ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

初仕事??

2008-01-11 16:51:20 | 着物・古布
えー、昨夜徹夜でしたぁ…。
ちょっと体調に波があると、生活リズムがすぐほよほよになるのが息子の特徴、
おかげさまで深夜のひととき、楽しくゆったり?すごしましたー。
朝になって寝てくれたので、こっちも寝たのですが、
そーゆーときに限って電話がかかってくるやら、ピンポーン鳴るやら…。
とりあえず起きまして、息子が起きたらご飯、眠いよぉ…。
んでもって、じっとしてると眠さに負けそうなので、
「うっしゃぁ!」と今年初めての「伸子張り」やりました。
ついでのことに「こうた」も、ずーっと玄関に入ってたので、本日初仕事!
洗ったのは前回ご紹介した「蝶の振袖」です。  

元々がグレーで、薄汚れはメダタナイのですが、
触るとなんとなーく埃っぽい感じがします。古着なんかでもそうですが、
見た目はなんともなくても、あれこれ調べていじっていると、
指先がなんとなくべたつくといいますか、特有の汚れ感を感じます。
そういうのは洗うと、染料の色よりも埃汚れの茶色が目立ちます。
これは、汚れはそれほどでもなかったのですが、
それでも洗ったらサッパリしました。
伸子を張ったあともう一度見ましたが、仮仕立てで縫い合わされていたところ、
やっぱりかなり変色しています。幸い絵の部分はとてもきれいでした。


   


これは左後ろ身頃の部分なんですが、ここだけカットして、
タペストリーとか、そういうものにしたら春先にいいんじゃないかと思います。
ちょっと色紙などを貼れるようにして、こんな感じ?


           


こんな風に、別物にするのもいいかなーと思いながら、
身頃二枚張ったところで息子のごはん、そしてやっぱりだるいのか、
また寝ましたので、私もこれからお昼寝…って時間じゃありませんが…。
あぁ~いつになったら、通常勤務?になるんじゃー。

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 着物・残念シリーズ その2 | トップ | これも古本? »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
伸子張 (Tatehiko)
2008-01-11 17:30:08
写真の風景・・・懐かしく見せていただきました。
姉が生家に居た頃よくやっていましたね。
和牛も飼っていたのですが・・・その、子牛の運動用に太い鉄線のロープが張ってあったのですが・・・その先が姉の伸子張りの場所だったですね。
なるほどぉ (えみこ)
2008-01-11 17:37:09
このテがありますね、参考にしようと思います。
前回の寝込みが終わらないうちにまたもや新たな寝込みで
結局寝込んでいます。どこまで続くか続けていたら
ひと月たってるしぃ^^;わわわ。
とんぼさんもおだいじにされてくださいませ。

Unknown (陽花)
2008-01-11 19:20:33
夜勤明けはきついですね~
昼間は横になってもそうそう寝られるものでもないし
睡眠不足は本当にこたえますね。
息子様もまだすっきりしていないようで、かわいそうですね。お世話をするとんぼ様も気をつけてくださいね。
初仕事の伸子張り、そんなにも変色していたのですね。薄い色だから余計になのかもしれませんね。
Unknown (伊藤)
2008-01-12 05:29:36
懐かしい伸子張りの画像・・
子供の頃、竹串の先に針があることに気が付かない侭触って痛い思いをした記憶がございます、

それから、細長い板に布地を貼り付けて乾かす方法も
ありましたよネ・・板から剥がすのを母に頼んでやらして貰った覚えがあります、糊が効いてて剥がすのが
実に面白かった・・
洗い張りで茶色? (otyukun)
2008-01-12 10:55:34
以前にも伸子や張り木で洗い張りをしていらっしゃいましたね。
我が工房で洗い張りを頼まれると地直し屋さんに丸投げしてしまいます。
もちろん仕立て上がったままですが。

昔、伊藤さんの仰った様に伸子張りや板張りで張り熨斗したものですが、洗うのはどうしてやったのでしょうか?
染屋として恥ずかしながら分かりません。
ぬるま湯で押し洗いかな。

振袖、焼け易い色の故か、よく焼けていますね。
絵羽の状態で長く展示されたのでしょう。
今は焼けにくい染料が開発されていますが、地直しが難しいので痛し痒しです。
Unknown (とんぼ)
2008-01-12 16:18:54
Tatehiko様
昔は皆やってましたから、裏庭を共同で使ったり、
狭い路地でやったりしてました。
張り板もズラリと並べたりして。
懐かしい風景ですね。


えみこ様
お加減はいかがですか?
去年の夏の異様な暑さから、体に弱点のある
息子とバサマは、やっぱり時々不調になります。
季節のいいときって短いですからねぇ。
春までまだ少しあります。
くれぐれもお大事になさってください。


陽花様
年々、徹夜がダメになってきましたね。
やっとトロトロっと寝たのにピンポン鳴って
宗教関係の勧誘だったりして
「救いたかったらほっといてくれー」って。
今日も続いているので、これから寝ます。

薄い色ってヤケが目立たないかと思ったら
いやいやよく分かる…。
もったいないですね、ほんと。


伊藤様
あれはほんとにちいさーい針ですから、
外すとき引っ掛けたりするとミミズバレになります。
張り板のはがしは私もせがんでやってました。
きれいにまっすぐになるんですよね。
張り板もありますが、うまく貼れないー。


otyukun様
私の場合は、着物をまた縫い直すための
洗い張りじゃありませんから、
ちゃんとはしてないんですよ。
洗うのは物によりけりで、ひどくないものは
単に水洗いです。色落ちの激しいものもありますので
おっかなびっくりのときもあります。
汚れがひどくて、色落ち大丈夫かなというときは
シャンプーで洗うことが多いです。
羊毛も絹も動物性蛋白ですから。
また着物にするかも、というときは、
市販の「オシャレ着用」みたいな洗剤です。
どっちにしても、ふのりはつけません。
バサマにもらった「年代モノ」のふのりも
あるんですけどね、きれいにつける自信ありません。

展示用のものを入手することが多いのです。
あちらはカットして洋服とか小物に…と
そうおっしゃるんですが、ちょっとだけの
ダメージだと、切り刻むのが惜しくて…。
つけ帯などにもできますしねぇ。

こうして誰もまだ手を通さないものが
バッテンしるしつけられてしまうのは、
ほんとに着物がかわいそうです。




コメントを投稿

着物・古布」カテゴリの最新記事