新・まちづくらーの地域づくり日記

日々取り組んでいるまちづくりやむらづくりの様子をご紹介していきます。

但馬国府・国分寺館

2013年01月13日 09時35分35秒 | 日記
新年、あけましておめでとうございます。

さて、新年早々からあちこちへ這いずり回っておりますが、昨日は豊岡市日高町の但馬国府・国分寺館へ参ってきました。

以前にご紹介した日高町羽尻集落に現存する古地図(字源図?字限図?と実測図)の保存とデジタルアーカイブ化の相談に。
人と自然の博物館に相談し、それが県立歴史博物館に行き、そして辿り着いたのが、地元の国分寺館という、まさに灯台下暗し!の状況です。かく言う私自身も、この前を何度も通っているのですが、入館するのは初めてなのです・・・

ほんとうにすばらしい施設です。でも地域の方々もあまり足を運ばないとのこと。
このような博物館がもっともっと活用されることを期待したいものです。中に留まっているんじゃなくて、もっと外に出て行かないといけませんね。たぶん・・・地域貢献、地域づくりも博物館のミッションの一つだと思うのですが・・・
(建物をみるだけでも価値あると思いますよ。内外含めてデザイン的にも良いです!!)

さてさて、デジタルアーカイブ化については、広げると体育館ほどのデカさになる地図で、しかも虫食い・剥がれが進行中の代物であるため、さすがにスキャニングは難しいので、少しずつ広げて上から真下に向かってデジカメで撮影し、合成する方法を採ることになりそうです。
ただ、ここまでのデカさの地図は初めてだそうで、学芸員の前岡さんも、とても驚いておられました。
そして、保存保管については、国分寺館が今年の燻蒸の際に、まとめて収蔵庫に入れてもらえることになりそうです。

その時には、集落の皆さんに集まっていただき、現物を拝みながら、かつての集落の状況について話し合う機会も設けることを考えています。

夕方からは、一路南下し、相生へ・・・
矢野町のふるさと自立計画策定のワークショップでした。
今回も榊集落にある西教寺さんの本堂をお借りしました。
年末に突然、今年春からの小学校廃校が凍結されるなど、良くも悪くもドタバタしておりましたが、気を取り直して「地域資源活用ウォーキングコース整備プロジェクト」の企画検討を行いました。
ひとまずワークショップ形式での検討は、これで終了し、2月に計画素案の確認、そして3月に計画内容の地元発表という運びです。
この発表会は、3月2日に矢野公民館で開催します。
いちおう最終回なので、ご意見番として関わっていただいている兵庫県立大学の三宅康成教授にもお越しいただき、これからの実戦に向けたアドバイス、ご講演をいただく予定です。

今年も引き続きがんばって参ります。
みなさまのご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

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