日日是好日(?)日記

つれづれなるままにサッカー、フィギュアスケート、ときどき映画など。

A letter from...

2009-12-29 00:21:42 | 滑走一直線
スケートとは直接関係ない話ではありますが、12月22日からクリスマスをはさんで昨日にかけての帰京中、現住所の方に思いがけず素敵なクリスマスプレゼント(?)が届いていましたのでちょっとご紹介を。

発端は12月23日でした。

現住所(実家)に残った老父から携帯にメールが来て、「アメリカから手紙が来ている。差出人は書いていないが、たぶんHさん(兄の婚約者・シアトル在住(日本人))ではないか」というのです。

とりあえず、電話して聞いてみたところ、宛名は英語で書かれていて、確かに私あてなのだけれど差出人は一切書かれておらず、英語の読めない父にはわけもわからないし、Hさん以外にアメリカから手紙の来そうな心当たりもないので、まあ、彼女でしょうということになったのですが…

まあ、時期的にはクリスマスですからクリスマスカードを送ったと考えればおかしくはないのですが、それにしてもHさんであれば差出人くらい書くだろうし、そもそも宛名も日本語で書くのではないかと思ったので、なんだか妙な話だなあと思ってはいたのですよ。

なので、あるいは以前に仕事で知り合ったあめりかんずの誰かか、もしくは以前にハワイで買い物をした店からDMでも来たのかもしれないとは考えたのですが、仕事の知り合いとはメールのやりとりはあっても住所を教えてはいないですし、まあ、DMだろうね、と思っていました。

いずれにしても、この時点では、差出人があの人たちだとはまったく思いつきませんでした。

そして、昨日。東京から自宅へ戻ってきました。一足先に兄が帰省していて駅まで迎えに来てくれたのですが、兄もその手紙についてはHさんだと思うと言っていて、ただし、差出人を書かないのは何でだかよくわからん、という話をしながら帰ってきたので、まあ、DMではなさそうだなと思ったのですが…

家に着いて、渡されたのはブルーの封筒。

その表に書かれた私の宛名の文字を見て、日本人の字ではないな、と思い、その上の消印に目をやった瞬間、はっとひらめきました。

消印は、デトロイト。デトロイトはミシガン州です。
そう、ミシガンから手紙が来るというのはこれしかない、マイアとアレックスだ!!

ということで大急ぎで開けてみましたら、これがなんと大正解
まさしくマイアとアレックスのシブタニ兄妹からのお礼の手紙だったのです。

このブログにもたびたび書いているとおり、私は彼らのファンであり、先日東京で開催されたJGPFも彼ら目当てに観戦に行ってきたところです。その際の応援話は以前のエントリーを参照していただくとして、実は、自分でもやりすぎかとは思ったものの、そのときに彼らあてにメッセージを付けてプレゼントを贈ったんですよねで、一応その中に住所を書いておいたと、こういうわけです。

しかしまあ、まさかこんなことになるとは思わなかったので大変びっくりしました\(◎o◎)/!でも、非常に感激しましたね~

丁寧に書かれたお礼の言葉とクリスマスメッセージに添えて、JGPFのメダルをかけた彼らの写真にサインを入れたものが同封されていました。筆跡の感じからすると、本文の書き手はマイアちゃんだろうと思います。いやいや、彼らも忙しいだろうに、本当にいい子たちですね~嬉しいです~

少し見るのが遅れてしまったけれど、素敵なクリスマスプレゼントでしたもう、ほんとにほんとに宝物ですね大切にしまっておこうと思います

そしてこの先も、シブタニズの2人が毎年素晴らしいシーズンを過ごせるよう心から祈るとともに、ずっと彼らを応援していきたいと思います。まずは年明けの全米(ジュニア)での活躍が楽しみです

Go Maia & Alex ! I hope you two have more wonderful & successful season ever
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戦い済んで・・・その2 ~ フィギュアスケート全日本選手権・女子編~

2009-12-28 00:47:47 | 滑走一直線
真央、4連覇で初の五輪代表=鈴木2位、中野3位-全日本フィギュア〔五輪・関連〕(時事通信) - goo ニュース

続いて女子です。

いや、しかし。
TV観戦とはいえ、こんなに息の詰まる試合もありませんでした。

そして、結果が出て。
言葉は悪いけど「なんも言えねー」とはこのことですね…ううむ…

とりあえず、良かった人から行きましょう。

何といっても浅田真央選手。
4連覇達成&五輪代表決定おめでとうございます

浅田選手に関しては、調子さえ戻っていれば何も心配することはないと思っていたものの、タラソワコーチが帯同しないとかいろいろ余計な情報から一抹の不安がぬぐい去れなかったのですが、SPの冒頭の3Aを降りた瞬間、大丈夫だ、と思ってほっとしました。

実は女子のSPはコメント欄でおなじみの友人さーしゃ夫妻のお宅で観戦していまして、そのジャンプを見たとき彼女たちは即座に「回転不足?」と判定しておられたのですが、私にはよくわからなかったのです(^_^;)たはは…観戦歴の浅さが露呈した瞬間でした(汗)

まあ、それはさておき、今回の大会では順調に調子が戻ってきているようで安心しました。何より、1位で五輪決定だったのは本人はもちろんですが、こちらもほっとしたというか…もちろん彼女の実力からすれば1位にならなくても代表には選ばれるだろうと思っていましたが、それでは何かしこりが残りそうな気もしたので、1位通過で文句なしの選出で良かったと思うのです。

あとは四大陸選手権を経て、本番を待つばかりですが、五輪でも会心の演技、満面の笑顔が見られるようにと思っています。

そして、ここから先が本当になんとも言えない結末でした。
正直、五輪代表争いに関してはここが一番激戦だったわけで、大会前から、五輪の出場枠が4枠あったら…と何度思ったか知れません。

結果的に、2位の鈴木明子選手が出場枠を獲得し、3位の中野友加里選手は前回のトリノ五輪に続き涙をのむことになりましたが、真面目に両方とも出してあげたかった。

どちらもすごく好きな選手なので、今回の大会を見ているだけで本当にこちらまで緊張で息がつまりそうでした。

2位の鈴木選手と、3位の中野選手。0.17というわずかな点差は、一体何の差だったのか…

おそらく、それは、自分を押しつぶそうとする緊張感、プレッシャーとの戦いから自らを解き放つことができたかどうかの差だったのでしょう。緊張の糸を自らの滑りでほどいて見せた鈴木選手と、技術的には素晴らしい力を発揮しながら最後まで何かをほどき切れなかった中野選手ということになるのでしょうか…

とはいえ、2人とも本当に素晴らしい演技でした。SPに関しては双方ともに今季一番良かったのではないかと思います。ただ、中野選手はずっと表情が硬いままでしたが、鈴木選手はもう、最初のポーズの時からいい表情で、滑り終わった後も「やってやったわ!」みたいな感じで自分十分でしたね。

FPについては、さすがに鈴木選手も最初はかなり緊張の面持ちでしたし、前半の3Loのあとには転倒もあったのですが、この人はもう後半に向けてどんどん調子が出てくる選手なので、最後のストレートラインステップなんかはまさに彼女の真骨頂でめちゃくちゃに生き生きしていてとても良かった。五輪出場決定は本当に良かったと思います。おめでとうございます!五輪でもまたあの躍動感あふれるリバーダンス&マリアを見られることを本当に楽しみにしています

ただ、中野さんの「火の鳥」もキレがあって素晴らしいカッコ良さでしたし、点数もかなり出ていたので本当に最後までわかりませんでしたね。中野さんの今季のプログラムはSP、FPともにとても好きなプログラムなので、五輪は残念でしたが、世界選手権ではぜひまたスピード感あふれるキレキレのパフォーマンスを見せてほしいと思っています。

安藤さんに関しては、4回転を跳ぶかなと思っていましたが、無難にまとめてきましたね。ただ、SPとFPの前半の出来は今季一番良かったと思います。まあ確かに、勝つことに焦点を絞れば4回転は必ずしも正解とはならないのでしょうし、それよりパフォーマンス全体の質を上げることにこだわるのは戦略として間違いではないので、上手く五輪にピークを持って来られるように調整をしっかりしてほしいと思います。

しかし、最終滑走の村上佳菜子選手。
JGPFで生で見たときも良かったですが、やっぱり上手いですね~。
実際、今回も安藤さんに次ぐ5位ですが、村主さんの上なんですよね。
もって生まれた才能だからそれは素直に素晴らしいことですが、しかし、あの年であれだけやられてしまうと上の選手はつらいだろうと思います。

TV放送で見ていて、元・山田門下と現・山田門下ということで、同じコーチの指導を受けたせいなのか、何となくジャンプの感じやステップ、スパイラルなど滑りの感じが浅田真央選手に似ている気がしました。それは置いておくとしても、これからまだまだ伸びていく選手ということを考えるとなんだか末恐ろしい気もします。
次の五輪の時は間違いなく中心選手ですね。楽しみです。

今回の結果については、ある意味、胸中複雑な思いはありますが、それぞれがべストを尽くした結果なのですし、何より素晴らしい戦いだったと思っています。
五輪代表に決まった選手には、いろいろプレッシャーもあることとは思うけれど、とにかく思いっきり自分の演技ができるよう、健闘を祈りたい。そして、残念ながら選考に漏れた選手も、世界選手権や四大陸選手権などの国際大会が控えていますので、そちらでまたベストの演技を見せられるよう頑張ってほしいと思います


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戦い済んで・・・ ~フィギュアスケート全日本選手権・男子編~

2009-12-27 23:27:22 | 滑走一直線
高橋がV、3位小塚も五輪へ=女子SP真央トップ-全日本フィギュア〔五輪・関連〕(時事通信) - goo ニュース

全日本選手権が終了しました。
そして、バンクーバー五輪に出場する代表選手が決定しました。

男子はまあ、順当と言ったところでしょうか。

もちろん高橋大輔のSP、FPはともに素晴らしかったです☆
しかし、国内大会ということもあってやや点数は出過ぎの感もありますが…(^_^;)
まあ、これは彼だけの話ではなくて女子も含めて全体にご祝儀大盤振る舞いな感じはありましたけど。

それはさておき、高橋君は今回はいろんな意味で余裕を持って滑れていたように思いました。そして、FPの「道」は本当に演じ切っていましたね~。いつもながら素晴らしい表現力でした。今までの情熱ほとばしり系(?)プロとは方向性は全く違うわけですが、道化師を本当にチャーミングに演じていて、大好きなプログラムなので、オリンピックで見られるのが本当に楽しみです。

そして小塚くん、代表決定おめでとう~☆
昨季の大躍進からすると今季はこれまでなかなか苦戦していたと思いますが、この大会でもまだ消化しきれていないのかな?という印象でした。それでもやっぱり高橋、織田に次ぐ位置につけられるのは彼しかいないのも事実。無良くんはSPはそこそこ良い出来だったと思うのですが、FPの方が本調子でなかったですし、表現力や滑りのクリーンさではやはり小塚くんの方が上に来ますので…あとはオリンピックに向けて、一皮剥けるというか、なんかこう、突き抜けてほしいかなと思います。

織田くんに関しては、落ち着いて持てる力を出せれば全然心配ないんだな、と思っています。どのジャンプを見ても全く同じ姿勢でランディングできるのは本当にすごいですね。

今回は男子の放送がかなりカットされていて、あまり多くの選手を見られなかったのがとても残念でしたが、南里君のSPと郡山君のFPのステップがとても印象に残っています。

南里君は王子度が増してましたね~。昨季の後半あたりからケガがあって思うように滑れなかったと思いますが、諦めないで頑張ってほしいと思いました。

郡山君に関しては初めて見たのですが、本田武史さんに似てますね(笑)まあ、それはおいといて、最終グループで迎えたFP「リバーダンス」、正直、ジャンプとか前半は「あれ?」という感じだったのです。きっとものすごく緊張していたせいだと思うのですが、なかなかジャンプは上手くいかないし、何となくスピード感に欠ける感じで???と思っていたら、後半、ステップ部分がものすごく良かった。
素直に感心しました。しかし、やはりそれ以外の部分がステップの出来に追いついていないので、もう少し総合力がつけば面白い選手なのではないかと思いました。

しかし、●ジテレビさん、羽生君と中庭君は見せてほしかった…(泣)
それが本当に残念です。

とはいえ、代表も決まりましたし、あとは本番に向けてそれぞれ頑張ってもらうのみですね。表彰台、できればその真ん中に日本の選手が立ってほしい。特に男子はものすごい戦いになると思いますが、日本男子諸兄の健闘を祈りたいと思います
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日本人選手の移籍ほかについて

2009-12-20 19:58:12 | 日々是蹴球
ひさびさにサッカーの話題を。

さる12月4日には来年6月のW杯のグループ分けも決まり、欧州CLも16強が決まり、昨日はバルサがCWCを制しました。何から書いていいのか分からないのでとりあえずこれらの話題から↓

サッカー、本田がロシア移籍か CSKAからオファー(共同通信) - goo ニュース

本田の後釜候補!?VVV、香川に白羽の矢

小野が清水に移籍、岡崎とホットライン

W杯イヤーへ決断…稲本もJリーグ復帰へ

英タイムズが去就報道も俊輔「知らない」

この中で現実味があるのは本田君と、小野・稲本の黄金世代のJ復帰かなと思いますが…

本田君のロシア移籍は実現したらなかなか興味深いことになりそうですね。
CLのところでも書いたけれど、最近ロシアのクラブチームも強くなってきているようだし、まだまだ未開拓の良い選手がいそうですし。

まあ、ロシアに行くにしても、またオランダ国内で上位チーム移籍を模索するにしても、新たな環境でVVVで見せたような力を発揮できるかどうかがカギですが、適応に時間がかかるようだと6月のW杯のメンバー入りは厳しいのではないかと思います。その意味では時期を待ってオランダ国内での移籍の方が無難かもしれないですね。

しかし、このニュースページの写真の本田君は妙に可愛げですな~。いつ頃の写真なんだろう?

まあ、それは置いといて、香川君ですが、報道によるとちょっと実現が微妙になってきたような感じですね。もちろん、若いうちに出られるなら海外に出た方がいいとは思うけれど、セレッソもJ1昇格にあたって主力に抜けられるのはきついだろうし、かと言って海外に出たところで必ず試合に出られるとは限らないことを思えば、彼の場合は少し時期を見てもいいような気はします。

ここにはニュースを引っ張りませんでしたが、逆に今出た方がいいのではないかと思うのは柏木とか内田です。まあ、柏木はもう浦和に行くことになっていますので今さらですが、内田はドイツリーグでもどこでもフィジカルの強そうなリーグに行って鍛えた方がいいんじゃないかと思います。やっぱりちょっとプレーが軽いので、とりあえず当たられ負けないようになってほしい。

小野と稲本については、残念な気はしますが、仕方がないのかな…と。

年齢的に出場機会がありそうなW杯は今度の南アフリカが最後でしょうし、そのために少しでも試合に出られそうなチームに行きたいと思うのは当然だと思います。
特に稲本は今のままではあまりにも惜しいですし。

いずれにしても、この2人が帰ってくることは、若手の成長と言うだけでなく、Jリーグ全体にとって良い影響を与えるものだと思うので、復帰後の活躍を期待したいと思います。

そして、心配なのは俊輔。一番苦しいのは本人でしょうが…
確かに、試合にもなかなか出られないし、最近パフォーマンスが落ちていることも事実なのですが、正直、ファンとしては長い目で見守りたいと思っています。
やっぱり新たな環境、そしてチームの戦術に適応していくのは難しい…もちろん、俊輔ほどの選手ならもっとやれてもいいはずなのでしょうが…

ただ、結果として帰国することを本人が選ぶのなら、もうそれは黙って応援するしかないと思っています。

そして、最後にひとこと。
水野はどうした、水野は?!
正直、最も帰ってきた方がいいと思うのは彼ですね…(^_^;)
あとは伊藤翔とか、そろそろどうなんでしょうか。伊藤君の方はけがもあったそうですが、何となく時間を無駄にしているような気もするんだけど。










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GPファイナル観戦記その3(エキシビション)

2009-12-08 00:42:58 | 滑走一直線
続いてエキシビションの感想です。

冒頭、いきなり中村健人君がジャンプ転倒で負傷したのは驚きましたが、あまり大したケガではなかったそうなので良かったと思います。

今回の観戦の目玉の一つがこのエキシビションなのですが、上位入賞者が出るとはいえ、お目当ての選手が3位以下だったりすると出場自体がどうなるか分からないので、ちょっと心配していたのですが…

残念ながら、ジェレミーやベルネルの出場はなかったものの、高橋君はちゃんと出してもらえていてほっとしました。

欲を言えば本当にきりがないのですが、高橋大輔、鈴木明子、キム・ヨナ、エヴァン・ライザチェック、パン&トン、メリル&チャーリー、テッサ&スコットなどなど、見たい選手の大半は出場していましたので良かったです

とりあえず、印象に残ったものを挙げてみると…

・羽生結弦
 正直、私の中では彼が一番良かったかもしれないです。何しろイーグル萌えの人なので…しかし、もちろんジュニア男子の優勝者だから当たり前なのかもしれないけど、彼ほんとにすごいですよ。あんなに踊れる子だとは知らなかったなあ。そして、思ったより大人っぽい雰囲気が出せる子なんだなと思いました。この先シニアに上げても十分互角にやれるんじゃないでしょうか。先々本当に楽しみな選手ですね。このまま順調に育ってほしいと思います。ちなみに、この曲ってmonkey majikの曲ですかね?ボーカルの声がそれっぽいし、三味線の音が入っているのでそれっぽい。

・チン・パン/ジャン・トン
 ペアだとこの組がとても好きなのです。今年のNHK杯のフリーは鳥肌モノでした。今回のエキシビでもすごく「大人のスケート」という感じで素晴らしくエレガントで引き込まれました~。この二人が醸し出す雰囲気がなんとも言えないのですよ。しかし、パンさん白似合うわ~。トンさんもだけど

・鈴木明子
 あっこちゃん、3位は本当におめでとうですが、エキシビのナンバーも本当に生き生きと踊っていて、見ていてこちらも嬉しくなります。競技の時はいつもステップの前に「行くわよ~♪」的なモーションがありますが、エキシビだと最初から「さあ、私を見てなさい」みたいな感じがあってそれもgoodでした。

・ジョニー・ウィアー
 今回、競技の方でもすごく良かったのですが、この人、実はこういう路線の方が合っているんじゃないだろうかと思います。名作「アヴェ・マリア」とかもいいんだけれど、何となく年とともに、中性的な雰囲気からちょっと男性寄りの雰囲気が出てきている気がするので…。以前のGPシリーズの時のエキシビでは顔に「ジョニー」とペイントしていたらしく、今回はそれがなかったのでさーしゃ夫妻ががっかりしていました

・高橋成美&マーヴィン・トラン
 演技に入る前の成美ちゃんの準備運動?(気合いを入れてたのかな?)が笑えました。あれは演出ではなく素でやっているんでしょうねいつでもエネルギー全開な彼女とおっとりマーヴィン君は本当にいいコンビだと思います。

・高橋大輔
 まさか生の高橋君を見られる日が来るとは…それだけで本当に感激なのですが、もともと表現力に定評があったとはいえ、今季の彼はケガの前と比べると、格段に滑りがしなやかで柔らかくなったような印象があります。その分、演技に幅が出てきたのではないでしょうか。がむしゃらに情熱をぶちまけるような激しいのも素晴らしいのですが、私はいまの彼の滑りの方が深みがあるような気がして好きです。

・シュー・シェン/ホンボー・ツァオ
 大ベテランですので非常に安定感がありました。とりわけ、最後のワンハンドリフトはすごかった。思わずそれだけでスタオベしました。しかし、後々さーしゃ夫妻の間での彼らの通称を聞いたら可笑しくなって、なんかそっちのイメージになってしまいました。どんな通称なのかはご想像にお任せします


・メリル・デイヴィス/チャーリー・ホワイト
 今季の彼らの快進撃はもうマーヴェラスというか、ファンタスティックというか。特にチャーリーの成長っぷり?が素晴しいと思います。エキシビでも情感たっぷりで素敵でした。しかし、今回のエキシビは「Billy Jean」のスローバージョンで滑っているんですが、サビのところに来るまで「Billy Jean」だとは気がつきませんでした

・キム・ヨナ
 なんだかんだ言われるけれど、やっぱりこの人上手いですよ。当たり前なのかもしれないけど。この人は上半身の使い方が綺麗というか上手なんだと思います。スタイルもいいし。SPもそうですが、こういうクール&セクシー路線が向いているんでしょうね。見ていて無理のない感じがしました。カッコ良かったです。
しかし、彼女だけでなく、結局他の1位入賞者にもアンコールがなかったのは残念でした。

・エヴァン・ライサチェック
 昨年のフリーで使った「ラプソディ・イン・ブルー」で滑ったのですが、昨季のそのプログラムが好きだったこともあるのだけど、非常に素晴らしかったです。
まあ、体が大きいというのはありますが、滑り自体がものすごくスケールが大きく見えました。思わずスタオベしてしまいました。すごい存在感でした。

とりあえず、特に印象に残った選手について書きましたが、ここに挙げなかった選手ももちろん素晴らしかったです。

しかし、今回は12時半スタートで最後まで観戦しましたが、すべてが本当にあっという間で、もっともっと見ていたかったし、今回出られなかった選手についても出してほしかったな~と思います。でも、生観戦は本当に面白かった。なんかハマりそうな気がします。というわけなので、機会があったらまたぜひ会場に足を運びたいと思います。

今後、五輪代表選考に向けて選手たちの戦いは続きますので、引き続き応援していきたいと思います。しかし、本当に充実した1日でした。あ~、楽しかった
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GPファイナル観戦記その2(Jr女子フリー)

2009-12-07 23:16:55 | 滑走一直線
さて、その2です。

Jrのアイスダンスに続いて、Jr女子シングルのフリーを観戦しました。

まずは村上佳菜子ちゃん、優勝おめでとうございます
いやー、羽生君と言い、彼女と言い、日本のジュニアもやるわね~
佳菜子ちゃんもジャンプはクリーンだし、安定した感じでおおお!これはパーフェクト?と思っていたら、スピンでよろっと来たり、ステップで転んじゃったのはご愛敬ですねでもとっても魅力のあるスケートで素晴らしかったと思います。なにしろ、可愛いですよね~。日本の女子スケート界に新たなスター誕生の予感がしますわ。

その1でも書きましたが、ジュニアの女子は出場8名のうち半数がアメリカの選手で、しかもそのうち3名がアジア系。(もう一人のKiri BAGA選手もひょっとしたらそうかもしれないのでそうなると4名すべてアジア系ってことになりますが…)
シニアの方でも長洲未来選手やキャロライン・ジャン選手、ベアトリサ・リャン選手などがいますが、アメリカ女子って最近アジア系の選手が強くなってきているんですね。

今回見た中では、特に3位に入ったクリスティーナ・ガオ選手と、最初の滑走者であるアンジェラ・マクスウェル選手が印象に残りました。

ガオ選手は、清楚な雰囲気で、優雅で美しいスケートでした。ちょっと、昔のヨナさんみたい…

と思ったら、この人のコーチはブライアン・オーサーなんですね。
ちなみに、我々の観戦した席は北側スタンド1F奥で、ちょうどキスクラから結構上に行ったあたりで、選手の出入りする場所が良く見えたので、競技を見守るコーチの様子なんかもよく見えたのですが、ガオ選手の競技中のオーサーコーチの反応がすごくて(笑)もうジャンプ成功するたびに「yeah!」みたいな感じでガッツポーズを連発されておられました。なんか、そっちが気になって演技に集中できなかった気がする…まあ、それはそれで面白かったですけどね

アンジェラの方は第一滑走者でしたが、今まで彼女の演技を見たことがなかったのでどんな感じなんだろう?と思っていました。しかし、いきなり冒頭のコンビネーションジャンプを真ん前で決めてくれたのですが、すごく高さがあってダイナミックでした。

彼女はジャンプはすべて目立ったミスもなく、ほぼパーフェクトな演技でした。今回の演技を見る限りでは、パワフルでダイナミックな滑りの選手だな、と思いました。本人も滑り終わって嬉しさ爆発☆な表情でとても可愛かったです。

しかし、ロシアのクセニア・マカロワ選手が競技後にジョニー・ウィアーがキスクラに一緒に座っていて、なんで??と思ったら、アメリカ(ニューヨーク)で一緒に練習しているのだそうですね。icenetworkの記事だとなんかジョニーが彼女のコーチをしているような書き方がしてあるのですが、真相はよくわかりません。とりあえず、コーチが同じだということのようです。

マカロワ選手はスタイルが良くて、リンクに映えるな~と思いました。彼女のキャメルスピンはスピードがあって圧巻でした☆

ジュニアの女子以降は北側1Fスタンドで見ていましたが、ある程度高い位置からだとリンク全体が見渡せて、それぞれの選手のプログラムの動きというのかリンクの使い方が見られて面白かったです。6分間練習の様子も、全体が見えるので、選手のうち、この子は上手いな~とか、そういう個々の力の差のようなものが見えてきてそれも面白いと思いました。

また、ちょうど場所がリンクへの出入り口の上だったので、出番待ちの選手の様子や、コーチの様子なども見られたのが良かったと思いました。それと、リンクの西側が関係者席になっていて、チームUSAとチームロシアの選手が出場選手の応援をしていたんですが、どちらもテンション高い高い。特にチームロシアは若い子が多いのか、きゃぴきゃぴしていて微笑ましかったです。

ちなみにこの中にはアボット君やアシュリーやレオノワちゃんがいたようです。アボット君だけはオペラグラスで確認できましたが、他の2人はよくわかりませんでした。

この3人も、順位のためにエキシビへの出演はなかったんですが、実にもったいないなあ…と思いました。ベルネルも含め、せっかく日本までみんな来ているのだし、あと4人くらいエキシビ滑ってもらってもいいと思うんですが、そう言っているときりがないのかな。

ということで、さらに観戦記はその3に続きます。





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GPファイナル観戦記その1(Jr アイスダンス)

2009-12-07 20:26:41 | 滑走一直線
GPファイナル終了しましたね~。

以前にもこのブログで書きましたが、昨日、最終日を観戦に代々木まで行ってきました!

錚々たる顔ぶれがそろった今回、エキシビションはもちろん楽しみでしたが、それに加えて今回のお目当てはシブタニズのFD!もう、JGPレイクプラシッド大会が終わった後から、絶対に彼らは東京に来ると思っていましたので、チケットが取れて本当に嬉しくて、楽しみにしていました。

しかも、今回はこのブログにいつもコメントしてくれる友人のさーしゃさん夫妻と一緒に行ったのですが、さーしゃさんのダンナ様のT君が、直前になんとなんとアリーナSS席のチケットをゲットしておられて、Jrのアイスダンスの時に席を替わってくれたので、リンクサイド中央前2列目の超★超プラチナシートでマイアとアレックスを間近に見ることができました!もう大感激

T君、さーしゃさん、ほんとにほんとにありがとう~

実は、今回の観戦に備えてマイアとアレックスの名前を書いたボードを作ったのですが、6分間練習の時、ボードを出して振っていたら、ちょうど前を滑っていったアレックスと目が合って、アレックスがにこっとしてくれたんですよ超幸せ~でした。結構間に合わせで作ったものではあったのだけど、ほんとに作っていった甲斐がありましたでも、あれだけ近かったら絶対見えたのだから、もっといろいろメッセージ的なものも入れて、カラフルにすれば良かったな…と思ったりはしますが。

ということで、まずはジュニアのアイスダンスから。

今回、ジュニアのアイスダンスでは選手は8組出場していまして、そのうち半分の4組がロシアのペアでした。なお、ジュニア女子は同じく8名中4名がアメリカからの出場で、なんだか2大勢力って感じがしました。

シブタニズは前日のODで2位につけていたので、滑走順は7番目でしたが、一番最初のイタリアのペアから始まり、どの組もそれぞれに良さがあって、見とれているうちにあっという間に時間が過ぎていきました。ジュニアの選手とはいえ、みんなすごく表現力が豊かで、ほんとに見とれてしまうんですよ!

前半の4組のうちでは、最後に「ロミオとジュリエット」を滑ったロシアのPUSHKASH/GUERREIRO(プシカシ/ゲレーロ?)組がドラマティックで素敵☆でした。この子たちは美男美女で、女の子の方なんかすっごーーーく顔がちっちゃくて、同じ人間とは思えませんでした。この組は結果的に総合4位でした。

そして、後半の4組ですが、もう6分間練習の時から張りつめた空気が伝わってきてドキドキ。しかし、さすがに上位陣ということで、明らかに滑走順が後に行けばいくほど上手くなるんですよね~。表彰台乗りの3組はどれも素晴らしかったですが、特にシブタニズの直前に滑ったロシアのILINYKH/KATSALAPOV(イリニキ/カツラホフ?)組の「シンドラーのリスト」がストーリーを見事に表現していて良かったと思いました。

正直、直前の演技で会場が沸いた後、あの雰囲気の中でマイアとアレックス大丈夫かな…と思ったのですが、もちろんそんな心配は無用でした。

大好きなピアソラの「Adios Nonino」に乗って、まさに目の前で二人のダンスが始まって、もーーーーーーう頭の中が「◎△×■※☆ー!!!!」みたいになってしまいまして…



いつも動画で見ている二人の、あのワンハンドのローテーションリフト、そしてスピードに乗ったユニゾンの見事なツイズル!!!!!ツイズルに限らず、一つ一つの動きがきれいにそろっていて、素晴らしかった☆

そして、下の写真にある最後のリフトですが、GPシリーズのときよりさらに難しいポジションになっていました!とても素敵でした☆マイアちゃんの表情がいいですよね



何より、生で見てみて、音の捉え方が素晴しいと思いました。今回のFDはタンゴですが、ステップや滑りが、音楽にまさしくピタッと合っているのです。音楽の力強い部分では、キレのあるステップでリズムを刻み、スローで優美な部分では滑らかで柔らかなスケートで美しい流れを作っていて、とても良かった。

結局、シブタニズはFDの結果が3位で、総合で3位入賞でした!
おめでとうございます

正直、十分優勝も狙えたと思うので、そこは惜しかったと思うのですが、確かにロシアの2組は上手かったし、それに、やっぱり銅メダルですもの何より、昨年のJGPFから一つ順位も上がっていますしね。素晴らしいと思います!
次の国際大会は世界ジュニア選手権ですが、また更なる飛躍を期待しています。その前の全米ジュニアでも、きっと素晴らしい結果が出ることでしょう。しかし、何より、また日本に来てくれないかなあ…もっともっと見ていたかったです

それにしても、実はアイスダンスに限らず、フィギュアスケートを生で観戦するのは今回が初めてだったのですが、みんなすごく滑りにスピードがあって、一蹴りがすーっと伸びるんですよね。TV観戦だとあのスピード感はなかなかわからないですし、今回はダンスに関してはほんとにすぐそばで見たので、エッジが深いとか、スケーティングが上手いってこういうことなのか~と少しだけですがわかったような気がしました。まあ、選手の表情など、TV放送にはTV放送の良さがもちろんありますし、アリーナでなくてスタンドからの観戦もリンク全体での演技の流れがわかる点で良かったと思います。

ということで、とりあえずその1はこれくらいにして、その2に行きたいと思います。


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