今、工房の近くでは桜が満開です。
このあたりでは二か所桜祭りを開催するところがあるんですがどちらも今度の土日に開催されるようです。
それまでキレイに咲いてるといいんですねー。


さて、工房では吊りこみが終わったブーツとこれから吊りこみをするブーツがあります。
先日、吊りこみ終わったブーツの輪郭を出すためにアッパーをポンポンで叩きました。
吊りこんだ後、アッパーを叩くことで輪郭をクッキリさせる事と前回紹介した先芯と月型を潰し、密度を高くします。
あとはアッパーの革も目が詰まるので表情がグッと引き締まるんですよね。
ポンポンで叩くのは工場で製作されているブーツではほぼ行われない作業でしょう。
輪郭を出すための機械はあるんですがその機械だと手で叩くのと同じにはできないんです。
既成品のように生産ラインで作られるものにはそこまで手間はかけられないですからね。
ポンポンで叩いていて感じたんですが雑誌などで見るワークブーツには踵の形が木型どおりに出ていないものがチョイチョイ見られます。
(ポンポンで叩いてると木型に密着してるかそうでないかは音で分かるんですよ。)
その理由は踵の月型が吊りこむ前に硬くなってしまい木型に馴染まない事とワークブーツは踵に “割り” や “ハギ” と言って、ある程度木型の形とアッパーの形を合わせるように縫うんですがその作業をしていないブーツが多いんです。
“割り” “ハギ” とはコレです。

かかと中心の下にある縫い目です。
糸が見えないように裏側から縫ってます。
これもそうです。

この場合は上から下まで割ってます。
この “割り” や “ハギ” を入れると木型の形とアッパーの形(吊りこみ部分以外)がだいたい同じになるので入れていないものに比べて吊りこみがだいぶ楽になるんです。
逆に言うとこれが入ってないと吊りこみが大変になるか木型とアッパーの間に隙間が開いてしまいます。
作ってる職人さんや製造メーカーによって木型の形はさまざまです。
が、踵に関してはそれほど大きな違いが無いはずなんです。
でもブーツを見ると木型とは程遠い形をしているものがときどきあります。
ちなみに木型の踵はこのような形をしています。


トンリョウで使用している木型です。
右足の木型です。
なので2枚目の画像では右側が足の外側、左側が内側となります。
作ったブーツはこのような形の踵になります。




私が履いてる編み上げブーツです。
木型の下に中底の厚みが入り、アッパー・月型の厚みが加わった状態です。
木型の形からそう遠くない形になってませんか?
ちなみに踵には “割り” “ハギ” は入れてません。
みなさんの履いてるブーツや靴は踵がこのような形をしてますか?
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 21,000(税込¥22,680) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥108,000(税込¥116,640)~
詳しくはホームページをご覧ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917 / 090(2634)0207
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
このあたりでは二か所桜祭りを開催するところがあるんですがどちらも今度の土日に開催されるようです。
それまでキレイに咲いてるといいんですねー。



さて、工房では吊りこみが終わったブーツとこれから吊りこみをするブーツがあります。
先日、吊りこみ終わったブーツの輪郭を出すためにアッパーをポンポンで叩きました。
吊りこんだ後、アッパーを叩くことで輪郭をクッキリさせる事と前回紹介した先芯と月型を潰し、密度を高くします。
あとはアッパーの革も目が詰まるので表情がグッと引き締まるんですよね。
ポンポンで叩くのは工場で製作されているブーツではほぼ行われない作業でしょう。
輪郭を出すための機械はあるんですがその機械だと手で叩くのと同じにはできないんです。
既成品のように生産ラインで作られるものにはそこまで手間はかけられないですからね。
ポンポンで叩いていて感じたんですが雑誌などで見るワークブーツには踵の形が木型どおりに出ていないものがチョイチョイ見られます。
(ポンポンで叩いてると木型に密着してるかそうでないかは音で分かるんですよ。)
その理由は踵の月型が吊りこむ前に硬くなってしまい木型に馴染まない事とワークブーツは踵に “割り” や “ハギ” と言って、ある程度木型の形とアッパーの形を合わせるように縫うんですがその作業をしていないブーツが多いんです。
“割り” “ハギ” とはコレです。

かかと中心の下にある縫い目です。
糸が見えないように裏側から縫ってます。
これもそうです。

この場合は上から下まで割ってます。
この “割り” や “ハギ” を入れると木型の形とアッパーの形(吊りこみ部分以外)がだいたい同じになるので入れていないものに比べて吊りこみがだいぶ楽になるんです。
逆に言うとこれが入ってないと吊りこみが大変になるか木型とアッパーの間に隙間が開いてしまいます。
作ってる職人さんや製造メーカーによって木型の形はさまざまです。
が、踵に関してはそれほど大きな違いが無いはずなんです。
でもブーツを見ると木型とは程遠い形をしているものがときどきあります。
ちなみに木型の踵はこのような形をしています。


トンリョウで使用している木型です。
右足の木型です。
なので2枚目の画像では右側が足の外側、左側が内側となります。
作ったブーツはこのような形の踵になります。




私が履いてる編み上げブーツです。
木型の下に中底の厚みが入り、アッパー・月型の厚みが加わった状態です。
木型の形からそう遠くない形になってませんか?
ちなみに踵には “割り” “ハギ” は入れてません。
みなさんの履いてるブーツや靴は踵がこのような形をしてますか?
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 21,000(税込¥22,680) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥108,000(税込¥116,640)~
詳しくはホームページをご覧ください。
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Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917 / 090(2634)0207
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時 間 : 10:00~20:00
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