ラオス・タイといった東南アジアへの関わりも強いが、同時に父親が戦前の京城(ソウル)生まれ、京城師範学校を卒業し、同じく京城で生まれ育った親戚の関係で以前から北・南の双方に興味・関心があった。2月当初に帰国して約40日間を経てタイに戻った訳だが、今回の帰国は久しぶりに朝鮮半島への興味・関心がよみがえった。(写真:金正日総書記の弔問の写真、於:朝鮮総連)
そのきっかけはタイとの往復に大韓航空を利用して、仁川国際空港で乗り換えたこと、写真も自由に撮れなかった15年前の雰囲気は全くなく、関西空港をしのぐ活気を感じた。
帰国してから「日朝友好京都ネット」の会合に出席した。6~70名の出席で会員になっている訳ではないが、総会があって、中心はその後の懇親会、この日朝友好京都ネットは比較的新しい組織で初めての出席だが、参加者には以前からの知人も何人かいた。中でもオムロンに勤めておられた地域の労働組合協議会の事務局長をしていた頃の役員に出会ったり、後述する「朝鮮史勉強会」のメンバーに出会ったりは懐かしかった、元衆議院議員の野中さんも出席しておられ、前の席の人に伺うと、会創立以来来られているということだった。
そして5年以上ご無沙汰していた「朝鮮史勉強会」に参加した、毎月、第2木曜日に京都市内で開催されている息の長い勉強会、学習の中心は上田正昭京大名誉教授の著書の読み合わせ、古文書もあり、久しぶりの参加で難しくなかなかついていけない、上田先生が直接指導される「朝鮮文化を訪ねる会」にも何度か参加して、その時の話も思い出した、今回は行かなかったが、勉強会の後、飲み会もあり、楽しい会合である。
また、ツアーではあったが初めて済州島にも行った。大阪で行われた「拉致問題を考える国民大集会」にも参加してみた、松原仁拉致担当相、松井大阪府知事、橋下大阪市長等の話も直接聞くことができた。
帰路の仁川国際空港では模擬結婚式?のイベントが通路で行われていた、そして、21時20分、それまで来ていたジャンパー等が不要のスワンナプーム空港に着いた。