サカイクより引用
続きの後編です。
■ノートは自分のもの。自分の気持ちに正直に書く
今回は「書き方のコツ」を紹介したいと思います。ポイントは次の3つです。
1.イラストを入れる
2.擬音を入れる
3.自分に正直に書く
1の「イラストを入れる」は、とても重要なポイントです。自分のプレーや相手のプレー、「この場面ではこうすればよかった」「この場面ではこういうプレーをしよう」など、イラストを使って書くことは、イメージトレーニングになります。また、自分のプレーだけでなく、相手のプレーもイメージして書くようにしましょう。そうすることで、より本番の試合に近い状況をイメージすることができます。
2の「擬音を入れる」は後から読み返したときに、思い出しやすくするための工夫です。たとえばパスを例にあげると、「ドンッ」と書くと強いボール、「トンッ」は短いタッチ、「パサッ」や「フワッ」は浮き球など、擬音によってイメージがしやすくなると思います。ノートは書いて終わりではなく、プレーに行き詰まったときや悩んでいるときなど、読み返すことで、新たな気づきを得ることができます。なるべく、書いたときの気持ちやイメージを思い出しやすいように、擬音を入れるなどして工夫してみましょう。
3の「自分に正直に書く」は、見落としがちですが、大切なポイントです。監督やコーチにノートを提出する場合、自分のために書くノートではなく、監督やコーチに見せるためのノートになってしまう選手を見かけることがあります。そうすると、監督に気に入られたい気持ちで、本当は思っていないことを書いてしまうケースもあるのです。ノートはあくまで自分のもの、自分の成長のために書く物です。自分の気持ちに正直に書きましょう。
以上が書き方のポイントです。もし、それでも書き方に迷うときは、朝の出来事から始め、 最後は「明日もがんばるぞ!」など、 前向きな言葉で締めくくるような内容にするのもいいと思います。ネガティブなことを書くのもOKです。しかし最後は、ネガティブな出来事をポジティブにするにはどうすればいいか? と考え、前向きな言葉でノートを書き終えるようにしましょう。
■大切なのは続けること
最初から多くのことを書こうとすると、書くのが面倒になったり、続かなくなってしまいます。まずはできる範囲から進めていきましょう。「何を書こうかな?」と考えている時間が、イメージトレーニングであり、成長への大事な時間です。
ノートを書く上で「目標や夢が見つからない・・・」と、リサーチ不足に気がつくことは、大きな前進です。行き当たりばったりの日々に気がつくことができて、ラッキーだととらえましょう。そして、3日坊主で終わらないよう、毎日書き続けてください。大切なのは続けること。書いてきたノートの数は、自信になります。悩んだ時、壁にぶつかったとき、ノートが背中を押してくれます。
サッカーノート(練習日誌)はあなたの成長を手助けする、最高のパートナーです。世界に一冊、自分だけのノートを作りましょう!
続きの後編です。
■ノートは自分のもの。自分の気持ちに正直に書く
今回は「書き方のコツ」を紹介したいと思います。ポイントは次の3つです。
1.イラストを入れる
2.擬音を入れる
3.自分に正直に書く
1の「イラストを入れる」は、とても重要なポイントです。自分のプレーや相手のプレー、「この場面ではこうすればよかった」「この場面ではこういうプレーをしよう」など、イラストを使って書くことは、イメージトレーニングになります。また、自分のプレーだけでなく、相手のプレーもイメージして書くようにしましょう。そうすることで、より本番の試合に近い状況をイメージすることができます。
2の「擬音を入れる」は後から読み返したときに、思い出しやすくするための工夫です。たとえばパスを例にあげると、「ドンッ」と書くと強いボール、「トンッ」は短いタッチ、「パサッ」や「フワッ」は浮き球など、擬音によってイメージがしやすくなると思います。ノートは書いて終わりではなく、プレーに行き詰まったときや悩んでいるときなど、読み返すことで、新たな気づきを得ることができます。なるべく、書いたときの気持ちやイメージを思い出しやすいように、擬音を入れるなどして工夫してみましょう。
3の「自分に正直に書く」は、見落としがちですが、大切なポイントです。監督やコーチにノートを提出する場合、自分のために書くノートではなく、監督やコーチに見せるためのノートになってしまう選手を見かけることがあります。そうすると、監督に気に入られたい気持ちで、本当は思っていないことを書いてしまうケースもあるのです。ノートはあくまで自分のもの、自分の成長のために書く物です。自分の気持ちに正直に書きましょう。
以上が書き方のポイントです。もし、それでも書き方に迷うときは、朝の出来事から始め、 最後は「明日もがんばるぞ!」など、 前向きな言葉で締めくくるような内容にするのもいいと思います。ネガティブなことを書くのもOKです。しかし最後は、ネガティブな出来事をポジティブにするにはどうすればいいか? と考え、前向きな言葉でノートを書き終えるようにしましょう。
■大切なのは続けること
最初から多くのことを書こうとすると、書くのが面倒になったり、続かなくなってしまいます。まずはできる範囲から進めていきましょう。「何を書こうかな?」と考えている時間が、イメージトレーニングであり、成長への大事な時間です。
ノートを書く上で「目標や夢が見つからない・・・」と、リサーチ不足に気がつくことは、大きな前進です。行き当たりばったりの日々に気がつくことができて、ラッキーだととらえましょう。そして、3日坊主で終わらないよう、毎日書き続けてください。大切なのは続けること。書いてきたノートの数は、自信になります。悩んだ時、壁にぶつかったとき、ノートが背中を押してくれます。
サッカーノート(練習日誌)はあなたの成長を手助けする、最高のパートナーです。世界に一冊、自分だけのノートを作りましょう!