現在、3000バーツで借りている部屋をずっと確保してタイに来たときの基地にすること、タイに関わる資料や服類を置いておくことを真剣に考えたこともある、ラオスにも近くノーンカイまで4時間、ウボンラーチャターニーまで3時間半、首都ビェンチャンや南ラオスのパクセーに行くのも比較的便利である。日本では新幹線で東京まで行ける時間だが、タイでは普通の所要時間である、難点はクルンテープまで遠いこと、7時間かかる。
しかし、部屋があるからといって、いつまでもラジャパットにいる訳ではない、今年度の終了が区切りと以前から決めている、いつかはマハサラカムを去るのなら、やはりラジャパットを辞める時に引き上げるのが最適と考えた。
部屋にあるもの、特段、日本に送付する必要のないものはセンターの職員にもらってもらった、タンス、書類入れケース、本棚、シュレッダー、電気スタンド、ハンガ、もろもろの日用品、あっという間に整理ができる、
日本に送るものは最初に段ボール3箱を郵便局に運ぶ、最大20キロまでとは知らず、一箱は20キロオーバー、郵便局の係員が2箱に分けてくれる、センターから体重計を借りてきて2度目はオーバーしないように計って持って行く、スーツケースと段ボール箱の2つである、2日間で結局6箱、SAL便で日本の自宅に向けて発送した、料金は20,300バーツであった。
それにしても郵便局の人たちは親切である、20キロオーバーもこちらは何一つやらなくてもきちんとていねいに対応してくれた、新しい段ボール箱は無償で提供してくれるし、初日はコーヒーカップ、2日目はカバンを一緒に付いてきてくれたセンター職員の分までいただいた、せっかくだが、こちらは少しでも荷物を減らしたいのでセンターに戻った時に他の職員にプレゼントした、気楽に車をだしてくれ、運搬を手伝ってくれた職員や教官にも感謝である。片付いた部屋を見ると、マハサラカムを去ることの寂しさがわいてきた。