
今日は工房 遊様をお訪ねしたところから…。
場所は駅(京都タワーのあるほう)を出て、タワーの真横の烏丸通りをまっすぐ、
すぐに左に大きな東本願寺が見えてきます。
その前をどんどん行って、終わったところの角を左折、
お東さんの敷地がすんで(広いですよー)もう少し先左側です。
手作りのステキな灯篭があり、お訪ねしたときは、
入り口左に飾られたふさふさの藤が強い風に揺れてました。
こちらがブログを書いておられる「遊さま(otyukun様)」、
お隣は陽花様です、昨日に続いて連続出演していただきました。
昨日書き忘れましたが、陽花様は青い地の紬に、薄いグレーの塩瀬帯、
釣竿とびくを持ったかわいい童子人形柄でした。

奥の部屋では奥様が、友禅の見本反の絵を描いておられました。
工房遊様の色柄については、ここで私があれこれ書くより、
遊様のHPをご覧下さい。かわいい柄の小紋がたくさんあります。
かわいいんですが、地色を落ち着いた色にすれば私くらいでも着られるんです。
着物柄の可能性というものを、改めて感じました。
陽花様もブログに書いてくださったのですが、
「遊小紋」は柄の大きさとか飛ばし具合なども、相談に乗ってくださいます。
絵羽付け小紋、つまり前後で柄がサカサマにならないように染めてもらえます。
さまざまな「染め」の方法については、こちらも遊様の記事をご覧下さい。
実物を手にとってのお話しは、とても興味深いものでした。
遊様、細かく説明してくださってありがとうございました。
さて、ついつい長居をしてしまいまして、おいとましてから次の目的地、
「風俗博物館」へ…遊様のところから、少し先、すぐ近くです。
ところが、その手前途中で入った喫茶店で時間を忘れていまして、
博物館に入っていったら「あと5分で閉館です」、
えぇーっせっかくきたのにぃ…、入れてもらえないのかと思ったら、
「5分だけどざっと見てください、料金は要りませんから」(よっしゃぁ!?)
私が昨年行ったときとは、展示が全て変わっていました。
年に二回入れ替えるそうで、次はこの夏だそうです。
陽花さんと二人で、バタバタと写真を撮りまくりました。
そのかわり説明をゆっくり読んでいる間がなく、読むそばから抜けてゆく~。
それでも写真はたくさん撮れました。とりあえず説明はボロボロでいってみます。
こちらは「囲碁」をやっているところ、ヒザにはネコがいます。

平安時代、囲碁は貴族の女性なら当然のたしなみでした。
あの一世を風靡した「ヒカルの碁」の主人公も、帝の囲碁の指南役、
帝以外にも女性たちにも指導していた、という設定でした。
こちらは「衣服に香を焚き染めているところ」です。
香炉の上に見えているのが「伏籠(ふせご)」です。

以前にも書きましたが、このお人形は顔が握りこぶしくらいある
けっこう大きなもので、お顔も一体一体微妙に違うんですよ。
衣装は全て本物を模して縮小したもの、小道具などもちゃんとできています。
お人形や時代衣装に特別興味のないかたでも、一見の価値アリだと思います。
こちらは庭園の池に「龍頭船(りゅうずせん)」を浮かべて、
雅楽や舞いに興ずる様、ちっと船がちいさいですけどね。

この龍頭船については、過去の「三船祭」の記事をご覧下さい。
今回は「節句の用意」とか「爵位を賜って…」という設定の場面がありまして、
女官達がその支度をしいるところが、再現されていました。


そしてこちらが男性陣、一番手前がたしか「柏木」だったと思います。
彼の向かいの上段には「光源氏」がすわっています。

お雛様のように、ただ整然と並んでいるのではなく、
なにやら言葉を交わしているような、先輩の指図でキビキビやっているような、
そういうところまで、表現している感じです。
陽花様のところでも、ここと違うお人形の写真があります。
きれいな着物を着たお姫様たちが、写っています。
ここはグルリと巡る回廊の途中に小さい階段があって、
上から覗き込んでも見られるようになっています。
陽花様が階段に片足かけた、ものすごいかっこうで写真撮っておられたところは、
アタシしか見てまへんでぇ!(言ってる私は、低い位置で撮るのに完全ガニマタ)
この会場の隣の部屋では、今回は十二単を着たマネキンさんがいました。
衣装を実際身に着けることもできるらしいのですが、
さすがに5分前、係りの人が畳み畳みして片付けているところでした。
受付の係りの人が電話応対に時間をとられているドサクサにまぎれて、
絵はがきをしっかりつかんで、それだけは買ってきました。
今回「髪型」のハガキがあったんです、もう少し一個ずつ大写しにしくれると
いいんだけどなぁ…なんてゼータクでんな。
さてさて、遊様のところを辞したときには、あの大雨もやんでいたのですが、
今度は風が冷たくて寒い!バスにのるほどの距離でもないので、
まだ足袋も冷たいであろう陽花様には申し訳なかったのですが、
駅まで歩いて、とりあえずホテルの部屋に行くことにしました。
建物に入ってホッと一息です、ほんとに冷たい風でした。
その日はもう一人、ブックマークにもある「風船葛」のもも様も、
仕入れのために京都にきておられ、お仕事が終わったらホテルにくるとのことで
陽花様と二人、先に部屋で食事をして待ちました。
ちょうど終わった頃に、もも様到着、陽花様とは初対面なのですが、
そこから先は話がはずみ、あれこれとおしゃべりがとめどもなく…。
あまり遅くなってご主人様に叱られては…と、
陽花様が先に帰ることになりました。
バッグや荷物を持って「またあいましょうね」と話していたら、
もも様が突然「陽花さん、ひょっとしてこの草履」…とテーブル脇に
きちんと揃えられた草履を指差す…言われて見下ろした陽花様の足元、
しっかり帰り支度の陽花様がはいていたのは
くつろぐのに履き替えたホテルのスリッパでした。大爆笑!
私としては、いつも落ち着いて楚々としておられる陽花様でも、
こんなドジがあるんだーと、ホッとした!?わけで~。
いやーそのまま帰らんでよかったー。
そのあとまだしばらく、もも様とお話しを続けましたが、
以前の時の帰り、もも様が駅についたらタクシーがなかったということで、
今回はもも様も早めにお帰りに…、雨のおかけで予定変更もありましたが、
ブログがご縁でじかにあってお話しできるという楽しみのほうは満喫しました。
そてあたしは「靴」で長距離を歩くという、予定外のことに、
足の痛くなった一日でもありました。草履だと何キロ歩いても大丈夫なのに…。
もうひとつ、昨日かけなかったのですが、
陽花様とお会いしたとき「お誕生日のお祝いに」と、
ネックレスをいただきました。それがわかっていたから
洋服で行ったわけではないのに、当日の服にピッタリ!
(写真では汚い色ですが、こげ茶のプルオーバーです)
この前ご自身のブログに書いておられた「木苺」みたいなネックレスです。
ちょっと見づらいのですが、写ってましたので拡大…。

とても軽くていいですよぉ。旅行中ずっとしていました。
陽花様、ありがとうございました。
今日は骨董市のところまで行きませんでした。
続きはまた明日に…。
場所は駅(京都タワーのあるほう)を出て、タワーの真横の烏丸通りをまっすぐ、
すぐに左に大きな東本願寺が見えてきます。
その前をどんどん行って、終わったところの角を左折、
お東さんの敷地がすんで(広いですよー)もう少し先左側です。
手作りのステキな灯篭があり、お訪ねしたときは、
入り口左に飾られたふさふさの藤が強い風に揺れてました。
こちらがブログを書いておられる「遊さま(otyukun様)」、
お隣は陽花様です、昨日に続いて連続出演していただきました。
昨日書き忘れましたが、陽花様は青い地の紬に、薄いグレーの塩瀬帯、
釣竿とびくを持ったかわいい童子人形柄でした。

奥の部屋では奥様が、友禅の見本反の絵を描いておられました。
工房遊様の色柄については、ここで私があれこれ書くより、
遊様のHPをご覧下さい。かわいい柄の小紋がたくさんあります。
かわいいんですが、地色を落ち着いた色にすれば私くらいでも着られるんです。
着物柄の可能性というものを、改めて感じました。
陽花様もブログに書いてくださったのですが、
「遊小紋」は柄の大きさとか飛ばし具合なども、相談に乗ってくださいます。
絵羽付け小紋、つまり前後で柄がサカサマにならないように染めてもらえます。
さまざまな「染め」の方法については、こちらも遊様の記事をご覧下さい。
実物を手にとってのお話しは、とても興味深いものでした。
遊様、細かく説明してくださってありがとうございました。
さて、ついつい長居をしてしまいまして、おいとましてから次の目的地、
「風俗博物館」へ…遊様のところから、少し先、すぐ近くです。
ところが、その手前途中で入った喫茶店で時間を忘れていまして、
博物館に入っていったら「あと5分で閉館です」、
えぇーっせっかくきたのにぃ…、入れてもらえないのかと思ったら、
「5分だけどざっと見てください、料金は要りませんから」(よっしゃぁ!?)
私が昨年行ったときとは、展示が全て変わっていました。
年に二回入れ替えるそうで、次はこの夏だそうです。
陽花さんと二人で、バタバタと写真を撮りまくりました。
そのかわり説明をゆっくり読んでいる間がなく、読むそばから抜けてゆく~。
それでも写真はたくさん撮れました。とりあえず説明はボロボロでいってみます。
こちらは「囲碁」をやっているところ、ヒザにはネコがいます。

平安時代、囲碁は貴族の女性なら当然のたしなみでした。
あの一世を風靡した「ヒカルの碁」の主人公も、帝の囲碁の指南役、
帝以外にも女性たちにも指導していた、という設定でした。
こちらは「衣服に香を焚き染めているところ」です。
香炉の上に見えているのが「伏籠(ふせご)」です。

以前にも書きましたが、このお人形は顔が握りこぶしくらいある
けっこう大きなもので、お顔も一体一体微妙に違うんですよ。
衣装は全て本物を模して縮小したもの、小道具などもちゃんとできています。
お人形や時代衣装に特別興味のないかたでも、一見の価値アリだと思います。
こちらは庭園の池に「龍頭船(りゅうずせん)」を浮かべて、
雅楽や舞いに興ずる様、ちっと船がちいさいですけどね。

この龍頭船については、過去の「三船祭」の記事をご覧下さい。
今回は「節句の用意」とか「爵位を賜って…」という設定の場面がありまして、
女官達がその支度をしいるところが、再現されていました。


そしてこちらが男性陣、一番手前がたしか「柏木」だったと思います。
彼の向かいの上段には「光源氏」がすわっています。

お雛様のように、ただ整然と並んでいるのではなく、
なにやら言葉を交わしているような、先輩の指図でキビキビやっているような、
そういうところまで、表現している感じです。
陽花様のところでも、ここと違うお人形の写真があります。
きれいな着物を着たお姫様たちが、写っています。
ここはグルリと巡る回廊の途中に小さい階段があって、
上から覗き込んでも見られるようになっています。
陽花様が階段に片足かけた、ものすごいかっこうで写真撮っておられたところは、
アタシしか見てまへんでぇ!(言ってる私は、低い位置で撮るのに完全ガニマタ)
この会場の隣の部屋では、今回は十二単を着たマネキンさんがいました。
衣装を実際身に着けることもできるらしいのですが、
さすがに5分前、係りの人が畳み畳みして片付けているところでした。
受付の係りの人が電話応対に時間をとられているドサクサにまぎれて、
絵はがきをしっかりつかんで、それだけは買ってきました。
今回「髪型」のハガキがあったんです、もう少し一個ずつ大写しにしくれると
いいんだけどなぁ…なんてゼータクでんな。
さてさて、遊様のところを辞したときには、あの大雨もやんでいたのですが、
今度は風が冷たくて寒い!バスにのるほどの距離でもないので、
まだ足袋も冷たいであろう陽花様には申し訳なかったのですが、
駅まで歩いて、とりあえずホテルの部屋に行くことにしました。
建物に入ってホッと一息です、ほんとに冷たい風でした。
その日はもう一人、ブックマークにもある「風船葛」のもも様も、
仕入れのために京都にきておられ、お仕事が終わったらホテルにくるとのことで
陽花様と二人、先に部屋で食事をして待ちました。
ちょうど終わった頃に、もも様到着、陽花様とは初対面なのですが、
そこから先は話がはずみ、あれこれとおしゃべりがとめどもなく…。
あまり遅くなってご主人様に叱られては…と、
陽花様が先に帰ることになりました。
バッグや荷物を持って「またあいましょうね」と話していたら、
もも様が突然「陽花さん、ひょっとしてこの草履」…とテーブル脇に
きちんと揃えられた草履を指差す…言われて見下ろした陽花様の足元、
しっかり帰り支度の陽花様がはいていたのは
くつろぐのに履き替えたホテルのスリッパでした。大爆笑!
私としては、いつも落ち着いて楚々としておられる陽花様でも、
こんなドジがあるんだーと、ホッとした!?わけで~。
いやーそのまま帰らんでよかったー。
そのあとまだしばらく、もも様とお話しを続けましたが、
以前の時の帰り、もも様が駅についたらタクシーがなかったということで、
今回はもも様も早めにお帰りに…、雨のおかけで予定変更もありましたが、
ブログがご縁でじかにあってお話しできるという楽しみのほうは満喫しました。
そてあたしは「靴」で長距離を歩くという、予定外のことに、
足の痛くなった一日でもありました。草履だと何キロ歩いても大丈夫なのに…。
もうひとつ、昨日かけなかったのですが、
陽花様とお会いしたとき「お誕生日のお祝いに」と、
ネックレスをいただきました。それがわかっていたから
洋服で行ったわけではないのに、当日の服にピッタリ!
(写真では汚い色ですが、こげ茶のプルオーバーです)
この前ご自身のブログに書いておられた「木苺」みたいなネックレスです。
ちょっと見づらいのですが、写ってましたので拡大…。

とても軽くていいですよぉ。旅行中ずっとしていました。
陽花様、ありがとうございました。
今日は骨董市のところまで行きませんでした。
続きはまた明日に…。
事するんですよ。
ほんとに、あんなにかわいい柄でも、
オトナが使えたり、どうやるとこうなるんだろっていうのがあったり、すてきでしたね。
いやー、大笑いになって楽しかったですー!
人形屋様
ぜひ、いらしてください。
ハンパなところなのですけど、
西本願寺さんまでバスで行けますし。
何より、こういうところにありがちな
ガラスの向こうとか「写真撮影禁止」とかが
ないので、ほんとに細かいところまで、
よく見られます。
おくの部屋では実物大の着物や調度品が
ありますし、間をつなぐ狭い通路の脇に、
絵はがきがあり、各時代衣装のがあります。
私は今回「鎌倉時代の小袖と裳袴の女性」と
「江戸の下女」など買いました。