とんもの日記

いつか どこかの 本当のはなし

左耳から私への

2013-03-18 20:33:30 | 日々のこと
1週間ほど前から
ずっと耳鳴りが続いている。
左耳だけが。

始めの頃は夕方から夜に
かけて耳鳴りが始まって、
朝になると収まっていた。

けれど、今は一日中。
耳の中でドクドクと小さく
鼓動している音。

心臓に耳を近づけている
みたい。
もしくは、耳が心臓に
なっているような。


耳鳴りは初めての経験。
どうしたものかな、と
思っている。


自分で思っている以上に
草臥れて、疲れを溜め込んで
いるのだろうか。


それほどストレスが多い
日常だとは思っていない
のだけれど。

「小さな人に怒ったりする
自分にストレスを感じているんじゃ
ないの」
というような事をたくあん男が
言っていた。


そうかもしれない。
「怒り」の感情。
喜怒哀楽の中で最も
乏しかった分野。

けれど、小さな人には
ずいぶんと「怒」の感情を
ぶつけてしまっている。


私も草臥れているけれど、
小さな人もきっと草臥れて
いるのだろうな。


耳鳴りは私への
警鐘。
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ハンバーグを焼くまでの時間

2013-03-17 18:10:41 | 日々のこと
今、小さな人が起きるのを
待っているところ。

今晩はハンバーグの予定で
後は焼くだけなのだけれど、
ジュッと音を立てたら
悪いかしらと思って。

ハンバーグと言ったら
ビーフ100パーセントよ!
と少し前までは牛肉だけで
作っていたのだけれど、
何だかそれだけだとハンバーグの
味として物足りないように思った
ので、合挽肉で作ってみたら、
この方が私には好みのお味
だった。

牛肉だけで作るハンバーグ
だったら、私はステーキを食べたい。
ハンバーグ。
玉葱やパン粉や卵とともに練った
ひき肉には、合挽肉のお味が
よく合うと思う。

と言うか、家庭のハンバーグ
とは、大体が合挽肉の
ハンバーグなのだろうか。


今日のハンバーグは特大のを
フォークとナイフで
いただきたい気分。
だから、とびきりに大きい
サイズを自分用に作りました。
たくあん男は小さめのを
ちょこちょこと摘みたい
だろうから、小ぶりのを
いくつか。
さらに小さいサイズを
小さな人用に。

後は浅蜊のお味噌汁に
グリーンサラダです。

浅蜊、これからが美味しい
季節ですね。


ところで、先日開催した
ランチ会。
3人で多いに盛り上がる。
あり得ないほどの盛り上がり。
3人。
組み合わせの妙だった。
こんなに笑って話して疾走
するような時間は、人生で
初めて。
驚く。

次の日には別のお友達が
美味しいワインとキッシュを
持って、家を訪ねてくださった。
思いがけないごちそう。

美味しく楽しい時間が
続いた2日間だった。


小さな人、まだ寝てる。
いつまで寝てるんだろう。
ずいぶん深く眠っている
みたい。

そろそろ浅蜊のほうは
起こして調理しようかな。
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丸まったものの正体 /「COOL」って?

2013-03-12 12:23:53 | 日々のこと
小さな人のちゃぶ台の
周りにくしゃくしゃに、
丸まった折り紙が
散らばっている。

私は知っている、
この丸まったものの
正体を。

鶴になれずに
力尽きたものたちだ。

小さな人はこの所
気づくと鶴ばかり
折っている。
眠る前や、幼稚園へ
出掛ける直前になると
突然、鶴を折り始める。

鶴を折るには
大きな難所がある。
それは細長い菱形の
ような形に折る部分。
大人の私でもちょっと
した難度だと思う。

小さな人がその難所へ
差し掛かる。
7割は「ちょっとてつだって」
とお声がかかり、3割は
自分でなんとかそこを
クリアする。

私が側に居ない時や
手が離せなくて手伝えない
時、小さな人はぷつぷつと
小言を言いながら、その
難所に取りかかる。

そうして時に、
「やっぱりでぎなぃぃぃぃ」
と叫んで、くしゃくしゃと
紙を丸める音が聞こえる。

そっと盗み見ると、
折り紙を口に入れ、
きぃきぃと噛みながら
悔しさをぶつけていた。

漫画のひとコマみたい。


難所をくぐり抜け、見事
鶴として産声を上げた
それは、なんとも味わい深い
造形で、私がきっちりと
作り上げた鶴よりも、
遥かに愛しいものになる。



ところで、最近買い求めたもの
の続き。
それはドライアーです。
なんて事はない、無印良品の
マイナスイオンドライアー。
けれど、ドライアーを
ずっとずっと20年くらい持って
いなかった私にとって、
これは大きな事だった。

ウィーィという音と共に
ここからマイナスイオンなる
ものが出ているのだろうか、
と繁々と穴を眺める。

そうして、もうひとつの
疑問。「COOL」って
何に使うのでしょうか。
付いているからには、
何かしらの効用が
あるはず。
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おばあさんみたい /もっちりお尻

2013-03-11 13:14:59 | 日々のこと
おひなさまを仕舞う。

たくあん男と小さな人と私、
お雛様とお内裏様の前に
並んで立ち、
「今年もありがとうございました。
また来年会いましょう」と
手を合わせてお辞儀をする。

小さな人は仕舞う前にお雛様を
抱っこしたいと言って、
手袋をはめ、そっと胸に抱いていた。

桃の節句に纏わる飾り物も
家のあちこちから集めて
季節の飾り物の段ボールに
仕舞った。

ふぅ。
クリスマス、お正月、節分、
ひな祭りと立て続けに季節事が
続いて、ひとやすみ。


この所、暖かくなったり
寒くなったり。
昨日は外出していたら
突然、辺りが煙ったように
なって、ひやりとした風が
ひゅぅぅぅと吹き出したので
ものすごく驚く。

慌ててマスクをつけて
帰宅。
奇妙なお天気のせいか、
自転車を運転する仕草も
覚束なく。
段差で転びそうになる。
小さな人はとてもびっくりした
様子で
「いやだぁー、とんも、
なんだかおばあさんみたい
だったよぉ」と言っていた。

お、おばあさん。
確かにそんなだった。
ちょっとショックだけど
なんだか可笑しくって、
笑ってしまう。


ところで、小さな人の
テレビショッピング視聴熱は
まだまだ続いている。

昨日もお風呂上がりに
自分のお尻をぺたりぺたりと
触りながら
「うーん、もっちりしてきた
もっちりしてきた。
ぷるんぷるんだよぉ。
たまってきた、たまってきた」
と呟いていたので、

「何が溜まってきたの?」
と聴いたら

「えっ、コラーゲン」
との答え。

こ、コラーゲンって。
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大きな買い物と、見事な物と。

2013-03-06 16:49:55 | 日々のこと
春の陽気。
それでも体温が
上がったり下がったして
いるような数日で、
すっかり意気消沈していた。

昨日は皆が
「暖かいねぇ」と言い合って
いるのだけれど、一人で
寒くて寒くてたまらなく。
身体の熱がどんどんと
春の中へ失われて
ゆくような心地。
寝床でもずっと縮こまって
過ごす。

今日は昨日より幾分いい感じ。


ところで、最近買い求めて
気に入っているものの話。

最近、いくつか大きな物を
買い求めた。
大きな買い物とは私にとっては
「残るもの」という意味。

そのひとつは、鉛筆削りだ。
小さな人がよく絵を描くように
なり、色鉛筆や鉛筆を
使う機会がまた増えた。

それとともに鉛筆を削る
機会も多くなった。
今までは小さなミニサイズの
片手に削り器持って、もう片方
の手で鉛筆をくるくる回して
削るものを使っていたけれど、
何度も何度もこの動作を
繰り返す中、ある時、私の中で
「こんなこと、やってられっかぃ!」
と突然にぷつりと糸が切れた。

使っていた鉛筆削りも
そのタイプの中では割に
切れ味の良いものだったけれど、
それでも沢山の鉛筆を
削るには力不足だった。


そうして我が家にやってきた
鉛筆削り。
カール事務器という会社の
「エンゼル5プレミアム」
という青い鉛筆削り。
見た目のクラシックさといい、
削れ具合といい、もう
ワンダフルでありました。

美しく削れ上がった
鉛筆を眺めながら
「ぷつん」と切れていた糸が
しずかに繋がってゆくような、
爽快感に包まれる。


久しぶりに小さな人のこと。
昨日は園長先生に作って
貰ったという折り鶴を
嬉しそうに貰って帰ってきた。
そうして眠る前、
ベッドの端にちょこんと
腰掛け、ランプの光に
鶴を翳してしげしげと
眺めながら、
「みごとだねぇ~」と
呟いていた。
折り鶴を練習中の小さな人に
とって、その鶴はまことに
「みごと」だったのだろう。
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