先日、オーダーをいただいたお客さま用のアッパーを作っていたときにお客さまとの会話を思い出しました。
そのお客さまは初めてブーツをオーダーするという事で工房にお越しいただいたときにたくさん質問をされました。
デザインの事や革の事、底廻りの事も質問をいただいたんですが、その中でも革の事に関しては興味深く聞いてくださり、私もできるだけ分かり易く伝えるのに少しばかり苦労しました。
作りたいブーツに使う革を選ぶときに私が 「この革はイイ革ですよ。」 と伝えるとお客さまは 「どういう風にイイんですか?」と。
私はトンリョウで作っているような 『ワークブーツに使用するには・・・・・』 というザックリした具合の説明をしていたんです。
お客さまからの質問を聞いて 「あっ、良い革の定義って・・・・・」 と考えました。
世間ではコードバンやカーフが良い革という位置付けなんでしょうかね。
それとは別に爬虫類や魚類などの希少価値といった観点から好まれる革もありますね。
ただ、革はそのままで使用される方はあまりいないでしょう。
革はさまざまな “物” になるために鞣され 『皮』 から 『革』 になるんです。
ワークブーツの他にも紳士靴や婦人靴、カバンや財布、衣類にも使われますしソファなどの家具にも使われています。
なので私の思う “良い革” とは使用目的を十分にこなす強度がある事が第一でその次に風合いや肌触りがくるのではないでしょうか。
例えば婦人靴を作るときに使う 『キッド』 と言われる仔山羊の革があります。
このキッドは光沢のあるとてもキレイな色が出せます。
その代り革の厚みは0.8~1.0mmぐらいしかないためワークブーツや紳士靴を作るととっても華奢で雰囲気の良い靴はできないんです。
強度の面からいっても十分と言えないでしょう。
カーフにしても然りです。
カーフは仔牛の革なのでキメが細かく、鞣し方にもよりますが肌触りがイイんですよね。
財布やハンドバッグのように手で触れるものに適していると思います。
カーフはキッドに比べ、そこそこの厚みがある革もあるので厚みのあるものだったら紳士靴でも雰囲気良くできます。
(個人的な意見なんですが、私はカーフを使った紳士靴よりも “キップ” と言われる一回り大きい牛の革の紳士靴が好きです。)
ただ、カーフも華奢な革なのでワークブーツを作ろうとしても雰囲気は出ないんですよね。
ファッションブーツだったら雰囲気良くできるでしょうが “重厚感” みたいなものが出ないんです。
しかも一枚の革が小さいので革の捨てる部分が増えるのでもったいないですしね。
という事でトンリョウのようにワークブーツを作るには成牛の革である 『ステア』 が適していると思います。
成牛なのでカーフやキップに比べると肌目が粗くなりますが、十分な厚みがとれ重厚感のあるワークブーツができるんです。
ただ、一概にステアといってもさまざまで原皮の良し悪しもありますし、鞣し方によってもまるで雰囲気の違う革ができるんです。
用途によって違う革を使い分け、その中でも質の良いものが 『良い革』 っていう事ですかね。
☆☆☆☆☆☆☆☆ お知らせ ☆☆☆☆☆☆☆
カワサキ乗りの方限定キャンペーン実施中です。
キャンペーンの内容は木型代を “無料” にいたします。
期間は 7月1日~8月31日
条件として、カワサキのバイクを所有している方限定にします。
条件の詳細は
カワサキの125cc以上のバイク(陸運局のナンバー)を所有していて現在乗られている方
※オーダーをいただくとき、確認のために免許証と登録証を見せていただき、実物のバイクを見せていただくか、1ケ月以内に撮った写真を見せてください。
(免許証・登録証のコピーを取らせていただいたりはしません。)
もちろん通常と同じようにお客さま専用の木型を作り、ハンドソーンウェルト製法で製作いたします。
カワサキ乗りの方はこの機会にぜひオーダーブーツを味わってください。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※不在の事がありますので先にご連絡をください。
そのお客さまは初めてブーツをオーダーするという事で工房にお越しいただいたときにたくさん質問をされました。
デザインの事や革の事、底廻りの事も質問をいただいたんですが、その中でも革の事に関しては興味深く聞いてくださり、私もできるだけ分かり易く伝えるのに少しばかり苦労しました。

作りたいブーツに使う革を選ぶときに私が 「この革はイイ革ですよ。」 と伝えるとお客さまは 「どういう風にイイんですか?」と。
私はトンリョウで作っているような 『ワークブーツに使用するには・・・・・』 というザックリした具合の説明をしていたんです。
お客さまからの質問を聞いて 「あっ、良い革の定義って・・・・・」 と考えました。
世間ではコードバンやカーフが良い革という位置付けなんでしょうかね。
それとは別に爬虫類や魚類などの希少価値といった観点から好まれる革もありますね。
ただ、革はそのままで使用される方はあまりいないでしょう。
革はさまざまな “物” になるために鞣され 『皮』 から 『革』 になるんです。
ワークブーツの他にも紳士靴や婦人靴、カバンや財布、衣類にも使われますしソファなどの家具にも使われています。
なので私の思う “良い革” とは使用目的を十分にこなす強度がある事が第一でその次に風合いや肌触りがくるのではないでしょうか。
例えば婦人靴を作るときに使う 『キッド』 と言われる仔山羊の革があります。
このキッドは光沢のあるとてもキレイな色が出せます。
その代り革の厚みは0.8~1.0mmぐらいしかないためワークブーツや紳士靴を作るととっても華奢で雰囲気の良い靴はできないんです。
強度の面からいっても十分と言えないでしょう。
カーフにしても然りです。
カーフは仔牛の革なのでキメが細かく、鞣し方にもよりますが肌触りがイイんですよね。
財布やハンドバッグのように手で触れるものに適していると思います。
カーフはキッドに比べ、そこそこの厚みがある革もあるので厚みのあるものだったら紳士靴でも雰囲気良くできます。
(個人的な意見なんですが、私はカーフを使った紳士靴よりも “キップ” と言われる一回り大きい牛の革の紳士靴が好きです。)
ただ、カーフも華奢な革なのでワークブーツを作ろうとしても雰囲気は出ないんですよね。
ファッションブーツだったら雰囲気良くできるでしょうが “重厚感” みたいなものが出ないんです。
しかも一枚の革が小さいので革の捨てる部分が増えるのでもったいないですしね。
という事でトンリョウのようにワークブーツを作るには成牛の革である 『ステア』 が適していると思います。
成牛なのでカーフやキップに比べると肌目が粗くなりますが、十分な厚みがとれ重厚感のあるワークブーツができるんです。
ただ、一概にステアといってもさまざまで原皮の良し悪しもありますし、鞣し方によってもまるで雰囲気の違う革ができるんです。
用途によって違う革を使い分け、その中でも質の良いものが 『良い革』 っていう事ですかね。
☆☆☆☆☆☆☆☆ お知らせ ☆☆☆☆☆☆☆
カワサキ乗りの方限定キャンペーン実施中です。
キャンペーンの内容は木型代を “無料” にいたします。
期間は 7月1日~8月31日
条件として、カワサキのバイクを所有している方限定にします。
条件の詳細は
カワサキの125cc以上のバイク(陸運局のナンバー)を所有していて現在乗られている方
※オーダーをいただくとき、確認のために免許証と登録証を見せていただき、実物のバイクを見せていただくか、1ケ月以内に撮った写真を見せてください。
(免許証・登録証のコピーを取らせていただいたりはしません。)
もちろん通常と同じようにお客さま専用の木型を作り、ハンドソーンウェルト製法で製作いたします。
カワサキ乗りの方はこの機会にぜひオーダーブーツを味わってください。
トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。
興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。
価格 : ラスト(木型)代 ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
ブーツ代 ¥105,000(税込¥113,400)~
詳しくはホームページをご覧ください。
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〒270‐2212
千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
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※不在の事がありますので先にご連絡をください。