済州(チェジュ)島 その2
今のツアーは見学地や買物店の場所と所要時間が前もって記載されているスケジュール表をもらう。例えば「龍頭岩」40分という具合である。ガイドさんは16年間、済州島でガイドをしているという、これまで、見学に記載時間がかかったことは一度もないと言われた。「是非、ゆっくり見学してください」と何度も言う、全員集合すると出発するのだが、予定時刻よりどんどん早くなって、結局、食事時刻が早くなる、2日目も3日目ももらっているスケジュールよりも朝の出発時刻は遅くなった、そうしないと、昼食がかなり早くなってしまうらしい。こんな状態が続くならスケジュール表を変えたら良いと思うのだが、また、見学地を増やすなり、自由時間をつくるなりのことをしたら良いのにと思ってしまう。
また、食事時間にしても、買い物の時間にしても必ず集合の時間に集まっている、約30名のツアーだったが遅れる人は一人もいない、タイ人と大違いである、タイの旅行になれてしまって何ともいえない新鮮さを感じた。
お化け道路(神秘道路)というのがあって、見た目は坂道を上がっているのに、実際は下っている、車のエンジンを切ると、車は勝手に「上って」行く、面白いので、通行する車の多くはエンジンを切って「上って」いる、目の錯覚らしいが、中国の瀋陽でも同じような体験をしたが本当に不思議である。
(写真：エンジンを切って「上る」車)
パークサザンランドという「太王四神記」のオープンセットがそのままテーマパークになっている、残念ながらテレビは見ていないが、当時の生活ぶりを忠実に再現してあった。個人的には唯一、もう少し見学する時間が欲しいと思った場所だった。
ツアー料金が安い分、買物店に多く立ち寄る、免税店2店、民芸品店、食料品店、それに見学地か買い物かわからない所もある、ツアー客の中には、買い物が目的の人も多いがこちらは不要の時間、海苔とチョコレートだけ購入した。