トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

革が “スパッ” っと切れると気持ちいいです。(笑)

2014-09-30 18:34:02 | Boots
オーダーをいただいたブーツ達の作業を進めています。



先日、切れなくなった包丁を研ぐために工房の外で砥石を均していました。



すると、イヌの散歩をしていたご夫婦から「砥石かな?」と質問されました。


「はい。革を切るための包丁を研ぐ砥石なんですよ。包丁の刃渡りが狭いから砥石の幅も狭いんですよ。」と答えると、

「革~?」と。(笑)

「この建物の中でブーツ作ってるんです。」と言うと、「知らなかったな~。いつから?」と聞かれました。


トンリョウの工房は通りに面していないので ご近所の方も気づかないんですね・・・・・(汗)


チョッピリ真剣に「看板的なものを出した方が良いのかな?」 なんて思いました。(笑)






さて、砥石も均したので包丁を研ぎ、革の裁断をしました。


前回は荒断ちだったので、今回は型紙の形に合わせて切る 『決め断ち』 です。




こちらが決め断ちの終わった革です。





オーダーをいただいたブーツとサンプルブーツです。


革を裁断する時は切れる刃物でないと気分の悪いものです。反対に切れる刃物だと革を切る感触が手に伝わり
気持ちのいいものなんですよね。






そうそう、結構前の事になってしまうんですが地域新聞に載せていただきました。


取材のため工房に来ていただきお話しをしたんですが、私は人を選んで話し方を変える事が上手でないというか
出来ていないように思えます。(汗)

なので、記者さんにも いつもどおりの話し方でお話しをさせていただいたんですが、文章になると
自分が言った言葉じゃないように感じてしまします。(笑)


イヤ~、記者さんは記事を書くのが上手ですね。(笑)



記者さんから最後の質問で 「今後どのようにしていきたいですか?」 と聞かれたので
「このまま同じようにブーツを作っていきたいです。」 と答えると、しばらくの間沈黙していました。(笑)



景気付けに 「目指せ100店舗!!」 と鼻息を荒くして答えた方が良かったのかな~・・・・・(笑)




地域新聞は『MATSUDO JOUNAL』 という新聞で、WEBサイトもありますので是非?ご覧になってください。

http://matsudojournal.com/140725.html










トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥105,000(税込¥113,400)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※不在の事がありますので先にご連絡をください。

トイレ掃除をして気分スッキリ!!

2014-09-28 10:05:09 | その他
先日、NHK(Eテレ?)の『智恵泉』という番組でHONDAの創業者 本田宗一郎さんの事を放送していました。


本田さんは創業当時の工場を改装する際に予算に余裕がなくてもトイレをキレイにしたそうです。


「入るところと出るところはキレイに。」という考えだそうで、“食堂とトイレは清潔に” という意味での事でした。



私は以前、靴とは全然関係のない会社の社長さんとお話しする機会があり、その社長さんが「伺った先のトイレを見ると
その会社の事がなんとなく分かるんだよ。(笑)」とおっしゃっていました。


話を聞いているときは「そんなもんなんだ~・・・・。」とガテンがいかない感じでしたが、実際に伺った先でお借りしたトイレが
キレイだと気持ちの良いものです。

反対に汚れていると、「ん~(汗)」と感じるだけでなく、少々相手先の仕事に不安を感じる事もありました。(笑)


トイレですべてが分かる訳ではありませんが、その社長さんが言っていた事はそういう意味なのかもしれませんね。




という事で、トンリョウの工房がある建物にある集合トイレを掃除しました。

トイレ掃除を始めて2年以上経つんですが、少しずつキレイになっています。(喜)


週に一度のペースですが、掃除が終わると気持ちの良いものです。

古い建物なので最新式のトイレではありませんが掃除をすればキレイになります。




本田宗一郎さんもキレイなトイレを見ると同じような気持ちになったのかな?(笑)











トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥105,000(税込¥113,400)~

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※不在の事がありますので先にご連絡をください。





デザインによって手間のかかり方が違います。

2014-09-26 18:45:06 | Boots
ここのところバイクに乗るにはもってこいの陽気ですね!(喜)


海沿いや見晴らしの良い道などを法定速度いっぱい(笑)ぐらいで走ると気持ちいいでしょうね!!



交通安全運動も行っているようなのでくれぐれもセイフティドライブで行きましょうね!(笑)





さて、私はときどきバイクを眺めながら作業を進めています。




オーダーをいただいたブーツ達の革を裁断しているんですが、デザインによって手間のかかるところが違うんですよね。


今回は編み上げブーツとプルオンのブーツがありますので、その違いを紹介しますね。





まずは『荒断ち』といって使用する革を大まかな形に裁断した状態です。

編み上げブーツの荒断ちです。


編み上げブーツの場合、革そのものの厚みだと不都合があるため使用する箇所によっては革の厚みを薄くする必要があるんです。



全体に使用する革の厚みはこのぐらいの厚みです。

本体に使用するボルドーの革です。

そして、この編み上げブーツは2色使いなのでもう一つの革はこんな感じです。

グリーンの革です。


ボルドー、グリーン共に2mm以上ありますね。

まずはボルドーの革ですが、『羽根裏』といって靴紐が通る部分の裏側に使用する革の厚みを薄くします。

1.1mmの厚みにしました。

そしてグリーンの革ですが、ベロ(タン)に使用する革の厚みを薄くします。

こちらは1.4mmの厚みにしました。

どうして革を薄くするのかというと、元の厚みでも作れるんですがゴワゴワしてしまい履き心地に影響がでてしまいます。


その為、厚みを薄くして使用するんですね。


外国製のブーツでベロ(タン)の厚みがアッパーと同じ状態で使用しているワークブーツもありますが私は正解だとは
思えませんね。


革を薄くすると強度は落ちますが、使用する箇所で十分な強度があるように厚みを調整しているので履いていて革が裂けたり
穴が開くような事はありませんよ。


このように大きな革を薄くするためには少し大がかりな機械が必要になってしまいます。

私の工房には機械がないので友人に頼んで薄くしてもらっています。



と、編み上げブーツは革の厚みを調整するための加工だしが必要になります。






対してプルオンタイプのブーツは革の厚みを薄くする箇所はさほどありません。

あったとしても細かなパーツになるので、工房にある機械で作業ができます。



編み上げブーツにはない手間はというと。

ブログでも何度か紹介している『クリッピング』ですね。

こちらは甲部分のパーツにクセを付ける加工になります。


こちらも大がかりな機械が必要になるのでクリッピングを専門におこなっている加工屋さんにお願いしています。




編み上げブーツ、プルオンブーツそれぞれ違った手間がかかりますが加工が終わればあとは私の作業です。



さあ、作業を急がなくちゃ!!(汗)


















トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥105,000(税込¥113,400)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
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エンジニアブーツのご注文

2014-09-24 18:51:00 | Boots
エンジニアブーツのご注文をいただきました。(喜)



今回ご注文をいただいたのは、以前ブーツをお作りした方からの紹介で職場の先輩にあたる方だそうです。


以前お作りしたお客さま、今回ご注文をいただいたお客さまはお二人共オートバイに乗られていて
今回のエンジニアブーツもオートバイに乗るときに履かれる予定だそうです。



今日お越しいただいたんですが、工房のあたりは雨が降る予報だったのでお車での来店でした。


乗っているオートバイを訪ねたところビックリです!!


カワサキのオートバイで、私が高校生の頃からあこがれているオートバイでした。


あまり見る事のないオートバイで、じっくりと見た事がないので今回見る事ができなくてとっても残念です。(悲)




ブーツをお渡しするときは天気に恵まれ、オートバイでのご来店を期待しています。(笑)





ご注文をいただいたエンジニアブーツはこんな感じです。

黒の革を使うオーソドックスなエンジニアブーツですが、ステッチを白にして履き口の革にグレーを使います。


そして、トンリョウで初めてVibram#100を使ったエンジニアブーツになります。

なぜか今までご注文をいただいたエンジニアブーツは#100ソールがなかったんですよね。



サンプルのエンジニアブーツでは製作しているんですけどね。

イメージとしてはこんな感じの雰囲気になりそうです。
そして、ステッチが白になるのでアクセントになりますね。




使用する革はこちらです。

国産のオイルレザーです。
革の表面もあり、とっても良い革です。

今まで部分使いで使用しましたが、全体に使用するのは初めてになります。

この革は革屋さんがサンプルとして作った革なのでこの一枚しかありません。

今回のエンジニアブーツが全体に使える最後の一足になりそうです。




トンリョウにはこのように現品限りの革も何種類か用意してあるので他の人とは違うブーツをお求めの方には
お勧めですね。



さあ、どんな感じに仕上がるか楽しみです。





ご注文ありがとうございました。



完成まで少々お待ちください。


















トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

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価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
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コージ製靴さんのファミリーセールに行ってました。

2014-09-21 19:06:05 | その他
昨日から千葉県の松戸市にあるコージ製靴さんのファミリーセールに行っていました。




今回も出店させていただきながら売り子さんとしてお手伝いです。




コージ製靴さんはちょっぴりのどかな感じのする所にあります。


コージ製靴さんの裏はこんな感じです。

畑が広がっていてとっても良いところです。(喜)


昨日今日とお客さんもたくさん来店していました。

裏にある駐車スペースはたくさんの車が停まっています。





そして正面です。







トンリョウはこんな感じでした。

今回はサンプルブーツを2足と約一年履いた私のブーツを展示しました。


ファミリーセールに出展させていただく目的は一人でも多くの方にトンリョウを知っていただくためです。


もちろんオーダーをいただければ幸いなんですが、まずは知っていただく事が大切だと思っているので。



興味を持っていただけた方や、「知り合いにバイク乗りがいるから・・・・・」という方もいらっしゃって
良い2日間でした。



私は明日、明後日と用事があるため今日まででしたが、明日、明後日もファミリーセールはやっているので
お時間のある方はぜひ行ってみてくださいね。


トンリョウも展示はさせていただいてますんで。




初日の昨日は大変な混雑でした。



大賑わいです。(喜)




コージ製靴さんの靴は工場直売という事もあり、かなりお安くなっています。

革靴でこの値段ですからお買い得ですね。









さあ、売り子さんも終わった事なのでまたブーツ作りをしなくちゃ!!(汗)














トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

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価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代    ¥105,000(税込¥113,400)~

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