今日は朝から大阪・箕面です。
さて、先週末19日土曜日に兵庫自治学会で発表を行ってきました。
今回は、豊岡市日高町羽尻区で取り組んできた「むらの“構造改革”」についての報告です。
いろいろな農山村地域、集落に赴いておりますが、真剣にむらのあり方について議論し、実践しようとしている数少ない事例ですので、ぜひ多くの方々、できれば行政職員の方々に聞いていただきたいと思い、今回これをテーマ設定し、幸いに選定され、ご報告する機会を得たところです。
私は第1分科会「地域づくり」というセッションのオーラスで発表しました。
コーディネーターが関学大の山下先生、アドバイザーが兵庫県庁ビジョン局長の竹村さんでした。
私を含め5つの報告があったのですが、「地域づくり」ということで、結構バラエティに富んだ報告があり、興味深かったです。
正直言うと、兵庫自治学会という会の位置づけがよく分からないまま参加していたのですが、多くは兵庫県庁の職員、関連団体の普段の取り組みや自主的な調査研究成果を披露する、政策提案を披露する、そんな場のようで、そこから次の施策、政策を見出そうというのが、直感的に感じた印象でした。
私もいろいろな兵庫県の取り組みに関わっていますが、このような(いちおう)公の場で、職員が積極的に日頃の考えを提案、提言する機会を設けているということに、いつもながらほんとうに頭が下がります。
できれば、もっともっと多くの方々、県の職員だけでなく、県下の基礎自治体職員の方々にも聞いていただけると良いのですが・・・(やっぱり、意識レベルの差が現れているのかな・・・)
今回の私の取り組みは、豊岡市の事業として関わり始め、進めてきた内容ですから、県庁の方々には、たいへん新鮮な、初めて聞いた!初めて詳しく分かった!!という内容だったようで、その意味では、私が報告に臨んだ意義が一つ達成されたのかなぁ・・・と感じているところです。
たいへん難しいですが、できれば集落再編方策を“形式知”化したい、その大きな一歩であると思っています。
集落再編の類型化は、農研機構・農工研の福与さんが、その著書で示されるなど、いろいろな形で見ることができますが、現場に関わっていると、だいたい同じようなタイプに整理されることが分かります。
私は、そこに空間的な再編が必要であると考えています。
私のいろいろな発表は常に、機能や居住地の集約再編だけでなく、地域の空間全体の再編、マネジメントが必要であるとの意識で紹介しています。
まさに国土論、県土論、国土計画、県土計画の話です。
ここは、また別の機会に詳しくご紹介したいと思います。
今回は貴重な発表の場を頂戴し、関係者の皆様に感謝申し上げます。
ということで、今週から豊岡市但東町高橋地区の計画づくりワークショップが始まります。
ここは組織の再編から入っていった、これまた貴重な事例です。
ぜひ、ほんとうの農山村地域の自立のモデルとしていきたいものです。
ではでは。
さて、先週末19日土曜日に兵庫自治学会で発表を行ってきました。
今回は、豊岡市日高町羽尻区で取り組んできた「むらの“構造改革”」についての報告です。
いろいろな農山村地域、集落に赴いておりますが、真剣にむらのあり方について議論し、実践しようとしている数少ない事例ですので、ぜひ多くの方々、できれば行政職員の方々に聞いていただきたいと思い、今回これをテーマ設定し、幸いに選定され、ご報告する機会を得たところです。
私は第1分科会「地域づくり」というセッションのオーラスで発表しました。
コーディネーターが関学大の山下先生、アドバイザーが兵庫県庁ビジョン局長の竹村さんでした。
私を含め5つの報告があったのですが、「地域づくり」ということで、結構バラエティに富んだ報告があり、興味深かったです。
正直言うと、兵庫自治学会という会の位置づけがよく分からないまま参加していたのですが、多くは兵庫県庁の職員、関連団体の普段の取り組みや自主的な調査研究成果を披露する、政策提案を披露する、そんな場のようで、そこから次の施策、政策を見出そうというのが、直感的に感じた印象でした。
私もいろいろな兵庫県の取り組みに関わっていますが、このような(いちおう)公の場で、職員が積極的に日頃の考えを提案、提言する機会を設けているということに、いつもながらほんとうに頭が下がります。
できれば、もっともっと多くの方々、県の職員だけでなく、県下の基礎自治体職員の方々にも聞いていただけると良いのですが・・・(やっぱり、意識レベルの差が現れているのかな・・・)
今回の私の取り組みは、豊岡市の事業として関わり始め、進めてきた内容ですから、県庁の方々には、たいへん新鮮な、初めて聞いた!初めて詳しく分かった!!という内容だったようで、その意味では、私が報告に臨んだ意義が一つ達成されたのかなぁ・・・と感じているところです。
たいへん難しいですが、できれば集落再編方策を“形式知”化したい、その大きな一歩であると思っています。
集落再編の類型化は、農研機構・農工研の福与さんが、その著書で示されるなど、いろいろな形で見ることができますが、現場に関わっていると、だいたい同じようなタイプに整理されることが分かります。
私は、そこに空間的な再編が必要であると考えています。
私のいろいろな発表は常に、機能や居住地の集約再編だけでなく、地域の空間全体の再編、マネジメントが必要であるとの意識で紹介しています。
まさに国土論、県土論、国土計画、県土計画の話です。
ここは、また別の機会に詳しくご紹介したいと思います。
今回は貴重な発表の場を頂戴し、関係者の皆様に感謝申し上げます。
ということで、今週から豊岡市但東町高橋地区の計画づくりワークショップが始まります。
ここは組織の再編から入っていった、これまた貴重な事例です。
ぜひ、ほんとうの農山村地域の自立のモデルとしていきたいものです。
ではでは。