きっこのブログ(orきっこの日記)で、野口英昭氏関係の記事が更新されました。野口氏の妻のメールで、沖縄に行って、警察や監察医に行ったことやインタビューの「編集」によって「真意ではない」発言だけを取り上げられた、といっている。
これは「マスコミマジック」なのであろうか。マスコミの都合のいい情報だけを「ニュースにする」という、情報操作なのであろうか?
しかし、妻の行動が、熟慮されたものではない、との指摘も、私は肯定する。
「警察」という海千山千の強力な権力構造に立ち向かうには、あまりにも「丸腰」なのである。弁護士や医者、防犯ビデオなどに詳しい人などを集めて、沖縄入りするべきであったのである。全くこれらの専門の知識がない「身内」だけで、行動したことが、警察の「言いなり」になった原因であろう。
空港のビデオを見せられたようであるが、警察が提示したビデオの真偽を、短時間で「分析」することなど、素人には出来ないのである。
「疑惑の“四人”が映っていなかった」との説明を受けたらしいのだが、野口氏本人を探し出すことも出来ないのなら、当然「四人」を判断することなど、「不可能」なのである。これって、広い銀河系で「太陽」の位置を特定しなければ「地球」を探し出せないことと似ている。
中心核になる「野口氏」の周りにしか、「四人」はいない。
だから、警察の言う「四人はいなかった」という事実は、
野口氏をビデオで確認して、初めて成り立つ「確たる結論」なのである。
その点を追求して行く「力」が野口氏の妻にはなかったとしか、言いようがない。
本当にこの事件を解明したいならば、「事件解明弁護団」を組織する必要があるのである。一般の人間が解明できる問題ではない。しかも、この弁護団を結成できるのは、野口氏の身内だけなのである。事件解明のキーマンとしての役としては、この「妻」には荷が重過ぎる。
単独でこの事件に首を突っ込んでも、逆にねじ伏せられる。このまま、事件を単独で当たるとすれば、「本当は事件を解明する“振り”をするパフォーマー」と言われても仕方がないように私には思える。