JR福知山線脱線事故から、昨日で1年が経った。
日々発生する様々な事件・事故の報道により
正直、記憶から薄れていたのは確かだ。
NHKのニュースの中で涙ながらインタビューに答えていた
御婦人のコメントが胸に突き刺さった。
「たまたま乗らなかった私が生きていて、たまたま乗った人が犠牲になった。
私はその人達に生かされている・・・・・」
実際に被害に遭われた方や亡くなられた方の遺族、また日常、福知山線を
利用している方々にとっては、一生忘れる事の出来ない日、そして1年だったと思う。
その一方で、あれだけの大惨事を引き起こしてもなお、JR西日本の体質に変化は
見られない等の報道もある。
確かにJR西日本もひとつの会社であり、いかにして利益を上げるかということも
考えなくてはいけない。
しかし、一番大切な「安全」を度返ししてまでも利益を追求する姿勢(会社側はそう考えては
いないだろうが、日頃の教育等で実際に勤務している社員がそう考えて行動してしまう現実)
には、到底納得は出来ない。
JR東日本でも、人命には関わってはいないが、大きなトラブルが多発している。
利用者にとって、駅を利用したり、電車に乗る事が、どんどん便利になるのはありがたい事
なのだが、やはりもっと「安全」について研究し、力を入れていってほしいと思う。