タマゴサンドの極意

お昼から降り出した雨は

夜になって本降りに。

数年前から、気圧が上がったり

下がったりすると耳の奥がズキズキと

痛むようになった。

今も左耳の側が痛い。

 

今日の朝ごはんはタマゴサンドだった。

タマゴサンドは苦手な料理のひとつ。

どうしても思うような美味しさに

ならない。

たかがタマゴサンド、されどタマゴサンドだな、

と思う。

卵と塩とマヨネーズだけなのに、私のは

あんまり美味しくないのだ。

 

たくあんママはタマゴサンドの名人。

だからタマゴサンドの師匠。

この間、作り方をあらためて教わったら

どうもよく混ぜると言うのがいいらしいと

わかる。

なので、今日はそれを意識していつもより

丁寧に混ぜた。

そのお陰かどうか、今日のタマゴサンドは

美味しく出来た。

 

さっき、ビールを飲みながら

朝の残りのタマゴサンドを齧ったら

やっぱりいつもよりも美味しい。

絶対に美味しいね、と思う。

 

「丁寧に時間をかけて混ぜる」

これでしたね、タマゴサンドの極意は。

 

もう少しで5月。

一年で一番好きな季節。

我が身を振り返り、今年も素直に学びたい、と

思う今。

ほんの少しの格好つけた気持ちと、大部分の

素直に学ぶ気持ちを持ちつつ、歳を重ねたい。

 

今、ピザ生地が出来上がったので、

これからトマトソースを作ります。

では、今日はここで。

 

今日の夕ごはん

ピザ

春雨のサラダ

美味しい美味しいすんごく美味しい！

春は春で美味しいものが

沢山。

 

今は筍に夢中。

筍ごはんにしたり、青椒肉絲にしたり。

でも、一番美味しいと思うのは

お刺身。美味しい醤油を付けて

いただくシンプルなお刺身。

 

ホタルイカも少し前までは

ほぼ毎日食べていたけれど、出立ての

小さなものが好きなので、今は

スーパーでは目の端に入れるだけで

通り過ぎる。

 

シラスはもう少しで好みのものが

出回るので、待っているところ。

たっぷりのシラスとすりゴマを

ごはんに乗せて、醤油を回しかけて

いただく。

 

そら豆は少し前まで大好物だったのに、

今ではそれほど熱烈に食べたいと

思わなくなった。

食べに食べに食べたからかな。

そら豆だけでお腹いっぱいになるほど

食べたからかな。

 

 

昨日は小さな人が習い事の帰りに

スターバックスで限定スイーツを

買ってきてくれた。

 

スターバックス。

今までコーヒーは数え切れないほど飲んだのに

スイーツは初めて食べた。

想像していた以上にずっと美味しくて、

なんだ、もっと早く食べてみれば

良かった、と思う。

ショーケースに並んだ、ベタ甘そうな

アメリカンなスイーツに、大いなる

偏見があって、どうしても手が伸びずにいた。

さも美味しそうに整えられて、ショーケースに

オシャレに並ぶ様に、私には遠い世界を

感じていた。

 

小さな人が心配そうに、

「美味しい？ねぇ、正直に言っていいんだよ？」

と何度も尋ねるので、盛大に

「美味しい！美味しい！すんごく美味しい！」

と言った。

そうして偏見を取り去ってくれた、小さな人に

心から感謝した。

 

連休が始まる。

特にどこにも大きく動かないけれど、

週末は小さな人が観たいと行っていた

展覧会に出掛ける予定。

 

 

今日の夕ごはん

鯛の煮付け

筍ごはん

ほうれん草とベーコンとジャガイモの

クリーム煮

椎茸と長ネギの味噌汁

 

２年間楽しみにしていた

2年間、楽しみにしていた映画を

朝に思い立って、今日観に行く事に決める。

大急ぎでチケットを取って、

自転車と電車を乗り継ぎ、

映画館に駆け込んだ。

 

さて、チケットをよーく視たら

「吹替」とある。

え！！！！嘘だろ、と心の中で

酷く仰け反る。

ま、まじか？？？と心の中で

ショックのあまり転げ回った。

 

なるほど、その回だけ予約が少ない訳だ。

 

そうして、チケット売り場の方に

「あの〜、実は間違えて吹替を取って

しまいまして〜」とダメ元で言ってみる。

チケット売り場の方は「無理ですね〜」と

笑顔でおっしゃられ、それでも誰かに

この無念を告白できた事に、少し心が

落ち着いた。

 

吹替のメリットをあれこれ捻り出して、

気持ちを切り替え映画を観る。

これはこれで貴重な機会だよね、と。

 

映画が終わって、隣を見ると

ポップコーンを食べ、コーラを飲んでいた

おじいさんが軽く寝息を立てていた。

 

 

こんな時、他の人なら

今回はパスして、字幕を観なおすんだろうか。

2回観ちゃうんだろうか。

それとも私のように吹替でもいいと

思い直すのだろうか。

 

どうするんだろうか。

ねぇ、どうするの、誰かさん。

リラックスしてるなぁって。

突然ですが、北海道は何と言っても

豚肉が美味しいと思う。

焼き鳥と言えば豚肉、と言うくらい

北海道民にとっては馴染み深いお肉。

 

北海道の豚肉はどこブランドでもない

無名の豚肉がすでにとても美味しいのだ。

何と言うか、自然の中でのびのびと

大らかに育った美味しさなのだ。

 

今日は、夕食に焼き鳥丼を作ろうと

豚バラのブロック肉を切り分けた。

そうして思う。

このお肉、リラックスしてるなぁって。

触った感触が柔らかく、優しくて。

 

北海道人は大らかで穏やかな道民性を

持っている、と感じるけれど、

ナント！それは豚もそうであったのか、と

胸を打たれた。

 

今日の夕ごはん

焼き鳥丼

揚げだし豆腐

キャロットラペとさつまいもと

リーフレタスのサラダ

シメジとニラの味噌汁

白飯

春になって ／ 都市に住んでいても

小さな人が食卓につくなり

「とんもとは、特に話題がないよね」と言った。

思わず笑ってしまう。

え、いつも学校から帰宅すると溢れんばかりに、色々な事が

その口を突いて出ると言うのに。

きっと、今日は順調な1日だったのだろう。

 

つい先ほどまで読んでいた、佐々木正美さんの本にある

「家族とは、うまくいっているときはそれほど必要ではなく〜」

と言う一文を思い出す。

 

桜がワッと咲き散って、ぐっと暖かくなる。

汗ばむ程の日もあるほど。

今年ほど春を待ちわびた日があっただろうか、と思うほど

だったので、暖かく春の陽気が訪れるとすぐに

何度も「あぁ、春だ、嬉しい」と呟いたり、人へ話したりした。

 

お正月とつい最近、大学の友人２人から連絡があり、

15年以上ぶりに声を聴く。

そんなにブランクがあると、電話をかけるのにも

気後れするだろうに。有難いなぁ。

 

春休みは短い帰省。

美味しいものを沢山食べ、

山と沼のある大好きな場所へ行って散歩をした。

山羊同士の角での戯れや、白鳥が群れになって

越冬する姿をただ無心で眺めた。

 

都市に住む日常であっても、想い出の中にある

手付かずの森や自然の存在を忘れない毎日を

おくりたい。

そう強く思う今。

 

今日の夕ごはん

青椒肉絲

切り干し大根の炊いたの

ほうれん草とマッシュルームとハムの炒め物

豆腐のお味噌汁

白飯