親しくしている大学の教官からロイエット県で以前にファラン(西洋人)にも案内したことのある寺院に行かないかと誘われた、片付けもだいたい目途がついてきていたので、連れて行ってもらうことにした。ロイエットでもムクダハンに近いと言われたので、時間があればメコン川を見たいということもお願いした。
出発は朝9時過ぎ、メンバーは教官とその家族、全部で4人である、ロイエットに入って空港近くの古い寺院をまず訪問、遺跡が有名ということだったが残念ながら工事中、その後、チー川で放牧の牛を見ながらしばし休憩、そして、目的地ワット・チェディチャイヤモーコンに向かう、 ここは山の上に塔がそびえている、下から見ていても格式がありそう、寺院の手前、数百メートルの所の駐車場に到着、所要3時間で到着、ここから上までは歩くしかない、勿論、猛暑である、水分を補給しながら寺院に着く、美しい庭、壁の絵やモザイクが凝っている。お参りした後、階段を上がる、3階と5階がフロア、仏像がある、これで終わりと思ったららせん状の階段がある、チェディの上まで上がれる、さすがに暑さもあいまってしんどかったが最頂部にたどり着く、多くの人が参拝している、駐車場までは往路と異なる参拝路を下る、なかなか景色もよく風情のある道である。
その後、ムクダハンに向かう。運転する教官に申し訳ないが眠ってしまう、起こされた場所はラオスと結ぶ橋、交通量はそんなに多くない、ゆったりした国境である。メコン川は橋の手前からは見えないので、景色の良いところを探して移動する。ゆったりとした流れのメコン川が見えてくる、何ともいえない癒される大河の流れ、しかし、そんな感想を遮る直射日光が厳しい、対岸はラオス、住宅が見える、赤い屋根の家、ノーンカイ、ナコンパノン、ウボンラーチャターニーの今まで見た対岸の中ではもっともしゃれた感じのラオス側である。しばらくウボン側に向かって車を走らせてくれる。(写真:国境ゲイトとメコン川)
時刻はすでに4時近くになって、帰路につく、今度はカラシン経由でマハサラカムに戻ることに、宿舎には8時前に着いた、これまで知らなかったが、今回、ロイエットとカラシンのラジャパットの横を通過した、隣の2県にラジャパットがあることを知った。