
着物のお話の前に・・・。
三日間、なんかムキんなって書いてましたね。肩にチカラ入っちゃってました。
皆様、いろいろなご意見、激励、本当にありがとうございました。
今回書かせていただいたのは、たまたま支援制度の話しがでたりしたので、
私の日ごろの思いをダダッとつづったのですが、
正直、ウダウダ言ってたって何ひとつ変わるわけじゃありません。
この国で生まれて育って暮らしているのだから、
ここでがんばっていこう、自分にできることからやってみようと思っています。
実際どんな時代であっても、心優しい人もいれば、意地悪で冷たい人もいます。
暮らしていきにくいこの国だけど、ちゃんと見るべきものを見てくれている人も
考えるべきことを考えてくれている人もいる・・・。
まだまだがんばれる!そんなふうに思います。
一緒に考えてくださったり、気づいてくださったり、はげましてくださったり、
本当にありがとうございました。
それでは、本日は着物に戻りまして・・・、
夏物の薄い紋ちりめんです。大きな矢羽根の地模様。
この着物、状態がたいへんよくて、そのまま着られる範囲なんですが、
とんぼにゃ、いくらなんでもち~とハデ・・・。
水車、流水、しぶき、家、花・・と盛りだくさんの柄なんです。
どうやったって、着物はタンクトップにショートパンツよりは暑いのですが、
見る側としてはほんとに涼しげです。
こちらが前から見たところ、実物はもう少し濃い目のきれいな紫です。

これが水車の柄部分、小さな船もありますね。

昔の「桶」がついたタイプの水車ですね。
この着物の柄、ちょっと「紅型風」の色づけなんですね。
それが全体的に、かわいい印象を作り出しているわけです。
特にかわいいのがこの「家」・・。

明るくて鮮やかな色遣いでしょう?
あちこち見てたら、こんなものも見つけました。

袂も長くて、着てみると、私にはキモチ小さい・・というより「細身」です。
たぶん、裕福な家の娘さんのものでしょう。
こんな色鮮やかな着物を着て、帯はごく薄い水色・・甕覗き、というような色で
柄は撫子柄かなぁ、日傘は桜いろ・・ですかねぇ。
最近「袷」の時期には、小紋や紬の着物を着た娘さんを
たま~~に見かけるようになりましたが、夏はさすがに「ゆかた」が主流・・。
でもまぶしい日差しの中、こんな着物をきたお嬢さんに出逢ってみたいものです。
あたしが着て歩くかぁ!(やめとけってば・・)
実はおもしろいHPを見つけました。
ご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが・・
http://hikoma.lb.nagasaki-u.ac.jp/jp/index.html
ちょっと検索がわかりづらいのですが、こちらが全一覧。
http://hikoma.lb.nagasaki-u.ac.jp/jp/list.php?req=2a&target=manners%20and%20customs
むか~しの写真なんですが、なんと6000枚もあるんだそうです。
「演出」されている部分や写真も多いのですが、
とりあえず着物の着方とかそういうことって「まんま」だと思います。
家の中ではお引きずり・・という写真も多いです。
明治維新から、変化のスピードアップがあって、戦争があって拍車がかかって
そんで今のようになった・・なんてすごくカンタンに言ってしまいましたが、
「洋服」が入ったということが、どれだけ着物文化に大きな影響を与えたか、
この写真の写された後の時代を思うと、よくわかります。
母の子供時代は「学校やお勤めは洋服、ウチやおでかけは着物」だったそうです。
そういうときの着物の着方は、もう現代に近いんですよね。60年くらい前です。
着物が「普段着」から姿を消して、特別なものになってしまったのは、
本当にあっという間のことだったんですね。
もう一度「普段」に少しでも引き戻したいですね。
そのためにも「気楽」に着るのが一番です。
きちんと着なきゃならないときは、一応「常識的ルール」は守って、
あとは自由に着たいものです。
自由な着方のお話、また明日に続く・・ってとこで・・。
三日間、なんかムキんなって書いてましたね。肩にチカラ入っちゃってました。
皆様、いろいろなご意見、激励、本当にありがとうございました。
今回書かせていただいたのは、たまたま支援制度の話しがでたりしたので、
私の日ごろの思いをダダッとつづったのですが、
正直、ウダウダ言ってたって何ひとつ変わるわけじゃありません。
この国で生まれて育って暮らしているのだから、
ここでがんばっていこう、自分にできることからやってみようと思っています。
実際どんな時代であっても、心優しい人もいれば、意地悪で冷たい人もいます。
暮らしていきにくいこの国だけど、ちゃんと見るべきものを見てくれている人も
考えるべきことを考えてくれている人もいる・・・。
まだまだがんばれる!そんなふうに思います。
一緒に考えてくださったり、気づいてくださったり、はげましてくださったり、
本当にありがとうございました。
それでは、本日は着物に戻りまして・・・、
夏物の薄い紋ちりめんです。大きな矢羽根の地模様。
この着物、状態がたいへんよくて、そのまま着られる範囲なんですが、
とんぼにゃ、いくらなんでもち~とハデ・・・。
水車、流水、しぶき、家、花・・と盛りだくさんの柄なんです。
どうやったって、着物はタンクトップにショートパンツよりは暑いのですが、
見る側としてはほんとに涼しげです。
こちらが前から見たところ、実物はもう少し濃い目のきれいな紫です。

これが水車の柄部分、小さな船もありますね。

昔の「桶」がついたタイプの水車ですね。
この着物の柄、ちょっと「紅型風」の色づけなんですね。
それが全体的に、かわいい印象を作り出しているわけです。
特にかわいいのがこの「家」・・。

明るくて鮮やかな色遣いでしょう?
あちこち見てたら、こんなものも見つけました。

袂も長くて、着てみると、私にはキモチ小さい・・というより「細身」です。
たぶん、裕福な家の娘さんのものでしょう。
こんな色鮮やかな着物を着て、帯はごく薄い水色・・甕覗き、というような色で
柄は撫子柄かなぁ、日傘は桜いろ・・ですかねぇ。
最近「袷」の時期には、小紋や紬の着物を着た娘さんを
たま~~に見かけるようになりましたが、夏はさすがに「ゆかた」が主流・・。
でもまぶしい日差しの中、こんな着物をきたお嬢さんに出逢ってみたいものです。
あたしが着て歩くかぁ!(やめとけってば・・)
実はおもしろいHPを見つけました。
ご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが・・
http://hikoma.lb.nagasaki-u.ac.jp/jp/index.html
ちょっと検索がわかりづらいのですが、こちらが全一覧。
http://hikoma.lb.nagasaki-u.ac.jp/jp/list.php?req=2a&target=manners%20and%20customs
むか~しの写真なんですが、なんと6000枚もあるんだそうです。
「演出」されている部分や写真も多いのですが、
とりあえず着物の着方とかそういうことって「まんま」だと思います。
家の中ではお引きずり・・という写真も多いです。
明治維新から、変化のスピードアップがあって、戦争があって拍車がかかって
そんで今のようになった・・なんてすごくカンタンに言ってしまいましたが、
「洋服」が入ったということが、どれだけ着物文化に大きな影響を与えたか、
この写真の写された後の時代を思うと、よくわかります。
母の子供時代は「学校やお勤めは洋服、ウチやおでかけは着物」だったそうです。
そういうときの着物の着方は、もう現代に近いんですよね。60年くらい前です。
着物が「普段着」から姿を消して、特別なものになってしまったのは、
本当にあっという間のことだったんですね。
もう一度「普段」に少しでも引き戻したいですね。
そのためにも「気楽」に着るのが一番です。
きちんと着なきゃならないときは、一応「常識的ルール」は守って、
あとは自由に着たいものです。
自由な着方のお話、また明日に続く・・ってとこで・・。
記事重複してました。すみませーん。
fujipi様、お知らせありがとうございました。
あんまり長くなったので、別記事にしようとして
消すのわすれちゃいました。
こういういろんな色を使った
盛りだくさんの柄の着物に
どんな帯を合わせていたのか
興味津々です。
とんぼ様が言われるように薄い
水色が一番合う気がしますね。