そうして今日から11月。

 

10月は大分以前からとても楽しみにしていた

木工作家の個展があって、思いもかけず作家の方

ともお話する機会もあり、聞きたかったメンテナンスの

事や塗装の疑問などが聞けて有意義だった。

ギャラリーは家から自転車で行ける距離にあったので、

会期中、もう一度行って、さらにもう一度仔細に

それぞれの作品を眺めた。

心置きなく眺めて、なんとなくずっと緊張していた

気持ちがスゥっと落ち着く。

 

最近、気持ちが沈んでいると感じる時があると

ヒゲダンスの踊りをしながら

「だっふんだ、だっふんだ、だっふんだ・・・」

と言って廊下を歩く。

歩きながら家の用事をこなす。

これ、わりに明るい気持ちになります。

気づくと明るい気持ちになって、楽しい気持ちも

沸き起こって、なんとなく良かった、と思える。

今日も思い出しては「だっふんだ、だっふんだ」

とやっていた。

 

たくあん男も私のが移っちゃって

「だっふんだ」

と無意識に口づさんでいた。

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メジャー

2020-09-19 14:56:52 | 日々のこと

突然ですが、メジャーが好きだ。

コンパクトでさえあれば

他は物としてのこだわりはそんなにない。

 

私はとにかく測るのが好きなのだ。

物を見た時、これがどのくらいの

大きさなのかがとても気になる。

目の前にある物が一体どのくらいの

大きさなのかが具体的に知りたい。

ネット上の物なら、その数値を見て

実際にメジャーで縦横高さを出して

具体的な大きさをイメージする。

 

そうして安心する。

 

職業病のようなのも少しあるだろうな、

と思う。仕事の時はいつもポケットに

メジャーを入れていたから。

 

家に居るようになった今も、

やっぱりあちこち測っては納得する。

あぁ、これは15センチだったんだ。

こっちは22.5センチか、と。

 

日に1度は必ずメジャーを引っ張り出す毎日。

 

もしかしたら、みんなはきっとそんな事は

しないんだろうなぁ、と今日ふと思った。

 

でもね、今目の前にある物が具体的に

何センチのものなのかが分かると、

一目見ただけで、何センチくらいと分かる

ようになれば、世界はまた違う楽しみを

教えてくれる、そう思う。

 

20年来の友人が、素敵な贈り物と

共に、新聞の切り抜きを送ってくれた。

とんもの事を書いて投稿したのが

載ったので、恥ずかしいけれど読んでみてね。

と書いてあった。

 

きっぱりとした友人らしい随筆だった。

何度も読んで、友人に会ったような

気持ちに浸る。

 

今日から4連休。

全然全くどこにも行かない予定。

強いて言えばハンバーガーショップにでも

行こうかな。

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私を甘やかしたの?

2020-09-17 13:22:56 | 日々のこと

ここ数日で朝晩ぐっと涼しくなって

よく眠れるようになる。

嬉しい。季節は本当に移り変わる。

毎年確実にそうなのに、いつもいつも

その事に驚く。

 

ベランダの朝顔、今も気が向くと

時々花を咲かせている。

でもフィナーレも間近。

 

 

この頃はずっと整理整頓、断捨離に

明け暮れている。

整理整頓とはただ見た目に整った

という事でなく、動線を見直し、

使い易く、いつでも簡単に元のように

片付けられる、という状態にする事。

 

小さな人も私に感化されて

自発的に断捨離を始めた。

小さな人、小さな時からとにかく物を

溜め込む習性があって、増える一方の

品々を前に、私は日々、途方に暮れていた。

いくら物を整理しようと言っても

小さな人は一向に聞き入れなかったのに。

これってまさに「背中を見せる」

というヤツですか。

 

小さな人、まずは引き出しを1段ずつ

精査する。自分が随分とたくさん物を

持っている事に気づいた様子。

 

「とんもは私を甘やかしたの?」

 

小さな人は私に言った。

「え、どうして?」と返す。

「だって、こんなに物がたくさんあって、

 たくさん買ってさ」と小さな人が

小さく呟く。

 

「うーん、どうだろうなぁ、そうでも

ないんじゃないの?」と私は返した。

 

それからも小さな人はひとつひとつを

丁寧に分別しては、ぽいぽいとゴミ袋へ

入れてゆく。

観ていると、小さな人は物ひとつひとつの

想い出をしっかり覚えていて、精査する

度に簡潔にその想い出を述べていた。

 

小さな布製のクマのキーホルダーを

ゴミ袋へ入れた時、ただ1度だけ

小さな人は「苦しい」と言って胸を抑えて

泣きそうな顔になっていた。

 

私はすかさずゴミ袋からそのクマを

引っ張りだし、「残すもの」の場所へ

移動させた。

 

小さな人はそれを見て、安心して

また分別作業を続けていた。

 

作業を終えた小さな人の顔は

とても晴れやかだった。

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ご陽気者のクモと挑発的な悪党

2020-08-24 14:14:54 | 日々のこと

心持ち暑さが和らいだように感じられる朝。

緊張していた身体も解れてゆく。

 

gooblog、何かの設定が変わってしまったのか、

改行すると行間がとても開くようになってしまった。

直し方がわからず、何度か書いた日記も途中で

嫌気がさして放棄。

行間、些細なことだけど開いているだけで

見た目が緩慢になってしまって、書く気力が失せる。

早く元どおりになって欲しいけれど

願っているだけだといつまでたってもこのまま

なのかな。

 

ここ最近、何度か日記に登場する家グモ。

どんどんとフレンドリーになって来て可愛い。

「スックー」というニックネームを

付けて、見かけると呼びかけている。

 

スックー、彼も親しみを感じて

くれているような気がする。

スックー。私が料理をしていると、コンロの近く

まで来て、何を作っているの?とばかりに

こちらの様子を伺う。

パソコンを触っていると、画面の上に張り付いている。

たくあん男がお酒を飲んでいると、腕に飛び乗って

きた事もあった。

すでに立派な同居グモ。

可愛らしい事この上なし。

昨日はもう一回り小さなクモも見つけた。

スックーより茶色で白のラインも

薄い。ミニスックーと名付けた。

 

ところで1週間ほど前、車で30分ほどの

ところにある有料スーパーマーケットの

会員になった。

会員証用の写真を撮られる。

出来上がった写真はまるでどこかの悪党の

ようだった。

 

笑ってはいけないらしいという

免許証。いつもいつもものすごく酷い

出来だったから、せめてスーパーマーケットの

会員証では笑ってみようと思ったのだ。

 

挑発的な笑いを浮かべた悪党。

免許証より酷い出来だった。

酷すぎて笑ってしまうほどだった。

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桃の香りの靴

2020-08-12 14:58:14 | 日々のこと

今日も朝顔が咲いた。
4つも。驚く。
ご苦労さまですと声をかける。

朝顔もどういうタイミングで第一弾と第二弾に
別れているんだろう。
あのインターバルは
一体何だったのだろう。

 

今晩は思い立って
野菜の天丼。
人参とタマネギのかき揚げ
カボチャ
椎茸
茄子
ピーマン
とうもろこし
それから甘エビの頭。

この間お刺身で食べた甘エビの
頭だけを素揚げにする。

カリッと美味しく揚がった先から
ビールと共にキッチンでサクサクと
かぶりつく。
旨し。

小さな人は、エビ天が食べたかった
らしく、食べている間ずっと
「エビ天!エビ天!頭だけなんてそんなの
エビがあると期待しちゃったよぉ〜」
と嘆き続けていた。


夕食後、小さな人は
白い長方形のスポンジで何かを
製作し始める。
桃の箱底にひいてあったスポンジ。

出来上がったもの、それは
靴だった。
ホチキスであちこちカチャカチャ
ととめてある。
中々の恰好良さ。

片方だけ、スポンジの靴を履き
小さな人は満足げ。


しばらく後に見たら、飽きられたらしい
スポンジ靴は床に放り投げられてあった。
私はすかさず拾って、恭しく捧げ持ち、
小さな人に
「この靴を落とした人を探しております。
夜中の12時に、この片方の靴だけ残して
居なくなってしまったのです!
どうぞこの靴をお履きくださいませ」
と語りかけた。

小さな人、面倒くさそうに靴に
足を入れる。
「おぉ!なんと!ピッタリではないですか!
どうぞ!ワタクシと結婚してください!!!!」

「やだ!!」
小さな人、即答。

「このお靴、桃の香りがいたします!
あぁピーチ姫よ!」
となおも続けたが、本気で嫌がられ
終了。

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