マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

岩手~盛岡 その1

2013-09-10 10:24:39 | 日記

 早いものでJICAの任期が終わって今月末で2年になる、JICAの2年の任期と同じ期間が終わることになる。帰国して、再度マハサラカムに行くまでの期間に盛岡を起点として、何度も行っている八幡平~乳頭温泉郷、そして宮古から松島までの被災地に行った。2年ぶりの盛岡・岩手県である。

 今回の目的は温泉学会に参加すること、創立10周年記念大会で会長からも誘われた。温泉学会が創立したのは、平成15年、関西大学で創立大会が開催された。9月当初と3月に温泉地で大会や会合がもたれているが、この時期は現職時はとても参加できない。今年の3月に高槻市の花の里温泉で行われた「温泉事情交流会」に続いての参加で、大会は創立大会以来である。

 花巻空港から盛岡に入るのが早いがJALしか飛んでいない、ANAのマイレージの特典航空券を利用して、仙台からバスで盛岡に来た。仙台~盛岡間の所要時間は2時間半であった。

 前日に到着、大会は午後からなので、朝から路線バスを利用して繋(つなぎ)温泉に行った。7時35分に盛岡駅前を出発、約40分で到着、比較的大きな「ホテル愛真館」に、入浴料はタオル付きで800円、大浴場は清掃が始まるということで「縄文の湯」に入る、竪穴式住居を模した浴槽やふんだんに使われた木材など風情はよい、ゆっくりと浸る。

 10時30分発の路線バスで戻るつもりだったたが、盛岡行きのホテルのバスが出ると聞いて利用した。路線バスと異なる道路を走る、車窓から先月の上旬にこの地を襲った集中豪雨の跡がまだまだそのすごさを残しているのが見える。まだ、営業できないホテルもあると聞いた。

 盛岡に戻って昼食を取る、テレビの「あまちゃん」で知った「まめぶ汁」と看板が出ている店へ、初めての「まめぶ汁」関東のお雑煮にまめぶが入っているという感じだった。

 温泉学会の会場は盛岡駅西口に隣接している「マリオス」というビルの18階、まだ、少し早かったので20階の展望台に昇る。盛岡市内が一望できる。残念ながらの曇り空で「岩手山」は見えなかった。