同じライブ遠征でありながら福岡、東京では書かなかった「旅の思い出」。
土岐への遠征はかなり強烈(笑)だったので書き留めておきます。
鹿児島から土岐へは鉄道を利用しました。
この年3月に開業した九州新幹線に乗ってみたいというのもありましたし、
旅費節約のためでもあります。(帰りは飛行機でしたが)
九州新幹線「つばめ」はさすがに新しい車体で快適♪でもトンネルが多くて。
景色を楽しもうにも外が見えたと思った瞬間「ゴーーッ」とトンネルに。
九州新幹線は、2006年現在もそうですが新八代までの開通なので、
新八代では「リレーつばめ」という特急に乗り換えです。
乗り換え時間が何と3分です。短い!さあどうする!?
でも心配無用。新幹線が到着する同じホームの反対側で待っていてくれます。
車両と座席番号は新幹線つばめと同じものなので迷いません。
次は博多で乗換え。
今度は「のぞみ」に乗り込みます。
のぞみも考えてみれば初めて乗りました。
博多~京都あたりまでだったか、結構凄い勢いで走っていたので驚きました。
折りたたみのテーブルに置いている缶入りのお茶が右往左往してました(笑)
そうこうしているうちに名古屋に到着。
名古屋からは中央線に乗り換えて土岐市まで行きます。
ここからは快速列車で、40分くらいかかったかな。
途中段々自然が多くなって渓流みたいなものが見え始め、
一体どんなところなんだろう???と思いながら乗ってました。
夕方5時前に土岐市に到着。もう薄暗かったような記憶。
予約していたホテルは駅の割と近くだったので徒歩で向かいました。
間もなくホテル到着。ん?ここですか?てな感じの佇まい。
フロントは2階らしいのでエレベーターで上がる。
ドアが開いた。「!!!!!!」
今まで見てきたホテルとは違う。違いすぎる!!
まず、全体が薄暗い。そしてフロントがフロントらしからぬ雰囲気で、
何だろうなぁ、古~い何かの事務所の受付みたいな感じ。
でも宿泊料はさすが安かった。とっても助かります!(やけくそ)
そして部屋に入りました。「うひゃ~!!」(私と夫の声)
部屋もまた薄暗いよ~っ(泣)
部屋は何と和室です。通常、ホテルで和室を取ると高いです。
でもここのお宿はお一人様たったの4千円です!
しかしこの部屋、私が就職したばかりの頃一時借りて住んでいた古~い民家にクリソツです。
古ぼけた感じがとっても良く似ている。
壁は砂壁風の壁紙で、床の間には一応お花が。(でも造花)
宿を捜して予約したのは私・・夫の痛い視線を浴びながら、
お茶でも飲んで疲れを癒そうかしら♪と気分を変えるつもりが~~~~~。
電器ポットはあるのにお湯が沸かないじゃないか。
コードをつないでもうんともすんとも言いません。
いたたまれなくなってライブまではまだ時間があったのに、
ホテルを飛び出しました~。
ライブ会場もそう遠くはなかったので徒歩で出かけました。
時間がたっぷりあったので、近くの喫茶店でさっき飲めなかったお茶を。
コーヒー単品注文したら、なんと小さいパンがついてきました(驚)
その後これまた近くのブックオフでブラブラしてその後ライブハウスへ。
そうして前述の楽しいひと時を過ごしたわけです♪♪♪
その後駅近くの居酒屋で楽しく飲んで、宿(ホテルと言いたくない 笑)へ。
ん?入れない。
確か、表は閉めてあるけど反対側が開いてるからそちらから入るようにと聞いたはず。
それなのにその反対側もしっかり施錠されてます。寒いよう(涙)
幸い、インターフォンがついていたので「開けてください~」と懇願。
無事中に入れました。
翌朝、一応記念にと部屋の写真を撮ったのですが、後日現像してみると腹が立つ位に写真写りの良いこと。
夫と二人「こんなじゃなかった!」と言い合いました。
そして翌日もチェックアウトには余裕があったのに早々に引き上げて名古屋へ行きました。
早すぎて駅構内のお店ほとんど開いてなかった・・・。
でも、とあるお店で食べた朝食代わりのきしめんは美味しかったです。
温かさが身体に染み渡りました。
その後バスで名古屋空港へ向かい、鹿児島へひとっ飛び。
土岐遠征の旅は終わったのでした。
まぁ、土岐の思い出というより宿の思い出ですね。
今回はベーシスト・永井敏己さんのセッションで
「TOSHIMI PROJECT TOUR 2004」と称し、
飯田・土岐・福知山を回るプチツアーでした。
今まで訪れたことの無かった「岐阜県」。
何故今回訪れることになったのかというと、ライブの日程が土曜だったから。
距離よりも曜日を選んだわけです。
前回の東京でのソロライブから9ヶ月経過。
既に一定の時間がたつとライブを観たい!!と思う体質になっていました。
それで、ライブスケジュールをチェックして日程的に行けそうな「土岐」を選んだのでした。
ではライブ詳細へ。
【TOSHIMI PROJECT TOUR 2004 土岐BIRD&DIZ】
B・永井敏己 D・小森啓資 G・米川英之
【セットリスト】(一部不明)
1 Power Job
2 ?
3 Snake Oil
4 Calm in the Afternoon
5 プレイ・オブ・カラーズ
<休憩>
6 Spring Storm
7 Limelight(RUSH カヴァー)
8 奇跡
9 Broken Wings(Drソロ)
10 Rose Tea
11 ムーンライト・シンドローム
en ダンス・オブ・ザ・ハーレクイン(多分・・というのは実はこの時点では曲名が分からなかったのです。その後観たライブでこの曲を聴いて”あのときの曲だ”と思ったので・・もし当時のライブを観た方で「違う!」という方がいらっしゃいましたらご指摘下さい。)
【ライブ】
お店は郊外の国道沿い、といった場所にありました。
喫茶店風の建物で、周辺には住宅が並んでいました。
開場前にお店の前で小さい列が出来て並んでいたのですが、
何と!店内が見えるんです。
喫茶店風なので窓があってリハーサル風景が見えるんです!
待っている間リハーサルの音が聞こえるという経験はありますが、
見えたのは初めてです。
でも、わざわざ見るのは気が引けたのであまり見ませんでしたが・・。
7時過ぎ開場、8時頃開演だったと思います。
開演まではステージのセットを眺めて過ごしました。
米川さんは定番になってきたらしい青ラメギターと、もう1本黒いギター。
小森さんはこれまたラメの緑色。
永井さんは真っ赤なベースでした。
皆さん色とりどりでした。
【曲ごとの感想(ピックアップ)】
「Snake Oil」
永井さんが持ってきたというどこかのバンドのカヴァーの曲。曲紹介で「ヘビ油って何なんでしょうね!」と言われていたけどカッコよい曲でした。結構好きな感じ。
「Calm in the Afternoon」 米川さんの曲。この日初めて聴きました。ギターの音が心地よくてとろ~んとなるような曲・・時々激しかったけど。曲紹介のときに、「自分の曲なのに、(曲名を)ちゃんと発音できないんですよ」と仰ってました(笑)
「Limelight」 カナダのロックバンド「RUSH」の曲。米川さんがボーカルをつとめました。ノリの良い曲でした。演奏の音が大きくてボーカルが少々聴きづらかったかな。後にこの曲聴きたさに「RUSH」のアルバム買いました。
「奇跡」 ヤッパリ演奏の音が(以下略)。全体的には力強くてカッコよい仕上がりでした。ドラム・ベース・ギターの「奇跡」も良いなぁと思いました。
「ムーンライト・シンドローム」 小森さんの曲。難曲、と言われてました。
「Broken Wings」 実はこの曲大好きなんです。ライブで聴いてみたいとずっと思ってた曲です。夢が叶ってすっごく嬉しかったです。小森さんのドラムソロあり。永井さんと米川さんはその間退場。いやーーーー凄いソロでした。大丈夫?と思うくらい・・。後半米川さんは黒いギターに持ち替えて、永井さん曰く「禁断の階段上り」という打ち合わせには無かった2階(中2階?)へ上って行って弾くというシーンもありました!黒いギターはここだけの登場でした。
「Rose Tea 」 記念すべき福岡での初ライブで聴いた曲でした。
アンコール 米川さんの指の動きがめまぐるしくてすごかった!
【全体的な感想など】
ドラム・ベース・ギターということで、音の種類としてはシンプルかなと思いました。音量は凄いし圧力もかかってくる感じで「シンプル」とは程遠いですが・・あくまでも「音の種類」ということで。簡潔に表すと「重低音・骨太」でしょうか。結構好みだ・・と思いながら聴きました。
初めて拝見した永井さんは「安定」の人という印象。あまり動かず踏ん張って立ったまま黙々と弾いてらっしゃいました。指が長くてキレイな手!弾いている姿が美しかったです。余裕ありそうな表情で涼しげだったし。ベースは割りと高めの位置で。
小森さんは昨年同様非常にパワフルでした。ホテルの温泉で泳いだという話をされてました!1部と2部の間の休憩の時に楽屋に退場した後、「すみませんっ!!」という小森さんの大きな声が客席に響いてました(笑)
そして米川さん。時折目を瞑りながらも、大体は譜面をしっかり見て一生懸命弾いている感じでした。逆に自作曲はぱぁーっと開放されたような表情で。でも真剣に譜面を見つめながら弾くその眼差しも良いものですね~。今回、米川さんのまん前の席に座ったのですが近すぎて。お顔は殆ど見ることが出来ませんでした。その分演奏する手元をタップリ見られました。エフェクターのスイッチの切り替えも見えすぎるくらいに良く見えて、「今度は何番(の音)か~」なんて音の移り変わりを別方向から楽しんでました。
そんなお三方の演奏のイメージは、でっかいバイクに乗ってドババババッと走っていく米川さん!一体何処まで行くんですかーっ?てな感じでした。
【おまけ お三方の語録など】
米川さん
(ご自身のアルバム「INTO THE LIGHT」の紹介で)「歌とインストと半々で中途半端なアルバムです」・・・永井さんに「中途半端って・・」と絶句されてましたよ!
(ボーカル曲の前に)「(マイクの)スイッチが入ってないとしゃれになりませんからね・・あ、、あ、、(テスト中)」
永井さん
「インターネットで調べたらここは”喫茶店”となってましたけど、ライブハウスですよね??」(外観は本当に喫茶店風でした)
「DVD(小森さんの)やCD(米川さんの)、あそこ(レジ)に置いてあります・・置いてあるだけじゃないんですよ!・・・セットでどうぞ(にっこり)」
前日の飯田でのライブ後は何と朝6時まで飲んでいたとか!このツアーは別名「酒飲みツアー」だったようで・・・。
「今夜はそこまでできないな~・・・5時までかな?」というのは永井さんor小森さん(どっちだったっけ?)。「同じだ!」と突っ込む米川さんでした。
このライブの後はお三方の演奏が頭の中でいつまでも流れてました。
前回のセッション、Favor of My Friendsとは毛色が違って、共演者の違いでライブも全然違ってくると言う事を知った日でした。
「TOSHIMI PROJECT TOUR 2004」と称し、
飯田・土岐・福知山を回るプチツアーでした。
今まで訪れたことの無かった「岐阜県」。
何故今回訪れることになったのかというと、ライブの日程が土曜だったから。
距離よりも曜日を選んだわけです。
前回の東京でのソロライブから9ヶ月経過。
既に一定の時間がたつとライブを観たい!!と思う体質になっていました。
それで、ライブスケジュールをチェックして日程的に行けそうな「土岐」を選んだのでした。
ではライブ詳細へ。
【TOSHIMI PROJECT TOUR 2004 土岐BIRD&DIZ】
B・永井敏己 D・小森啓資 G・米川英之
【セットリスト】(一部不明)
1 Power Job
2 ?
3 Snake Oil
4 Calm in the Afternoon
5 プレイ・オブ・カラーズ
<休憩>
6 Spring Storm
7 Limelight(RUSH カヴァー)
8 奇跡
9 Broken Wings(Drソロ)
10 Rose Tea
11 ムーンライト・シンドローム
en ダンス・オブ・ザ・ハーレクイン(多分・・というのは実はこの時点では曲名が分からなかったのです。その後観たライブでこの曲を聴いて”あのときの曲だ”と思ったので・・もし当時のライブを観た方で「違う!」という方がいらっしゃいましたらご指摘下さい。)
【ライブ】
お店は郊外の国道沿い、といった場所にありました。
喫茶店風の建物で、周辺には住宅が並んでいました。
開場前にお店の前で小さい列が出来て並んでいたのですが、
何と!店内が見えるんです。
喫茶店風なので窓があってリハーサル風景が見えるんです!
待っている間リハーサルの音が聞こえるという経験はありますが、
見えたのは初めてです。
でも、わざわざ見るのは気が引けたのであまり見ませんでしたが・・。
7時過ぎ開場、8時頃開演だったと思います。
開演まではステージのセットを眺めて過ごしました。
米川さんは定番になってきたらしい青ラメギターと、もう1本黒いギター。
小森さんはこれまたラメの緑色。
永井さんは真っ赤なベースでした。
皆さん色とりどりでした。
【曲ごとの感想(ピックアップ)】
「Snake Oil」
永井さんが持ってきたというどこかのバンドのカヴァーの曲。曲紹介で「ヘビ油って何なんでしょうね!」と言われていたけどカッコよい曲でした。結構好きな感じ。
「Calm in the Afternoon」 米川さんの曲。この日初めて聴きました。ギターの音が心地よくてとろ~んとなるような曲・・時々激しかったけど。曲紹介のときに、「自分の曲なのに、(曲名を)ちゃんと発音できないんですよ」と仰ってました(笑)
「Limelight」 カナダのロックバンド「RUSH」の曲。米川さんがボーカルをつとめました。ノリの良い曲でした。演奏の音が大きくてボーカルが少々聴きづらかったかな。後にこの曲聴きたさに「RUSH」のアルバム買いました。
「奇跡」 ヤッパリ演奏の音が(以下略)。全体的には力強くてカッコよい仕上がりでした。ドラム・ベース・ギターの「奇跡」も良いなぁと思いました。
「ムーンライト・シンドローム」 小森さんの曲。難曲、と言われてました。
「Broken Wings」 実はこの曲大好きなんです。ライブで聴いてみたいとずっと思ってた曲です。夢が叶ってすっごく嬉しかったです。小森さんのドラムソロあり。永井さんと米川さんはその間退場。いやーーーー凄いソロでした。大丈夫?と思うくらい・・。後半米川さんは黒いギターに持ち替えて、永井さん曰く「禁断の階段上り」という打ち合わせには無かった2階(中2階?)へ上って行って弾くというシーンもありました!黒いギターはここだけの登場でした。
「Rose Tea 」 記念すべき福岡での初ライブで聴いた曲でした。
アンコール 米川さんの指の動きがめまぐるしくてすごかった!
【全体的な感想など】
ドラム・ベース・ギターということで、音の種類としてはシンプルかなと思いました。音量は凄いし圧力もかかってくる感じで「シンプル」とは程遠いですが・・あくまでも「音の種類」ということで。簡潔に表すと「重低音・骨太」でしょうか。結構好みだ・・と思いながら聴きました。
初めて拝見した永井さんは「安定」の人という印象。あまり動かず踏ん張って立ったまま黙々と弾いてらっしゃいました。指が長くてキレイな手!弾いている姿が美しかったです。余裕ありそうな表情で涼しげだったし。ベースは割りと高めの位置で。
小森さんは昨年同様非常にパワフルでした。ホテルの温泉で泳いだという話をされてました!1部と2部の間の休憩の時に楽屋に退場した後、「すみませんっ!!」という小森さんの大きな声が客席に響いてました(笑)
そして米川さん。時折目を瞑りながらも、大体は譜面をしっかり見て一生懸命弾いている感じでした。逆に自作曲はぱぁーっと開放されたような表情で。でも真剣に譜面を見つめながら弾くその眼差しも良いものですね~。今回、米川さんのまん前の席に座ったのですが近すぎて。お顔は殆ど見ることが出来ませんでした。その分演奏する手元をタップリ見られました。エフェクターのスイッチの切り替えも見えすぎるくらいに良く見えて、「今度は何番(の音)か~」なんて音の移り変わりを別方向から楽しんでました。
そんなお三方の演奏のイメージは、でっかいバイクに乗ってドババババッと走っていく米川さん!一体何処まで行くんですかーっ?てな感じでした。
【おまけ お三方の語録など】
米川さん
(ご自身のアルバム「INTO THE LIGHT」の紹介で)「歌とインストと半々で中途半端なアルバムです」・・・永井さんに「中途半端って・・」と絶句されてましたよ!
(ボーカル曲の前に)「(マイクの)スイッチが入ってないとしゃれになりませんからね・・あ、、あ、、(テスト中)」
永井さん
「インターネットで調べたらここは”喫茶店”となってましたけど、ライブハウスですよね??」(外観は本当に喫茶店風でした)
「DVD(小森さんの)やCD(米川さんの)、あそこ(レジ)に置いてあります・・置いてあるだけじゃないんですよ!・・・セットでどうぞ(にっこり)」
前日の飯田でのライブ後は何と朝6時まで飲んでいたとか!このツアーは別名「酒飲みツアー」だったようで・・・。
「今夜はそこまでできないな~・・・5時までかな?」というのは永井さんor小森さん(どっちだったっけ?)。「同じだ!」と突っ込む米川さんでした。
このライブの後はお三方の演奏が頭の中でいつまでも流れてました。
前回のセッション、Favor of My Friendsとは毛色が違って、共演者の違いでライブも全然違ってくると言う事を知った日でした。