ヤノベケンジ 「となりの晩ごはん」プロジェクト

金沢21世紀美術館友の会zawartによるヤノベケンジ「となりの晩ごはん」プロジェクト 専用ブログ

第16回となりの晩ごはん 「東元夫妻と愉快な仲間」:ドローイングにダメ出し?

2004-12-27 20:42:52 | 第16回:東元さん宅
さてさて、おなかもいっぱいになりました。ヤノベさんはドローイング描き。「できました」と渡したとたん、ブーイングが!
「となりの晩ごはん』始まって以来、初めて? 修正するヤノベさん。


何がいけなかったかって? 「能登牛」が描いてなかったんです。そりゃマズいでしょ。

修正後のドローイングです。


たっぷりのご馳走を食べきれなかった我々は、「お持ち帰り」させていただいた。お留守番の学生さん達にも喜んでもらえました。ほんとうにありがとうございました。

また、記録のアップが遅れてしまい、ほんとうに申し訳ありませんでした。


(haruki)

第16回となりの晩ごはん 「東元夫妻と愉快な仲間」:SMOKE ON THE TABLE

2004-12-27 20:20:34 | 第16回:東元さん宅
宴もたけなわ、という頃、キッチンのテーブルから煙が!
東元さんのだんなさま、安魚さんの出番です。そのままロックコンサートでギターでも弾いていそうな雰囲気ですが、ここでは、焼き肉マスターです。これが「能登牛」。もぉ、思い出しても舌がとろけそうなくらい、うまかったー!



この日、安魚さんが焼いていたのは能登牛だけではありません。「焼きもの」=陶器も焼いていたんです。2005年の干支だということで、鳥の香立て。こちらも作りたてです。


(haruki)

第16回となりの晩ごはん 「東元夫妻と愉快な仲間」:明日の晩ごはん?

2004-12-27 20:19:28 | 第16回:東元さん宅
ごはんはおいしい,みんな楽しそう。でも...?
誰かが説明し始める。「このプロジェクトは、『明日の晩ごはん』って言って...」
えっ?あれ?

そう,みんな持ちよりごはんしてみたものの、この宴の趣旨を理解してなかったことが判明。
急遽、ヤノベさんと黒沢学芸員による講義が行われる。
「え~、いいですか、みなさ~ん」



皆さん納得の後は、美術館の話も熱く語られていました。一方、まだ行ってないという方もありいろいろです。
でも、皆さん共通するのはアートが好きなこと。東元さん達は普段からこういう持ち寄りパーティをやっているのですって。
だから、「いつもの宴会だ」と思ってもしょうがないよね。
こうして集まってアート談義に花を咲かせられる仲間に囲まれている東元さんは、とても生き生きとして楽しそう。こういう暮らし方も、「Life with Art」。いいなぁ。すてきな仲間達、大切にしてくださいね。


(haruki)

第16回となりの晩ごはん 「東元夫妻と愉快な仲間」:ヘルシーメニューもりだくさん!

2004-12-27 20:00:52 | 第16回:東元さん宅
なごやかに、にぎやかにすすむ宴。お料理はどれも,身体に良さそうな感じ。食べるごとに,身体が健康になっていく感じがしました。

これは美味! とヤノベさんも連発した、鶏の酢醤油煮。


黒豆ごはんのおにぎり。私,これはおなかにしみました。


ヘルシーおいしい,カボチャとサツマイモのサラダ。


(haruki)

第16回となりの晩ごはん 「東元夫妻と愉快な仲間」:とにもかくにも

2004-12-27 19:33:55 | 第16回:東元さん宅
不安と期待とが入り交じりながら,通された部屋には、すでにクタクタに煮えたかに汁の鍋や、ピカピカと光る刺身などが所狭しと並び、我々を待っていた。部屋のあちこちに楽器があり,さらに「所狭し」度をあげている。



まだ、お友達が到着されてないとのことでしばし待つ。既にまったり,馴染んだ感じですがまだ開始前です。



カニ汁なべもみんなを待つ。


なぜか,鍋の前に青いボンゴ。「鍋を取る人はボンゴを叩く」という掟。(結局はなし崩しになるが)



ほぼ揃ったということで、「いただきます」。



(haruki)

第16回となりの晩ごはん 「東元夫妻と愉快な仲間」

2004-12-27 19:00:42 | 第16回:東元さん宅
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美術館出発18:15
ホスト宅到着19:00
ホスト宅出発22:00
ホスト:東元トコさん(染色造形家・松任市在住)
ホスト側同席者;東元安魚さん(染色家)と仲間達(5名)
参加者:ヤノベさん、黒沢さん(金沢21世紀美術館)、大西さん(IMI)、井上くん(京都造形芸術大学)、はるき(zawart)
記録:はるき(zawart)
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《波乱含みのスタート》

第16回「となりの晩ごはん」は、暮れも押し詰まる12月27日、松任市にお住まいの東元トコさん宅にて行われた。
年末年始の風情が失われつつあるとはいえ、仕事納め前後の慌ただしい中、zawart では記録係がなかなか見つからず、はるきの出番となった。報告遅くなってすみません。ようやく報告書いています(現在1/14)。書いては出していきますのでお楽しみに。

東元トコさんは、現在金沢21世紀美術館が行っている、市内の小中学生全員を美術館に招くという挑戦的プロジェクト「ミュージアムクルーズ」のスタッフ「クルーズクルー」の一員として活動しておられる方。そういう事情で、「ミュージアムクルーズ」担当者の黒沢さんもお招きいただいた。

が。
当日、お約束の時間は18:30東元さん宅。松任市になるので、17:30頃には出なくちゃね、とプロジェクト工房では準備をしていたのに、黒沢さん、17:45になっても現れない。

 ヤノベ「もう出んとあかんやろ」
 新谷「17:30まで会議だって言ってましたよ」
 はるき「電話してみるわ」
  (ppp...:電話をかける)
 黒沢(電話)「あと5分で終わるから待って」
  (電話を終えて)
 はるき「この5分が15分、だったりして」

5分経過。状況に変化なし。

一同、かなり焦り始める。
もう一度コール。「もうちょっと!」
そうこうするうち、18:00を回ってようやく出発となった。「この5分が15分」、こんなこと当てられても嬉しくなーい。

《一難去ってまた一難》

ほっとするのも束の間、一同を再び試練が襲う。
道路が渋滞しているのだ。年末だからか、いつもより車が多いようだ。もう一方の道を選んだ方がよかったかも…。
東元さん宅に電話する。
 はるき「…で、到着がちょっと遅くなりそうなのですが、よろしくお願いします…」
 トコさん「道は分かりますか?」
 はるき「大丈夫だと思います、またわからなかったらご連絡します」
しきりに道が分かりづらいからと心配してくださるのだが、この時点ではまだ迷うレベルまで進んでいなかったのだ。それに待っている間ずっと地図で予習していたので、行き方は把握しているつもりだった。ただ、渋滞は予測できなかった。

渋滞を抜けるとかなり近づいていて、予習の成果もあり順調に進んだ。最後に大通りから入るところの目印とされていた、「魚ギャラリー」の看板が暗くて見えなかったため通り過ぎてしまったが、初めてくるところだし、仕方ない。
ようやくその目印を見つけて入っていくと、イルミネーションで飾られた可愛らしい建物がまず目に入ってきた。赤い光が暖かく感じられる。冷たい雨が降ってきたようだった。

「こんばんは~。遅くなりました~」

《驚愕の歓待が我々を待っていた》

玄関先で我々を待っていたのは!
 ♪トントコトコトコ…
なんと、太鼓の演奏だった!! 「うぬわっ!」ヤノベさんの驚く声。ここはアフリカ?それとも南の島? 未開の地に入っていった探検隊が歓迎されてるみたいなものか? それとも何か怪しげな儀式でも始まるのか? 
いや、近づいてみれば、演奏しているのは、昔のNHKテレビ番組「できるかな?」の「のっぽさん」に似たスリムなおにーさん、しかも少し腰が引けている?

あっけにとられ、促されるままに中に入って気づく??しまった!カメラ間に合わなかった!!
ふと、大西さんを見てみる。彼女は、ヤノベチームでは映像を担当している。
…さすがだ。ビデオカメラONになってる。

### というわけで、この項、画像はありません ###

さて。前置きが長くなりました。
歓迎されているのか厄払いされているのか、あっけにとられたまま、通されたお部屋には、
お皿もお鍋も楽器もいっぱい!
「歓迎」ではあるようですよ、ヤノベさん。
(つづく)

[haruki]