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栃木小1女児殺害事件「犯罪の連鎖」

2005年12月06日 | Weblog
栃木小1女児殺害事件「犯罪の連鎖」

12月1日、「広島小1女児殺害事件」の犯人が逮捕され、世間の“恐怖”が一段落して、誰もが「ほっと」胸を撫で下ろした矢先に、この事件が起こった。ある意味で広島の事件が解決したことで、全国の人々に瞬間的に“安堵”の気持ちが広がったのかもしれない。心の間隙を突いた、というのだろうか?

しかし、実際には「犯罪の連鎖」が起こってしまったわけである。
ある犯罪が起こった場合に、それを模倣するような犯罪が連続することがある。
初めの犯罪に触発されて、同一の犯罪を犯すことへの“動機付け”を与えてしまう。
心に内在する“悪”の感情を、ぎりぎりの場所で押さえ込んでいたものでさえ、なんらかの“きっかけ”でその”悪意性”を発露してしまうのだ。

もちろんその犯罪を模倣した人間に「初めの事件に触発された」と言えたとしても、犯罪における“罪の軽減”など赦されるはずもないのだが。

ただ、「犯罪の連鎖」はこれからも起こり得る。“悪意性”が高ければ高いほど、それを“崇拝”すらする“狂気の人間”が涌き出てくるはずだ。その人間達に“理性の言葉”は届かない。
弱い人間はただ防戦するだけなのか?



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