新・まちづくらーの地域づくり日記

日々取り組んでいるまちづくりやむらづくりの様子をご紹介していきます。

【セミナーご案内】3月1日ひょうご田舎暮らしセミナー

2014年02月27日 09時19分58秒 | NPO活動
2月も残すところあと1日。
この時期は、私たちの業界では所謂、年度末の繁忙期。あっという間に時間が過ぎていきます。

さて、今日は今週末に迫ったセミナーのご紹介。
3月1日、今週末の土曜日に大阪の堺筋本町で、兵庫県の田舎暮らし・多自然居住協議会主催の『ひょうご田舎暮らしセミナー』が開催されます。
今年は、堺筋本町のシティプラザ大阪(マイドームおおさかの隣)にある大阪ふるさと暮らし情報センターというところで開催されます。(兵庫県が主催ですが、大阪に乗り込んでセミナーをするというのは、たいへん良いことですね!担当者には言っていたのですが、もっと人が集まる場所、例えば今だったらグランフロントとかで開催できたらPR効果もあるのに・・・会場費がべらぼうに高くて却下かな。)

内容は、実際に兵庫県内の多自然居住地域=田舎、農山村へと都市部から移住された方4名をお招きして体験談をお話いただくパネルディスカッションと無料相談会。
私は、このパネルディスカッションのコーディネーターを仰せつかっているという訳です。

4名の方はそれぞれ、丹波、西播磨、但馬、淡路の各地域に大阪や神戸から移住されたとのこと。といっても、びっくりするようなド田舎から、ちょっと郊外??というような感じのところまで千差万別。
真剣に田舎暮らしを考えている方、将来的には田舎でのんびり・・・などなど、移住を少しでもお考えの方にとっては、たいへん参考になるお話が聞けるのではないでしょうか。
まだまだブームのようなところもありますが、一口に田舎暮らしと言っても、実際には住むのは結構たいへんですから、移住者にお話を聞いておくというのは良いことだと思いますよ。

兵庫に限らず、将来的には田舎へ移住を!!とお考えの方は、ぜひお越しください。
私と話をしたい方もぜひ!!(そんな人いないか・・・いちおう無料相談会までお付き合いする予定なので、捕まえてください。)

私も今、豊岡市出石町奥山の定住促進住宅の整備に携わっている関係で、移住者の方にはお聞きしたいことがたくさんあるので、みなさんの参考になるようなことを、プロの目からちょっと引き出してみたいと思っています。

ということで、直近のセミナー情報でした。
それと3月16日(日)は、兵庫県公館で小規模集落の元気交流会があります。
一般の方も参加可能だと思います。この元気交流会にも私は顔を出します。お手伝いしている集落、地区が多数来られますので。
ぜひお越しいただき、私を捕まえてください。

先般の高知でのフォーラム、現地視察の様子は、もう少し時間のある時にゆっくり投稿します。
さてさて、これから会議に入ります。
ではでは。

西播磨観光セミナーの会議支援

2014年02月24日 17時15分47秒 | NPO活動
今日は、我が国農山村再生理論の第一人者である明治大学の小田切先生のお話を聞き、また、ご意見をおうかがいするため、遠路??はるばる高知までやって来ました。
国交省主催の「小さな拠点」づくりフォーラムへの参加です。
小田切先生と直接生でお話するのは初めて。たいへん有意義なお話をきかせてもらいました。
また、別の機会でご紹介したいと思います。

さて、先週、そして今週と出張続きとなるのですが、先週の火曜日は、西播磨観光協議会という、西播磨、中播磨の市町、観光協会、観光関係団体が一堂に会する協議会の年1回のセミナーにお手伝いとして行ってきました。
基調講演は神戸夙川大学の河本准教授がされ、その後のワークショップのファシリテーター役として、地域再生研究センターのプロのスタッフが駆り出されたという次第です。

河本先生のお話はまぁまぁ・・・
そして、ワークショップの方も、これまたほとんど河本先生が進行され、私たちは各テーブルでの議論のちょっとしたお手伝い・・・
ただ、今回は流石(?)地理の専門だけあって、良いか悪いかは別にして『メンタルマップ』の制作という手法を見せていただきました。

私たちとしては、これが数少ない成果の一つでしょうか・・・あとは観光モデルプランを立案してみるというもの。今、こんなものを作っても、あまり意味も無いのですが・・・

そこかしこに、地理学の先生らしい要素が垣間見られ、それはそれなりに面白かったというのが感想です。
まぁ、これもまちづくりやむらづくりを仕事としている我々だからそう思うのであって、観光関係者である構成メンバーの方にとって役立つものだったのかどうかは分かりません・・・(それは参加されたみなさんご自身に委ねます。ハイ。)

観光モデルプランづくりのテーブルでの議論で、やはり注目を集めたのが、今の“竹田城”の集客力。
竹田城は、朝来市和田山町なので、行政的な範囲でいうと播磨ではなく“但馬”にあたるのですが、姫路から見ると播但連絡道路の沿線ということで、やはり使えるものは使おう!!と。

そうなんです。地域づくり、まちづくり、むらづくりなんてものは、全て1からカスタマイズして取り組む必要はなくて、使えるものは使う。それが市町を越えようが、府県を越えようが。
竹田城の年間数十万人の集客力、しかもまだまだ増え続ける来訪者は、姫路城以外に爆発的集客力を持たない(??たぶん・・・たいへん失礼かもしれませんが。)播磨地域にとっては、たいへん魅力的な域外の資源なのです。

みんなそれぞれの魅力を、巧く利用しあえば良い。もちろん、その地域の魅力を高める、地域自身もがんばらないといけませんが、全てが全て自分たちの力で何とかするというのは少々無理がある。
会議でのご意見を通じて、改めて再認識したところです。

ということで、観光セミナーでの一コマでした。

明日は、高知の山の中に入ります。地域づくりの事例見学です。
兵庫・但馬もけっこう辛い状況ですが、高知の山奥はもっと強烈で深刻です。
ぜひノウハウ、情報を持ち帰り、みなさまにお伝えしていきたいと思っています。

ではでは。

2月8日は大雪のため、残念ながら中止・・・

2014年02月12日 11時26分33秒 | NPO活動
今日は会議のため堺筋本町へやって来ています。

さて、先週末は日本全国たいへんな大雪でしたね。
大阪も金曜の夜から降り始め、夜中の2時頃には車の上が真っ白状態に。そうだなぁ、大阪・池田のまわりでも2,3cmは積もっていたかな。

朝には雨に変わっていましたが、それでも西へ向かう高速道路は軒並み通行止め・・・
中国道に山陽道、舞鶴道、阪神高速北神戸線も。
この通行止めは土曜の夕方ぐらいまで続いていました。

そんなこんなで、私は身動きが取れず、結局、豊岡市但東町合橋地区で予定されていた「合橋地域づくりの会」設立総会での基調講演はやむを得ず中止・・・
但馬の方は、この時期はみんなスタッドレスを履くのですが、大阪や神戸の人はほとんど履かない・・・
一番恐れていた高速道路の通行止めで、あえなく撃沈・・・

地域のみなさま、たいへんご迷惑をおかけいたしました。

いろいろネタは準備していたのですが、次の機会に、しっかりお話させていただきたいと思いますのでお許しを。

ということで、ここで紹介予定だった地方都市、農山村地域における地域づくりのキモの話はまたの機会に。
地域の方々に先にお話してから、この場でご紹介します。

予定では14:45から45分ほどの講演時間だったのですが、次の機会は、できればゆっくり。60分ぐらいは欲しいところですね。
いろいろ盛りだくさんのネタを用意していましたので。

まぁ、簡単に一言でいうならば、「ちゃんと地域の方々の声に、耳を傾けてくださいね・・・」ということでしょうか。

ではでは。

豊岡市但東町高橋の振興対策協議会総会

2014年02月04日 18時47分39秒 | NPO活動
2月に入り、先週末から異常な暑さだったのが、今日は一転真冬の寒さ・・・

さて、先週末は豊岡市但東町高橋地区の高橋振興対策協議会の総会に出席してきました。
昨年末にほぼほぼ完成していた「高橋地区地域づくり計画」の説明とご承認を得るためです。

山の上の方や道端には、未だ雪も残っていたのですが、しかし暑いこと暑いこと。


計画内容のご説明と併せて、今後取り組んでいく上でポイントになることを幾つかお話させていただきました。


総会においてH26の事業計画が承認されたということで、この地域づくり計画も同時に承認された形となりました。
今後は、リーディングプロジェクトに位置づけたものについて、チーム編成、詳細な企画検討・・・という流れになっていく予定です。

総会後は公民館の大広間で懇親会です。

例年、振対協の総会はシルク温泉「やまびこ」なのですが、今年は訳あって高橋公民館で。
やはり、結構なタレント揃いです。

この懇親会の時に、ある理事の方から、
『今回の計画で企画した3つのプロジェクトは、本当に振対協がやらなければならない取り組みなのか?もっと、もっと大事な、深刻な問題があり、そっちに力を入れるべきでは・・・??』
とのご指摘を受けました。
そうなんです。ごもっともごもっとも。
これは、これまでも精力的に動かれてきた方、意識が相当高い方だからこそ気付くところなのです。
例えば小学校の存続問題。コミバスの存続問題等々・・・
しかし、私の経験上申し上げられることは、地域の喫緊の課題、重大な課題が、そっくりそのまま地域振興を担う組織、団体の事業に繋がるとは限らないということ。
必ずしも課題の重大さが、事業の優先度と一致しないということ。
取り組みの優先度は、その活動団体自体の熟度にもよるのです。残念ながら・・・
大きな課題が山積しているのは誰もが承知。しかし、これをいきなり事業の中心に据えると、おそらく挫折、もしくは組織の空中分解を招くでしょう・・・
いろいろな意識レベルの方、考え方の方が一堂に会する団体にあって、やはり構成員の顔を見ながらでないと、コアな事業は設定できないのです。

もう少し詳しいお話は、今週末に開催されます豊岡市但東町合橋地区の「地域づくりの会設立総会」の場でお話する予定です。私の話は、おそらく14:30頃からではないかと思います。但東町健康福祉センター(市役所但東支所の向かい)が会場です。
本ブログでは、またその様子のご紹介の折りにでもお話するようにいたします。

ということで、暑くなったり寒くなったりで、頭も体もおかしくなりそうですが、ご自愛ください。
ではでは。