
桜ばかり見ていましたが、イチョウもしっかり伸びてきました。
父も「ギンナンほっておいたのに、よく伸びたなぁ」と。
鎌倉の大イチョウみたいにまで、何百年も育ってくれるかしらん。
でも、大木と呼ばれる樹だって、最初はこんなひょろひょろから、なんですよね。
さて、実は数日前、風邪ひいたのかちょっと熱が出ました。
微熱だったのですが、どうにもあれは体がだるいし、節々も痛くなり、
丸一日ウダウダとやっていましたが、翌日には熱も平熱…。
ところがどうもすっきりしないなーと思っていたら、昨夜からオナカにきました。
私、女性に多い「便秘」とは、無縁の人間なんですが、こういうときは逆に…のパターンです。
幸い?お天気が思わしくなかったので、洗濯もパス。
食事の支度だけで、あとは一日中、ごろりんたらりんと過ごしました。おかゆは力がはいらない~~。
そんなわけで、今日はバッテリーが…の状態なので、つれづれで…。
オナカにいい「熱い番茶」をすすりながら、ちとアルバムなど見ていたら、
一番後ろのネガを入れる袋に、あららばーちゃんの写真が…。
それがこちらの写真です。母、73歳…だったと思います。急に老け込み始めた最初のころですね。
それでもまだまだオシャレは忘れていません。
毎年大晦日に父と鎌倉に行き、お年賀用の「はとサブレ」を買う…というのが決まりでした。
後ろのバスは外国のものみたいですが、鎌倉の観光用バス。父はバスを、撮りたかったみたいです?!
母の帽子は、このときより8年位前、ネイティブ・アメリカンのグッズなどを置いてあるお店で購入したもの。
母はウェスタン・ハットがほしかったのですが、色が気に入らない…と、少し小ぶりでソフト帽に近い
これを買いました。写真では見えていませんが、左横からうしろにインディアンの羽飾りがついています。
すでに髪はほとんど白髪でしたから、髪の色にもよく合っていました。
「飽きたらアンタにやるし」…とうとうくれませんでしたっけ。
残念ながら、私は頭デッカチなので、母の帽子はきつくてはいりませんわ。
母の写真を見ていると、そのころのことだけでなく、いろんな言葉を思い出します。
「オシャレは人のためでもある、でも人の言葉に左右されることはない」
「好きなものを、好きなように着たらえぇねん」
母の残した洋装は、流行なんかどこ吹く風…ですから、私も着たいのですが、
サイズがねぇぇぇぇ。こればっかりは、着物ほどの融通がききませんから、とりあえずニットものは
もらってきてあるのですが、ははは、毎日いつものよれよれトレーナーばっかしでーす。
風邪は最初に熱が出ると、さがってから鼻水とかセキとか症状が出ます。
今ちょうどそんな感じですが、それほどひどくはないようなので、本日のんびり療養に努めます。
今日も横浜は寒いです。皆様もこの寒暖の差、お気をつけください。
大人の女性にしか持てない余裕感と、華奢な足元の繊細さの対比がまた素敵。
「オシャレは人の~人の言葉に左右されることはない」なんて、おっしゃることも素晴らしい!
さぞかしご自慢のお母様・奥さまだったんでしょうね。
大変ですよね。
無理せず早く治して下さいね。
70代でこういう着こなしをされる
のはなかなか真似が出来るものでは
ありませんね。
本当におしゃれでスタイルもすごいですね。
73歳で7cm位のヒール…まだ40台後半なのに、ここ十数年履いてません。がんばらねば。
帽子は、かぶっておられるような鍔のピッとしたものなら、和装でも合うかも…と思うのですが、どうもうまく合わせられません。
洋服だと年中日よけと防寒のために被っているので、和装の時ないとなんとなく物足りないんですが。
小紋のお話、毎日楽しみに読んでいます。
小紋については、いろいろ思うこともあるのですが…。
紬もこの頃は飛び柄の大島とかかなりいいところにも着ていけるものがあるので、ついつい紬で済ましてしまいます。
お花見とか、柔らかものを着たい時もあるんですが、なかなか難しいです。
母などの物は、どちらかというとフォーマル寄り、黒絵羽織を持ってきた最後に近い世代ですので(母は着なかったと思います)、フォーマルにも着られるようなものだったんでしょうね。
今、小紋を買おうと思うと、とんぼさんの書いておられるように大人しめなものが多くて、おもしろみも華やかさもなくて。難しいです。
かっこいい~~
そのお年でヒールとはーー凄い。
おしゃれはある意味気力ですね。脱帽です。
毎日ペタンコ靴をはきいかに楽な服を着るか考えているわが身が恥ずかしい~~~
私も今年の二月は無かったと
思うぐらいの風邪引きでした。
お腹にくるのは体力に影響しますから
充分に休んでくださいね。
おかあさまのおしゃれ心は
どこで培われたのでしょうか。
素敵です。
母は、帽子が好きな人で、若いころはガルボハットも
かぶっていましたよ。私はよくベレーを被せられてました。
すきこそものの、なのだと思います。
人に左右されない人でしたから、私にも厳しくて、
だいたい「似合わん、やめとき」とかひとことでばっさり…。
何によらずまっすぐな人でしたから、ぶつかることもおおかったですが、
今になって生き方ステキ、と思っています。マネできませんけどねぇ。
ありがとうございます。
まだなんとなくグズってます。
今日も寒くて、一枚余分に着ていますし…。
きをつけないといけませんね。
母はずっと姿勢がよくて、体型もオナカは出ていましたが、
すらりとしていましたねぇ。
なんで同じにならないか…と、いつも思っています。
母は、ハイヒールが大好きでした。
靴もまぁ何足持っていたことか…。
足のサイズが同じなので、何足かもらってますが…
とても履けません。ペタンコばっかし履いてます。
着物の帽子は、ツバがないほうがしっくりきます。
大正ロマン風ですね。
だから日よけは期待できませんねぇ。
ツバのある帽子なら、大きめストールを洋装のように使うことで、
違和感が薄れますよ。
最近の小紋は、ほんとに「小」紋ですね。
危なげのない、やさしい印象のものが多いです。
京紅型では、たまにおもしろいものを見つけますが、
「探さないとない」ものになってしまいました。
母のオシャレは、私にとっても魅力であり目標なんですが、
母をよく知る友人などは「とんぼのおかあさんって、
オシャレでカッコいいよねぇ」のあとで、
「なんでアンタは似なかったのかねぇ」…。
悪かったねぇ!です。
オシャレは気力、それってゼッタイありますね。
私「無気力」…でやってます。
ほんとにこの陽気、なんとかなりませんかね。
おなかに来ると、なんだかチカラがはいらなくていけません。
やっとおかゆを脱しました。まだ鼻の奥がグズってますが、
なんとかこのまま上昇したいです。
母は、若いころから人と違うこと、を目指していたみたいです。
戦争中でモノのない時代にも、ハギレを工夫して髪のリボンをそろえたり、
足袋まで縫ったそうですから。
培われる…という言葉がジンとしみます。