ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

近況報告…ではなくて「金魚報告」

2014-09-20 09:35:09 | つれづれ

 

あの「アサリさんと一緒にやってきたピンノ君」は、残念なことに、

新居お引越しの直前に、お友達のあとを追ってしまいました。

やっぱりエサが難しかったんです…。

からっぽのままの水槽を見て「このままでもなんだし…金魚でも」と言ったら、

「これ塩水だってば」…あっそうだった、じゃ、水も替えなきゃいけないし、下に敷いてあるのも「サンゴの砂」。

金魚は小砂利がいいのだそうです。ポンプの吹き出しも少し強いから…とかなんとか言うし。

じゃ面倒だからいいよ、と言おうとしたら「ご飯食べたらセットし直すから」…。

どうしてそういうことだけは、フットワークがいいのでしょ。

 

で、あっという間に砂は砂利になり、アサリのカラも元通りに置かれ、水も淡水になりました。

まぁ昔からの主人の趣味ですから、細かい知識があるのは知ってましたけどね、

とにかく「ちゃんと飼う」となると、ほんとに手間がかかるのです。いえ「かける」のです。

 

そして空っぽのまま数日過ぎた昨日、ペットショップに行ってくる、と出かけた主人が、

帰ってきて「はい金魚」…と出したのが写真の2匹でした。和金の「コメット」という種類です。

「名前つけなきゃね、1コメ、2コメ」と言うと「一個目、二個目?」

「違うわよ1番目のコメットさん2番目のコメットさん」「もう少し考えたほうがいいと思う…」「はいはい」

さぁそれからがまたたいへん。「金魚2匹買ってきた」と聞いたら、あの縁日での金魚すくいの小さな

ビニール袋を思い浮かべますでしょ。

それが「酸素不足にならないように」と、たった2匹の金魚のために、

ちょうどキッチンペーパーのロールくらい大きな袋に、いっぱい水入れて持ち帰ってきたのです。

あれだけでも重かったと思います。

ではいれようか…と思ったら、ダメダメ、まず袋の水を少し出して、その袋ごと水槽に沈める、

そしてしばらく経ったら、また袋の水を少し減らして水槽の中にまた沈める…。

これは水温を急に変えないため…だそうで、急に水温が変わると「金魚が風邪をひくから」だそうな。

アタシがくしゃみしたって、ぜーんぜんきにしないくせにぃ。

それやこれやで夕食前に、やっと二匹は狭いビニール袋から、水槽に「移住」しました。

エサも一緒に買ってきてくれたので、喜んで開けようとしたら「やたらやっちゃダメ」。

自分であけて「今日は、ちょっとにしておくよ。店で食べてるかもだからね」(細っけぇぇぇ)

見たら金魚が底の方で砂利の間をせっせとつついているので「あっ食べ始めた」と言ったら、

「いや、まだエサ沈んでないから…」「あっそ」。

うちらこんな夫婦ですわ。

 

というわけで、今日から目の前で金魚が泳ぐ状態での「お食事」となりました。

私は正直なところ、金魚とか熱帯魚が大好きというわけではありません。

ペットとして飼うには「表情なさすぎ?」「愛想なさすぎ?」「魚系は落ち着きがない?」…。

でも、こうして目にすると、いいもんだな、と思うわけです。

子供のころも、母がダメだというのに縁日で金魚すくいしてきては、

全く余計な手間増やして…なんて言われながらも、ありあわせの瓶なんかに入れて、飼ってました。

すぐ死なしちゃってましたが…。

 

かわいいねぇと覗き込んでたら「あのね、あんまりカオ近づけると金魚もこわがるんだよ。

環境に慣れるまで上からのぞくだけにした方がいいよ」…悪かったねぇこわいカオでぇ!(違うから)

金魚がそこまで…と思ったのですけれど、入れてから2時間くらい、とにかく落ち着かなくて、

水槽中、狂ったようにぐるぐる泳いでいたのです。それが今はよく見る泳ぎ方…ゆったりです。慣れたかな?

「よく覗き込むおかぁちゃんのことも、こわがらんと覚えてな」…と、遠くから眺める…優雅…なのか?

 

ところで「二匹っていうけど、もう一匹いるじゃないの」…ですね。

実は、写真左下の赤いの…ガラスの魚、一応「クマノミ」なんです。はいもう一度。

 

     

 

もう20年くらい前に買った「おさかなキャンドル」というもので、いわゆる「アロマ・キャンドル」、

大きめプリンくらいのぷっくりしたガラスの器のなかに、ガラスのおさかなが沈んでいて、

ろうそくがなくなっていくと、おさかなが取り出せる…というもの。

まぁずいぶん長いことかかりましたが、キャンドル使い切って取り出したのです。

空っぽの水槽が味気ないからと入れておいたら、主人がいれたままにしてくれました。

 

そんなことで、この子はまったく動きませんが「先住者」です。管理人ということで「カンちゃん」

金魚の方は、1匹を「陸」、もう1匹を「浜」にしました。

コメットの赤いまだら模様は地図みたいに見えるのですが、「陸」の体の片側はほとんど赤なんです。

なので地図の「大陸」みたいに見えるから「陸」。上の写真の左のコです。(ほぼ赤いのは反対側の体)

「浜」の方は、よーくみると片側の模様が、房総半島から湘南海岸の途中まで…みたいなのです。

右のコの頭のへん、そう見えませんか?

ちゃんと東京湾がある!なので「東」とおもったんだけど、ちょうど横浜あたりまではあるので、

ハマっこの私としては「浜」がいいと…。

 

完成したねぇと言ったら…来週ホンモノの水草探しに行ってくると…あ、まだ水草はポリだったわね。

つい思いました「ねーねー、金魚とおんなじくらい、あたしにも気ぃつかってくんない?」


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4 コメント

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Unknown (陽花)
2014-09-20 17:33:06
なんとな~く想像が出来て笑えてきます。
うちもよく似たものです。
はなに対しては結構気遣い見せるのですが、
私には?と同じ疑問を持っているのでおかしくて・・
時々そんなに細かいところまで気がつくのねと
言いそうになります(笑)
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Unknown (とんぼ)
2014-09-20 23:27:46
陽花様

似ていますか?
なんなんでしょう、相手が動物だと、
油断するのかなんなのか、
扱いが違いますよねぇ。笑えます
返信する
Unknown (なな吉)
2014-09-22 06:37:08
いいですね、金魚ちゃんのいる暮らし。
生き物がいると夫婦の会話も増えますよね、いろいろな意味で(笑)
「陸」ちゃんの身体の赤い模様、私も房総半島から横浜までに見えます。10年ほど横浜に住んでいたことがあるので、あのアパートはどのへんかしらとまじまじと見てしまいました。
また是非金魚報告してくださいませ。
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Unknown (とんぼ)
2014-09-23 16:50:56
なな吉様

おそくなってすみません。
ほんとに、こんな小さな生き物でも、会話が生まれるものです。

横浜にお住まいだったのですか。
私も結婚してから18年は、千葉にいましたが、
それ以外はずっと横浜。戻れたヨカッタ…
とはいうものの、あまりのかわりように、横浜の中心部へ行くと、
浦島太郎さん状態です。
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