コンビニで何気に目に留まった「BECKギターコレクション」。
人気漫画「BECK」に登場するギターのコレクションらしいのだが
漫画も読んだことなければ、ギターにもほとんど興味は無い。
だが、な~ぜ~か気になってひとつ購入。
出てきたのは、「レスポール スタンダードtype(竜介モデル)」。
どれが良いとか悪いとか全く分からないが、コブクロの「ボーイズ・オン・ザ・ラン」
という曲の中に出てくるのが「レスポール」。
何だかちょっと得した気分???
小さい頃、週末に親と一緒に買い物に行った時に、一個だけお菓子を買う事ができた。
時間をかけて悩んだ挙句、結局手にするのは、「おまけ付きお菓子」だった。
当時のものは、本当にお菓子の「おまけ」であり、今考えるととても
「ちゃちい」ものだったが、その頃の自分にとっては、何が出てくるか
ドキドキしながら箱を開けていたのを覚えている。
現在の「おまけ付きお菓子」は「食玩」と呼ばれている。
「おまけ」とは名ばかりで、こちらの方がメインになり、お菓子は小さいガムやラムネ等が一個
付いているといった感じだ。
この「食玩」ブームの火付け役は、なんといっても「チョコエッグ」だろう。
「ガレージキット」等の製作・販売で有名だった「海洋堂」の製作した
精巧な動物のフィギュアが、卵型のチョコに入っているというものだ。
地域を分けてするといった独特な販売方法等もあり、全盛期には首都圏ではまったく手に
入らないといった状況が続いていた。
自分の様な「おまけ付きお菓子」世代が大人になり、自由に出来るお金が出来た事で
当時のうっぷんを晴らすが如く、「箱買い」「大人買い」といった買い方をしたのも
品不足に拍車をかけていたのかもしれない。
悲しいかな、自分のその渦の中に巻き込まれていく事になり(自ら進んでなのだが)
「大人買い」を続けた結果、消化しきれないチョコの山が誕生、様々な食べ方を試みるが
それも長くは続かず、結局は・・・。
世のコレクターは、お菓子なんかいらないのに~と訴えるが、メーカー側は「食玩」にするから
この価格で販売できると・・・と結局は、行き場の無いお菓子達。
本当の主役はお菓子達のはずなのに。
毎週一個の「おまけ付きお菓子」に十分満足していた頃には、もう戻れないのか・・・。