
写真は「かんざし」、説明はのちほど・・。
庭もあっという間に終わりまして、引っ越してきてから10年目、
やっと庭らしい庭になりました。越してきたとき、
家の外のことなんてどうせやれないんだから、何もしなくても・・
なぁんて、ただ植木だけ植えただけだったんです。
ところが春先になると雑草がヤマのように生えてくる・・。
以前はちょこちょこ母なども来てくれてやっていたのですが、
母の足腰がとみに弱くなってからは手抜き手抜き・・・。
ついにこの春先は、自分の腰痛もあってほったらかしていたら、
「ジャングル」になってしまったのです。
背丈より高い雑草に、中にはいることもできず、おびえて?おりました。
ほんとにすごかったです。裏の通路分しかないところ、
何も植えたくなかったのに、横浜は風致地区とかいって、
㎡辺りで規定の木を植えなければならないのです。
そのわずかな木に「藪からし」がからみつき、
遠めには「ツタの絡まるお屋敷」?に見えるのですが、
近くで見ると「お化け屋敷」・・・。
そんなこんなで、ついでに家のまわりにほったらかしてあった古いものなど、
ちょっとした大掃除になりました。ミニサイズの物置も動かしてもらって、
粗大ゴミに古いスキーなんかも処分してくれるというので、
それもきれーさっぱりなくなりまして、家がカゼひきそうです。
というわけで、今日は午後から「写真撮り」に精出しました。
写真は母から貰い受けた「象牙製のかんざし」で、
「玉すだれ」の花の開きかけのような感じ・・・。
あまりに丸っこいので、手で持って写したら、どうしてもボケる・・。
でも、このボケぐあい、とんぼにはちょーどいい・・・?!
で、ちょっと先生に加工していただいて、アップしてみました。
実際の大きさは花の直径が1.5センチくらいの小さいものです。
けっこういい色になってます。
このほかに、93という長寿だった祖母からもらったもの、
自分でみつけたものなど、HPで「簪」として皆さんにご覧いただく予定です。
簪も女性が日本髪をゆわなくなってから、昔のようなものは、
あまり作られなくなりました。私が若い頃はまだ「新日本髪」という、
「桃割れもどき」「結い綿もどき」のそれらしい髪型があり、
着物を着るときはそういう髪で、一応昔のように櫛と簪のセット、
赤い手絡(てがら・・鹿の子絞りで綿が入ったふっくらしたものなど)などを
使いましたが、最近の髪型はそのまま洋装でも大丈夫のようなスタイルが
主流になりました。つける簪も「ヘア・アクセサリー」と名を変えて、
洋風のフラワーピンや、ラメやビーズなどの入ったものなど・・・。
それもシャレていてステキだとは思うのですが、
蒔絵や螺鈿など、日本の伝統的な「飾り」の技を使ったものを
一つくらいは持っていたいものだ・・と思います。
鼈甲や象牙は高いけれど、昔の人も、高い物が買えないときは、
「セルロイド」などのものを買っていました。
つげの櫛、銀の平打ち、ビラビラ簪・・アップをお楽しみに・・。
本日もせっぱつまってまして、まだこれからお仕事でーす。
これにてっ!
ほんとに綺麗な咲きかけのお花のよう・・・
素敵な簪をお持ちですね。
あいにく私はショートカットなもので
簪などは付けるところが無いのですが
こういうものって持っているだけで
幸せな気分にしてくれますよね。
HPたのしみで~す。
私、髪が伸びるのが異様に早い・・んです。
こまめに美容院にいけないので、
ひとつに縛れるロングばっかり。
古いものですけれど、
使ってみたいと思っています。
昔の、もう錆びてしまったようなものでも、
ほんと、なんか持ってるだけで
シアワセですよねぇ。