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日日是好日(?)日記

つれづれなるままにサッカー、フィギュアスケート、ときどき映画など。

最近見た映画(DVD)

2009-02-15 14:28:03 | 音と映像の日々
このブログも時期的にフィギュアスケートとサッカーの話になりがちなのですが、映画も観ていないわけではありません。ただ、やっぱり何か書いておかないと何を見たのか忘れてしまう…それだけ印象に残ってないということかもしれませんが。

ということで、覚えている分で比較的最近観た映画(DVD)について、備忘録も兼ねて挙げてみます。ちなみにここに挙げた映画はどれも大変印象深かったのですが、すべてについて細かく感想を書くとなるとまた膨大な長さになりそうなので、なるべく手短に書いておきたいと思います:

1.「イントゥ・ザ・ワイルド」
 とにかく衝撃を受けた映画。観終わってからしばらく席を立てなかった。実話なので、思わず原作も買って読みました。主人公を一言で言うと「求道者」だと思います。

2.「グッド・シェパード」
 諜報って、大変なのね…。息子の婚約者の殺され方が強烈。マット・デイモンは良かったけど、ディカプリオでも良かったかも。

3.「コントロール」
 伝説のバンド、ジョイ・ディヴィジョンを伝説にした張本人であるヴォーカルのイアン・カーティスを描いた映画。かつて「24アワー・パーティ・ピープル」でも彼のエピソードがあったけれど、こちらの映画でのイアンはわりと美化されている気もしました。主演のサム・ライリーは実際にミュージシャンでもあるとのことで、ライヴシーンはカッコ良かった。奥さん役のサマンサ・モートンに☆を。

4.「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
 昨年ハワイに行く時、機内で字幕なしで観て挫折したため再度挑戦。それまでノラ・ジョーンズを見たことがなかったので、最初はアーシア・アルジェントだと勘違いしていましたスミマセン。

5.「春よこい」
 日本映画。西島秀俊を観たかったのですが、西島さんもさることながら、工藤夕貴!!!夫が逃亡犯となり残された家族を守って懸命に生きる妻の役ですが、凄い女優さんだなと改めて思いました。

6.「ラスベガスをぶっつぶせ」
 実話に基づく話だそうで。才能も使いようですなあ。実は結構悪党なケヴィン・スぺイシーが◎。

7.「ラスト、コーション」
 ヒロインは、当初は暗殺目的で敵視する相手に近づいて籠絡するはずだったのに、最終的に身体に心が従ったということなのでしょう。とりあえず、愛していると口では言うけれど、自分は何もしないで彼女に辛い思いをさせているという点ではクァン君(学生グループのリーダー)の方が不誠実だと思います。
 
8.「アフタースクール」
 ごひいき内田けんじ監督の2作目。大泉洋が好きではないので公開時は迷って結局観なかったのだけど、DVDで観たらばやっぱり面白いじゃないですか!すべてがどんどんひっくり返って、そうだったのか!と思わずひざを打たずにはいられない快作。堺雅人と田畑智子のやりとりが可愛かったです。

9.「ジュノ」
 主役のジュノを演じたエレン・ペイジがキュートでした☆しかしまあ、高校生の娘が妊娠、出産というのを冷静に受け止めて全力でサポートする彼女の両親はすごいですね。終盤のジュノとパパのやり取りにも感動。何気にハンバーガー型の電話とか、小道具・ファッションも可愛い映画でした。

10.「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
 これも実話。あらゆる現象には原因があるのですな。この映画を見ると今のアメリカの状況って結局は自分で蒔いた種なんだよね…としみじみ思ったりします。
ちなみにスタッフの美女軍団は「チャーリーズ・エンジェル」と呼ばれてたんですってね。納得。

11.「ファクトリー・ガール」
 '60年代、アンディ・ウォーホルのミューズとして時代を彩ったモデル・女優のイーディ・セジウィックを描いた映画。主演のシエナ・ミラーといい、アンディ・ウォーホル役のガイ・ピアースといい、ボブ・ディラン役のヘイデン・クリステンセンまでとにかくキャストのハマリっぷりが素晴らしい。ガイ・ピアースは特に良かった。才能がもたらす傲岸さと自らの容姿・出自がもたらすコンプレックスとが複雑に入り混じった稀代の芸術家を見事に演じています。当初ちょっと微妙な感じに見えたのですが、ヘイデン君のボブ・ディランもカッコ良かった。あれでは女の子は誰でも恋に落ちますね。久々に出逢いから別れのシーンまで本当に美しくて哀しい恋を見せてもらったなと思います。


とりあえず以上ですが、やっぱり長くなったなあ…
この中で最初に挙げた「イントゥ…」のみが映画館で観た映画です。昨年秋頃の公開作品なので、それから考えると全然映画館に行ってないなあ。昔は年間100本を目標にして観ていたものですが、社会人になるとなかなか時間もありませんし、大抵の映画はすぐにDVDになりますしね。ちなみにこれまでのところ、97年に76本観たのが最高記録です。








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The Fratellis - 「Here we stand」

2008-07-05 00:23:51 | 音と映像の日々
すごく久しぶりに音楽の話です

先日ここで書いた映画「奇跡のシンフォニー」のサウンドトラックがずっと品切れだったので、名駅のタワレコに注文を入れていたのですが、入荷したCDを受け取りに行った先で出会ったのがこのThe Fratellis

グラスゴー出身の3人組、Fratellisのデビューは2005年、ファーストアルバムは全世界で200万枚以上のセールスを記録したというとてつもないバンドなのですが、全く知りませんでした

サードシングル「Flathead」はipodのCMの曲で使われてたそうですが、やっぱり知りませんでした

もともと、UKものには弱いですが、やっぱり私にとっての決め手は、試聴して1曲目で引き込まれるかどうか、というところなのです。

いや~、引き込まれましたね

1曲目からこんなにココロをぐわしっと掴まれるのは、たぶんRooster以来です。
でも、このFratellis、今まで好きで聴いているバンドの音楽と共通しているようで全く彼らの音なのです

聴いていると、同じグラスゴー出身のFranz Ferdinandとも、Belle and Sebastianともどこか似ている、でもどちらにも似ていない。どことなくOasisのようでもあり、ようでなし。Blurのようでもあり、ようでもなし。ちょっとピアノを使っているところはBen Folds Fiveのようで、でも全然違っている。自分の好きなバンドのいいところを全部集めて全く新しくしたような、そんなFratellisはそれでもやっぱり何物でもなくFratellisなのです。

この「Here we stand」のFratellisはとにかく、ポップ。かと思えばギターが唸って思い切り荒っぽくロック。でもUKものらしくメランコリックなメロディもありで、なんというか、すごく引出しの多いバンドだな~という印象です

そして、例によって、イギリスからしか出ないようなバンドだなという感じもありますリーダーのジョン・フラテリスはマーク・ボランのファンだそうですが、言われてみればT・Rexみたいな感じもありますね。

久々に全曲通してずっと聴いていますが、全然飽きないです

どの曲も良いんですが、お気に入りは「My friend John」「Shameless」「Stragglers Moon」「Acid jazz singer」あたりでしょうか。

今も聴きながらこの記事を書いていますが、こんなにバンドにハマるのは久しぶりです

今度ファーストアルバムも買ってみよう



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「奇跡のシンフォニー」~フェアリーテイルのチカラ~

2008-06-29 15:56:01 | 音と映像の日々
「映画と音楽、サッカーを中心に」とか言っておきながら、最近は完全にサッカー中心になっているこのブログですが、ちゃんと映画も観ておりますし、音楽も聴いております

ということで久々に映画の話を。

先週から公開中の「奇跡のシンフォニー」を、公開初日に観に行ってきました。
理由はひとつ、JRMが出ているから

大方のあらすじはネタばれになりますので公式サイトの方にお任せしますが、この映画、正直に言って、ツッコミどころ満載です。現実的になればこんなことが起こってたまるかという、そういう話です。

でも、そうは言っても、観ているうちに、こんなことがあってもいいんじゃないかという気持ちになってくる。

それはたぶん、目には見えない親子の絆や、誰かと恋に落ちることというのは、理屈や常識を超えたものだと私たちは知っていて、そして無意識にそれを信じて、それが現実になるように願っているからなのではないかと思います。だからそういった目に見えないつながりが起こす奇跡を信じられるのだと思うのです。

この映画は言ってみれば、そういう「願い(wish)」が創りあげる一種の「おとぎ話(fairy tale)」なのかもしれません。

そして、主役のエヴァンを演じたフレディ・ハイモアをはじめとする俳優たちが素晴らしかったからこそ、おとぎ話はおとぎ話で終わらなかったのだと思います。

印象的なシーンが2つありました。

1つは、エヴァンの父であるルイス(JRM)と母ライラ(ケリー・ラッセル)が初めて出逢った夜のワシントン門のシーン。
ストリートミュージシャンが奏でる「ムーンダンス」に、ライラが「あれは?」と問いかけ、ルイスが「願いさ(A wish)」と答える。

上に書いたようにこの映画の一つのキーワードは「wish」だと思うのですが、まさにそれを象徴するようなシーンです。

2つ目は、無理やりウィザード(ロビン・ウィリアムズ)によってジュリアードから連れ出されたエヴァンと、父ルイスが、お互いに親子とは知らず偶然街で出会って、ギターの合奏をするシーン。弾き終わって、演奏会前にその夢が叶わなくなりそうだと落ち込むエヴァンに、ルイスは音楽を続けるよう励まし、「大丈夫だ、悪いことは起こらない」と言葉をかける。その後、何か心残りのようなものを感じながらもルイスはエヴァンと別れる…というシーンです。

お互いにまだ自分たちは親子だとは知らないはずなのですが、本当に、父親が自分の息子を励ましているような感じで、そのあとの名残惜しそうなルイスの顔を見ていても、やっぱり何かを感じているに違いないというのが凄くよくわかるシーンでした。

そして、何より、この映画は、音楽が素晴らしい。
アカデミー作曲賞にノミネートされた劇中歌の「Raise it up」をはじめ、圧倒的なクライマックスの「August's Rhapsody」や上に挙げたシーンでの合奏曲「Dueling Guitar」などなど、この映画のために作られた曲から、映画全体のテーマソングのようなヴァン・モリソンの「ムーンダンス」まで、名曲ぞろいです。

中でも嬉しいのは、JRM本人がヴォーカルを務めているナンバーが3曲あること。
なかなかの歌唱力のようですが、全曲通して聴いてみたいものです。といっても、現在、サウンドトラック(日本版)は品切れのようですが…

それから、ドラマー役でJRMの実弟ジェイミーさんが出演しています。顔はあまり映らないのでどんな人かはよく分かりません

いずれにしても、現実とはかけ離れた、そんな願いであっても、それがいつか叶うと信じることの強さと、願いを叶えようとする人を支えるすべての人と音楽の優しさにあふれる素敵な映画でした。






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Crazy for JRM

2008-05-11 22:05:17 | 音と映像の日々
JRMとはジョナサン・リース・マイヤース(Jonathan Rhys Meyers)。
アイルランド出身の映画俳優です。

実は最近、急に私の中でJRM旋風(?)が巻き起こっておりまして
今、彼の出演作を手当たり次第に観まくっております。

もともと、俳優としての彼の名前を高めたのは、グラムロックの妖艶なスターを演じた「ヴェルヴェット・ゴールドマイン」で、10年くらい前に私もこれは観ているんですけど、正直なところ、全然JRMの印象がないんですよね

たぶん、ユアン・マクレガー目当てで観たと思うので、がっかりしたのが原因だと思うんですが

その後、2003年ごろに「ベッカムに恋して(Bend it like Beckham)」を観たとき、カッコいい俳優さんだ、とは思ったものの、まだデビューしたてのキーラ・ナイトレイの溌剌美少女っぷりにひたすら感心して終わってたんですが…

この映画自体はかなり好きなので、ちょっと前にもう1回観ようと思ってDVDを借りたのが運のつき?!!!

JRMってば、カッコイイ~

何といっても、あのブルーグレーの瞳が…
そしてあのアイリッシュアクセントの柔らかい声が…

ええ、もう、とりあえず、参りました

ただ、彼の場合、まあ美男ではあるのだけど、時々すごい不美男(?)に見えたりもするんですけど…ちょっとそういう意味では不思議な容貌の人だと思います。

というわけで、さしあたり下記の作品を観ました:

(映画)
・ベッカムに恋して(Bend it like Beckham)
・マッチポイント
・テッセラクト
・悪女(Vanity Fair)
・私はうつ依存症の女(Prozac Nation)

(TVドラマ)

・エルヴィス(ゴールデン・グローブ賞最優秀主演男優賞を獲得)
・冬のライオン

この中でも、「マッチポイント」と「ベッカム…」、「エルヴィス」はやはり出色の作品なのですが、観ていて面白かったのは「テッセラクト」。

香港出身の監督が撮ったタイ映画なのですが、映像がスタイリッシュで、設定も面白かった。内田けんじの「運命じゃない人」のような、登場人物それぞれの時間軸が交錯している中で一つの結末に向かってすべての登場人物がだんだん引き寄せられていくというか。

そして、「冬のライオン」は、JRMというよりは、主演のパトリック・スチュワートとグレン・クローズの愛憎入り乱れる掛け合いがなんとも強烈。終わり方がなんか中途半端なんですけども。

観ていると、JRMという俳優さんは、時代モノが多いみたい。
そして、「マッチポイント」「Vanity Fair」みたいに身勝手な野心家タイプの役が多いような気がします。しかし、「マッチポイント」で演じたクリスは、すごく良かった。野心家でぎらぎらしてるんだけど、計算高く要領よくやってて、悪事がばれそうになるともみ消すのに慌てるという小物な感じがとてもリアルで。この映画での演技に対して、JRMは、たしか、カンヌで何か賞をもらったと思います。映画自体は物凄く皮肉な映画ですね。なんというか。

まあ、そんな役が多い気がするので、「ベッカム…」みたいな爽やかな普通の青年を演じてくれるとなんか嬉しくなってきます。

そんなJRMの次回作は「奇跡のシンフォニー(August Rush)」。
これまた、いい人っぽい役のようなので、ちょっと期待しています。
6月に公開されるということで、今から楽しみです☆


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「ウェイトレス~おいしい人生のつくり方」、そしてエイドリアン・シェリー

2008-03-15 23:41:42 | 音と映像の日々
エイドリアン・シェリーを初めて観たのは、学生時代、上映日を間違えて入った映画館で偶然観たハル・ハートリー監督の「トラスト・ミー」でした。

正直、最初出てきた時は、役柄のせいもあるけど、全然美人には見えなかったんですが、それなのに、映画の進行とともに、何となく惹かれてしまう。そんな、不思議な魅力を持った小柄でチャーミングな女優さんでした。

もともとインディーズ映画や舞台への出演が多かったようですが、その後も何となく気になりながら、なかなか出演作を観る機会がなく10年近くが過ぎていました。

そんな彼女の情報を目にしたのは2年前。ふと立ち読みした週刊誌の映画評で、彼女自身が監督・脚本・出演したこの「ウェイトレス」が紹介されていたのです!!
そして、記事の終わりには、この映画の日本公開を前に、彼女が亡くなったことが記されていました…

ともあれ、今日やっと、この「ウェイトレス」を観ることができました。

主人公は、アメリカの田舎町のダイナーで働くジェナ。パイ作りが得意な彼女の願いは、パイコンテストに出場し、その賞金でもって、ほとんどDV男の夫アールとの不幸な結婚生活から逃げ出すこと。

そんな中、彼女は夫の子どもを妊娠。とりあえず産むことにはしたけれど、とても妊娠が嬉しいことには思えないし、母親になんてなりたくもない…
それでも、この妊娠をきっかけに、彼女の人生は少しずつ動き出していきます。

ウェイトレス仲間たち(このうちの一人をエイドリアン・シェリーが演じています)との友情、産婦人科の担当医との不倫、ダイナーの常連客である老人との交流、そして出産を迎えた彼女が下した決断とは…?

映画の中では、ひどい夫との辛いシーンも結構あるのですが、観終わっての印象は、爽快、の一言に尽きます。

それにつけても、やっぱり、出産というのは女性にとっては一大事だな、と思いました。本当に、人生の転機なのだなあと…
他人事のようですが、私も一応人妻なので、今後こういう経験をしないとは言えないわけで、その意味で、主人公が妊娠を喜べないとか、母親になる自信がないというのはなんとなく理解できるような気がしました。

そして、ウェイトレス仲間たちとの会話や、美味しそうなパイ作りの映像、そして、妊娠したこと、母親になることへの不安の描き方が、女性監督らしいのかなと思います。何となく唯野未歩子の「三年身籠る」にも通じるものがあるような…

最後、ジェナの決断をあと押ししてくれることになる、老人ジョーのエピソードにほろりと来ました。

それにしても、こんな素敵な映画を作ったエイドリアン・シェリーが、もうこの世にいないなんて、何という損失なのだろう…

メイキング映像の中で、本人が、観客へのメッセージを語るところがあるのですが、「みんな、幸せになってね!」と笑って話す彼女の映像を見たら、何とも言えない気持ちになりました。

さよなら、エイドリアン。どうか、安らかに。








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間宮兄弟

2006-05-28 21:42:22 | 音と映像の日々
土曜日、ダンナが出勤するというので、送りがてら横浜をぶらぶらしようと車でお出かけ。仕事が長引きそうなので、丁度近くにシネコンもあることだし、と映画を観ることに。

ということでなんとな~く選んだのは「間宮兄弟」。江國香織の原作は気になりつつも読んでいないのですが、雑誌に載っていた紹介記事でも面白そうな感じだったし、佐々木蔵之介も観たかったので。

ストーリーや展開はそんなにドラマティックなわけではなく、淡々としたものですが、佐々木蔵之介とドランクドラゴン塚地が演じる間宮兄弟をはじめ、登場人物がみんなそれぞれになんというかヘンな人々で面白く観られました。

間宮兄弟の仲の良さはちょっと現実にはありえない感じで、でも本当にこういう人たちが居たとしたら絶対引くと思うけれど、実家に帰省するシーンとか、大人なのに小学生のようで微笑ましく、可愛らしい感じではありました。そう、ほんとに中身は小学生な感じなんですよねえ。おばあちゃんにお小遣いとかもらってるしさ。

キャスティングも絶妙でした。特に塚地!!!ハマリ役ですね。うなぎパイとか笹かまを食べるシーンが絶品(笑)どちらかというと弟・塚地の方が常識的な(?)雰囲気ですが、兄・蔵之介がヘンで凄かったです。でも楽しそうでしたけど。蔵之介の浴衣姿はカッコ良かったですね。

お母さん役の中島みゆきの天真爛漫さと、常盤貴子のなんとなくヘンな女教師と、沢尻エリカと北川景子のチャーミングな姉妹ぶりも良かった。あと、高嶋政宏!あの軽そうな体育会系ぶりがなんとも。

全体的にゆる~い映画でしたが、楽しめました。

それにしても、時間帯にもよるとは思うのですが、シネコンの販売窓口の混雑ぶりにはあきれました。作品ごとに販売窓口を分けたほうが絶対効率いいと思うのですが、それって不可能なことなんでしょうかねえ。是非検討してもらいたいものです。
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ダ・ヴィンチ・コード

2006-05-21 20:59:00 | 音と映像の日々
朝イチで「ダ・ヴィンチ・コード」観てきました。
原作は読んでいないのですが、どんなもんかなと思って。

わりに長時間の映画でしたが、テンポ良く観られたので時間は気になりませんでした。ただ、観ている間と終わった直後はそれなりに筋がわかってたのですが、時間が経つにつれてだんだん訳がわからなくなってしまって(^^;)

モナリザとか、最後の晩餐とかダ・ヴィンチの絵が多く出てくるから「ダ・ヴィンチ」コードなんでしょうけどねえ。モナリザってでもそんなに出てこないような気がしたんですが(゜ロ゜;)多分あまり深く考えない方がいいんでしょうね。とりあえず原作を読もうっと。ちなみにダンナは観ている間からさっぱりわからなかったと言っていました(笑)

オドレイ・トトウって美脚ですね☆何となく、藤田陽子に似てますね。
あと、アリンガローサ大司教役の人が毒蝮三太夫に似ていると思うのですが、私だけでしょうか???

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Belle and sebastian-「The life pursuit」

2006-04-09 12:37:57 | 音と映像の日々
基本的にネオ・アコースティック系の音楽は好きなのですが、しばらくずっと聴いていませんでした。以前にも「最近試聴したCDについて」のところで書いたんですが、CDの帯のコピー”たかがポップ・ミュージック、されどベル・アンド・セバスチャン”に惹かれて聴いてみたら、久々に思いっきりストライクだったのがこのBelle and Sebastian(以下、ベルセバ)です。

明るくポップで、ノスタルジックなメロディ。でもちょっと屈折した感じ。アルバムを通して聴いてみた印象としては、詞は特にそうですが、単なるポップではないぞ、というか、一筋縄ではいかない感じがありますね。なので最初は、フリッパーズ・ギターみたいだなと思ったのですが、リード・ヴォーカルに女性の声でコーラスがかかる辺りも含めて、どちらかといえばやっぱり同郷出身のディーコン・ブルーや、プリファブ・スプラウトに通じるものがあるなあと思っています。UK色とでも言ったらいいのかな、そんな感じ。まあディーコン・ブルーはそれほど屈折してないかも知れないですけど。

このアルバムの中では、「Another Sunny Day」「Funny Little Frog」が好きです。ベルセバの曲を聴いていると、学生時代、教室の窓から外を眺めてため息をついていた、そんな気持ちをなんとなく思い出します。こんな気持ちについては、こちらのブログにとても素敵な文章で的確に表現されてる方がいらっしゃいますので、是非ご参照下さい☆

ベルセバを聴きながら、「ハチミツとクローバー」とかを読んでいると、もうまさに何とも言い難くハマってしまいます。「ハチクロ」もアニメになったり映画になったりしてますが、原作に最近勢いがなくなってきたのがちょっと残念ですね。
まあそれはさておき、ベルセバにしみじみしている今日この頃です。







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最近試聴したCDについて

2006-03-12 11:54:58 | 音と映像の日々
平日のランチタイムは大体同僚と一緒に職員食堂(?)にいくんですが、元々自分は団体行動が苦手なので、時々はひとりか、別の課にいる仲のいい人と外に行くことにしています。気分転換もしたいし。最近は特に忙しくて、帰りに寄って帰ろうと思ってもなかなか店の開いてるような時間に帰れないこともあって、本音を言えば昼休みはもっと外に出て自由にうろうろしたいのですが、女の子ですからまあイロイロと難しいわけです、そこら辺が(笑)

最近、そんな風にお昼を一人で食べられる日には、職場の近くにあるHMV(狭いが)に寄って新しいCDをチェックするのが定番コース(?)になってきました。

そんなわけで、最近試聴したCDについて少し:

1.Arctic Monkeys -「Whatever People Say I Am Thats What I Am Not」:
 すごい注目の新人なんだそうですね。それは分かる気がする。確かに、「I bet you look good on the dance floor」とかカッコイイし、好きな系統ではあります。実は結構購入するかどうか迷いました。3回くらい聴きに行ったし。でも、うがちすぎかもしれないけど「Oasis以来の大型新人」というのは、単にヴォーカルの声がOasisのリアムに似てるせいじゃないのか?と思ったらいまいちひっかかってしまい、買うには至りませんでした。音も荒い感じかなあ。まあ若者ですからね。

2.The strokes - 「First Impressions of Earth」
 これについては、今のところ買うかどうか迷い中。1曲目を聴いた時は好きな感じかも?と思ったんですけども。2曲目「Juicebox」を聴いたら、カッコイイけど、これってFranz Ferdinandとどう違うんだろうと思ったらもうその先に行けなかった。 結構好きになれそうではあるんだけどなあ。でも、例えばRoosterや次にあげるBelle and Sebastian なんかは、聴いた瞬間に迷わず買うと決めた訳だし、そう考えると迷ってる時点でそう気に入ってはいないということなんでしょう。

3.Belle and Sebastian - 「The Life Pursuit」
これはもう、迷いなく購入しました。なんと言っても、私、生まれて初めて買ったCDがAztec Cameraだったんで。まあアズカメと言うよりはFlipper's Guitarの方に近い感じはしますが。自分ではずっと忘れてたけど、やっぱりこういうSunny Beatにどうしても弱いんですよね。Belle and Sebastianは結成10周年だそうですが、今まで巡り会わなかったのが不思議なくらいです。今もこのブログを書きながら聴いています。またこのCDについては改めて書きたいと思います。

4.Monkey Majik - 「Around the world」
 ダンナから、「西遊記」の曲がすごくカッコイイとは聞いていたんですが、いや、確かにカッコイイですね。曲もいいけど、歌い方が日本人離れしてると思ってたら、歌ってるのはカナダ人だそうで。もとは青森の出身ということですが、なんで青森でカナダ人?とかどーでもいい疑問はおいといて、すごいバンドが出てきたものだなあと素直に思います。

しかし、書いてて思ったんですが、最近どうも、「これって○○みたい」と思うととたんに興味を失ってしまう傾向にあるようです。まあそれだけその「○○」、例えばOasisやFranz Ferdinandがすごいってことなんですが、良くも悪くも、そんな風にフォロワーを生み出すようなオリジナリティと影響力のあるバンドはなかなか出てこないものだなあとつくづく感じます。






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祝・PSHアカデミー賞受賞

2006-03-06 22:54:50 | 音と映像の日々
フィリップ・シーモア・ホフマンが主演男優賞を受賞したそうで。
この役者さんは「ブギーナイツ」や「マグノリア」ですごく気になっていた役者さんなのでちょっと嬉しいです☆

ノーマルな人を演るよりも、小デブでナヨナヨした感じを活かした(?!)個性的な役の似合う人だと思います。その意味でトルーマン・カポーティはハマリ役だったのではないでしょうか。

早く彼の怪演(?)をスクリーンで観たいものです。

あと、主立った賞の中では結局監督賞のみでしたが、「ブロークバック・マウンテン」も観たいなあ…
しかし、監督、男の人だったのねえ…
「アン」って名前だからてっきり女の人だと思ってました(= =;)
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