市内を走っていた路面電車の線路が撤去されるらしい。
昔、中学生の頃は、部活の試合でよく乗った路面電車。いつの間にか乗らなくなっていました。高齢社会や環境重視の世の中にあって、しかも、岐阜の活性化の観点からも、「無いよりあった方が良い」に決まっているとは思いますが、ノスタルジーだけでは電車は走らないのも事実。私にもその責任の一端はあると感じます。
下の写真は、廃線が決まった後に乗った時のもの。右奥になつかしい赤い“チンチン”電車が見えます。
以下H18.8.1の岐阜新聞(朝刊)の記事から…
昨年三月末で廃線となった名鉄岐阜市内線、揖斐線、美濃町線(田神線を含む)のレール撤去工事について、県は31日、県が管理する道路部分の工事を八月下旬にも着手し、2009(平成21)年3月までに完了する、と発表した。
三線の路線延長は約37キロで、このうち県が管理する国道、県道を走る路線は約9キロあり、残りはほとんどが名鉄の管理地。県管理道路のレール撤去工事は、名鉄がレール、枕木を撤去し、県が路面を舗装する。県が負担する舗装費は約8億円の見込み。
県は「交通が混雑する主要交差点から順次工事を行う予定」とし、岐阜市の神田町、長森本町など主要交差点七カ所については、レール上でのスリップ事故が心配されるため今冬までに工事を終える方針。
名鉄は、残りのレール部分の撤去について「具体的な計画はまだ立っていない」としている。