「母の日」の行事の中心は、母親が舞台の椅子に座って、子がジャスミンの花を渡して、母親が子どもの頭をなでたり、抱きしめたりするところである。舞台に7人分しか椅子が用意されていないので、低年齢の子から5回に渡って繰り返された。
頭を床につけてきちんと礼をしてから母親にジャスミンの花を渡している子もいれば、すぐに母親の膝にすわる子もいる、 学生が一人一人の子どもについて支援している、軽度の子どもたちは仏像に参った後、 母親の前に行っている。5回を繰り返す30分近い間、合唱隊は歌い続けていた、初めて聞く曲だが感動的な歌である、涙する母親もいるかと思えば、歌いながらハンカチで目を拭いている学生もいる。
その後、大学の教官とともに舞台に座るとことになる、学生の代表が出てきて、教官一人一人に挨拶をする、先生へのお礼の儀式である。舞台に上がっている女子学生は全員泣いているのに驚いてしまった、本当に先生に感謝していますという感じである。
その後、参加した子どもたちにお菓子のプレゼントをする、 子どもたちが踊りを母親に披露する。 20歳を過ぎた学生が踊りの披露をしたり、 学生も舞台で歌を歌ったりして盛り上がる。
昨年は保護者等からの寄付金の金額を一人一人言って発表したが今年はなかった。しかし、所長の閉会挨拶の前に軽度グループの子どもたち、一人一人に100バーツの現金をあげているのには驚いた、 文化の違いとしか言いようがない。