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日日是好日(?)日記

つれづれなるままにサッカー、フィギュアスケート、ときどき映画など。

戦い済んで・・・~スケートアメリカ・女子シングル~

2008-10-27 22:41:27 | 滑走一直線
中野2位、安藤は3位=金妍児が優勝-スケートアメリカ(時事通信) - goo ニュース

まずは中野さん、2位おめでとうございます

昨日のSPでは何か硬くなってるな~という印象でしたが、今日、帰宅して真っ先にTVをつけたらちょうど中野の演技中で、スパイラルの前あたりから見たのだけれど、なんとまあ綺麗なスパイラルだったことか

つま先でちょんちょんと跳ねるようなステップも可愛らしく、可憐なジゼルでしたね

娘に付き合って毎回フィギュアを見ている(見せられる)老父も、「今日はにこにこしていて良いわ~」と言っていたのですが、今日の中野は表情も笑顔でしたし、ジャンプ、ステップなど全体的に軽やかな感じでとても良かったです

そして、キム・ヨナ
やっぱりキレイですよね…

昨日のSPでも思ったのですが、この人はもちろんジャンプも跳べるんですけど、それ以外のところでほんとに見る者を魅了しますね
「妖艶」とも言われますが、指先までエレガントで、清楚な雰囲気なのに、すごく大人っぽい色香があったりして、いろんな表情を出せる選手だと思います。

この人については、採点の面で点数つけすぎなんじゃないか、という意見もあるようです。確かに、今日もジャンプで回転が抜けたりしましたし…ただ、それでもやっぱり、他と比べると格が違う感じでしたし、ある意味優勝は見えていた気がします。

そして安藤。3位は本人には不本意かもしれませんが、昨季のことを考えれば、上出来なのではないでしょうか?

以前に比べ、身体もずいぶん絞れてきたし、ジャンプも決まるし、昨季に比べて格段に良くなってきているな、と思いました。

ただ、SPのステップでの転倒や、FSのスパイラルのミスなど、つまらないミスが多かった。何となく、ジャンプに力を入れすぎてほかの部分が雑になっている感じがします。4位、5位のフラットや長洲の演技を見ていないので、比較はできないけれど、3位はそういった雑なところが反映された結果だったのではないかと思います。
上位の2人はジャンプ以外のところも大変美しく滑っていたと思うので…

余談ですが、安藤もFSは「ジゼル」なんですね…
う~ん

ご本人とファンの方には申し訳ないのですが、個人的には、あんまり彼女のイメージに合わない気がします。

私は昨季のFSの「カルメン」が結構好きだったのですけれど、やっぱり、安藤の個性はどちらかというと「清楚・可憐」の対極にある感じなので、男に弄ばれたあげく捨てられて世をはかなむ悲運の村娘よりは、もっと派手で極彩色な女性の方が似合うような気がするんですけど…どうでしょう??

それと、4回転、跳ぶかどうしようか迷っているなら跳ぶって言わない方がいいと思いますし、言っておいて結局跳ばないのなら、なおさら言わない方がいいと思いますね。

ほか、SPだけしか見ていないのですが、長洲未来、かなり背が伸びていたので、前に見た時より見た目はずいぶん大人っぽくなってましたね~。でも、インタビューで「最近覚えた日本語は’イケメン’です☆」とか言っててずっこけました

しかし、彼女は堂々としてますね~。フラットみたいにがちがちに肩に力入れて出てくるかと思ったら、なんだかのびのびと滑っていて末恐ろしいです

フラットの方もすごく緊張しているのが伝わってきましたが、いったん曲が始まって滑りだしたら、とても落ち着いていて、きっちり決めるところは決める感じでしたし、今後どんどん伸びてきそうな選手だと思いました

さてさて、今週末はスケートカナダ。
笑顔全開Girl Nextdoorの武田奈也の滑りが楽しみです









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柔よく剛を制す~スケートアメリカ・男子シングル~

2008-10-26 23:31:50 | 滑走一直線
男子の小塚が初優勝=女子SPは安藤2位、中野3位-スケートアメリカ(時事通信) - goo ニュース

いやいやいや、小塚くん勝ちましたね~
なにはともあれ、おめでとうございます

実は、昨日のSPで3位ということで、今日の午後、youtubeでSP、FSともに動画を見ていて、観終わってパソコンの電源を切ろうとした時にニュースでこの結果を知ったのですが…

正直、まさか優勝とは思っていなかったので驚きました
試合後のインタビューを見てたら本人も驚いてましたけど…

自分の予想では、ライサチェクとウィアーで1位、2位は堅いだろうし、小塚は3位に入れたらいいな~と思ってたのですが、予想以上の結果で嬉しいです

夜のTV放映で上位3名のFSを見ましたが、3人とも4回転は失敗していたし、ジャンプの出来に遜色はなかったように思うので(小塚は後半のトリプルジャンプで手をついてましたが)、その他の部分でいかに差がついたのか、ということだったのだと思います。

シロート目では、長い手足を活かしたパワースケーティングのライサチェクより、やっぱり小塚の流れるようなスケーティングは美しかったので、「剛」のライサチェクに対して「柔」の小塚が勝った、という印象です。

柔と言えばウィアーもそうなのでは?とも思いますし、3人の中で一番そつなく滑ったのは彼でしたが、私の印象では、ウィアーは見た目は「優」ですが、今回の滑りは結構「骨太」な印象だったので、そのギャップがちと中途半端な感じがしました。

スケーティングやスピンだけでなく、小塚はスピードもありましたね~。それに、あのジャンプの安定っぷりは素晴らしいです

ともあれ、今回の優勝で今季最高のスタートが切れたわけですし、GPファイナル進出に向けて、次のフランス大会ではぜひ4回転の成功を見たいですね!!何しろフランス大会には4回転の王者ジュベール様も出ますから

しかしまあ、テレ朝も、あんなに安藤と出てもいない浅田真央に時間を割く必要はないんじゃないですかね?!それより男子のSPも見せてほしかったよ

そして、佐野稔さん、小塚くんがジャンプ失敗して手をついたら、すかさず「手をついたのは見えなかった!!」って…

見えてるよ!!

って、TVの前で見守る1億人(?)のツッコミが聴こえましたよ、ほんとに。

まあ気持はわかるんですけどね…
でも、修造さんもいるし、基本的にいい人路線ですよね、テレ朝の解説者って。









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シーズン開幕

2008-10-25 00:30:11 | 滑走一直線
フィギュアGPシリーズ公式練習、安藤ら好調アピール(読売新聞) - goo ニュース

以前に、フィギュアスケートも好きだということはどこかに書いたと思うのですが、せっかくなのでカテゴリー作ってみました。

さて、2008年のシーズンも明日からいよいよ開幕です。

第1戦となるスケートアメリカ。日本からは男子が小塚、女子が安藤、中野が出場しますね。その他の有力選手としては、男子がライサチェク、ウィアー、女子はキム・ヨナ、マイズナー、そして長洲未来も出ます。

男子はライサチェク、ウィアーの2人に、あとはヴァン・デル・ペレンあたりが絡んでくるのかなと思いますが、小塚がどこまで食らいつけるか楽しみです。

日本の男子では何といっても高橋大輔ですけれど、私は小塚のスケートがとても好きなのです。

まだ若いですし、今4回転も練習しているということですが、まだまだジャンプの安定感が足りない気はするものの、この人はとにかく滑りが美しいのです。なめらかで正確なスケーティングと、全身を使った柔らかな表現は本当に優雅で、雰囲気のある滑りができる選手だと思っています。ちょっと、表現の点でまだまだ照れがあるみたいですが…

そして、女子は初戦から見応えのある顔ぶれになったな~と思います。

まあ、安藤は調子次第でどうなるかわからないのですが、キム・ヨナ、中野の上位は堅いと思うので、あとは長洲未来とマイズナーが気になるところです。

しかし、長洲未来はまだまだ幼い感じですよね~。先々怖い存在ではあるけれど、シニアへの本格参戦1戦目ですから、どこまで行けるか…でも、そういう状態の方が何も考えずのびのびと滑れそうなので、結構いいところにつけてくるかもしれませんね。

マイズナーも昨季はパッとしなかったですが、もともと力のある選手だし、この人も優勝候補の一角として怖い選手です。見た目は可愛いんですけどね。

何にしても、中野とキム・ヨナは大好きな選手なので、見られるだけでも楽しいです。

そして、安藤はどうなることやら。
ついに伝家の宝刀(?)4回転は出るのでしょうか??
そして、決めることはできるのか??

実は、yahooニュースでも同じ記事があったのですが、そのコメント欄がとにかくすごい勢いで安藤についての賛否両論で燃え上がっていて、安藤が気の毒やら、でも否定的コメントを寄せたくなる気持ちもわかる気がするやら、大変フクザツな思いがしました。

けがもありますが、彼女の欠点としてよく挙げられる精神面での弱さ、プレッシャーに弱いというのは、自分も同じタイプなので、そう思うとなんだか可哀想にも思うのですが、それでも、それに打ち勝たなければ勝利を手にすることはできません。

この点、やっぱり浅田真央は強い。特に、昨季の世界選手権のFSで、冒頭の3アクセル失敗からの立て直しは本当に凄かった。ああいうことって、なかなかできないと思うので…

日本人の女子選手は浅田をはじめ、清純可憐、といったタイプのスケートの人が多い中、安藤はダイナミックなジャンプとドラマティックな演技力とで、彼女にしか滑れないモノを持った選手なので、なんとか今年はうまく自分をコントロールして、他の強豪とともに上位争いを繰り広げてほしいと思います。

そのために、まずは明日、いいスケートを見せてくれることを期待しています。




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ランビエールの引退

2008-10-18 00:17:04 | 滑走一直線
ランビエル 負傷で第一線から引退(スポーツニッポン) - goo ニュース

今日の昼間、このニュースを知ったとき、突然のことに一人で大騒ぎしてしまいました…

今年の夏、「ドリーム・オン・アイス」に出場した時には、彼のフラメンコのあまりの華麗さ・カッコ良さに思わず周りの音も一瞬にして消え去るほどうっとりさせられたところだったのに、そんな、引退を余儀なくされるほど不調だったなんて…

今季は昨年の世界王者バトルも引退表明している中、今月下旬からGPシリーズも開幕しますし、高橋大輔、ジュベールとこの人の戦いをとても楽しみにしていたのですが、とても残念です。

ランビエールといえばフィニッシュの前の高速スピンが有名ですが、高いスケート技術に裏打ちされた華麗でドラマティックなプログラムを表現するその滑りは、まさしく「芸術」でした。

高橋も、彼の最大の武器であるステップワークを活かした高い表現力が持ち味ですが、高橋とはまた別のタイプのドラマティックさを持った選手だったので、二人の競い合いはとても見応えがありました。そして、相変わらずの強さを誇るジュベールは、複数の4回転ジャンプを跳べるまた違ったタイプのスケーター(言うなれば「パワースケーター」ですね)なので、これまた面白い戦いだったのですけれど…

個人的には本当に残念ですが、これからもプロとしてスケートを続けていくようなので、また機会があれば是非あの華麗なフラメンコで魅せてほしいな、と思います。



コメント (2)
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