「スーパー30」 2020-06-24 00:00:00 | 日記 2020年6月24日、インド北部パトナに、優秀だが学費が出せないほど貧しい家庭で暮らす少年少女を集め、無料で教える進学塾「スーパー30」がある。ここの生徒の優秀さに目をつけた東京大学が留学を呼びかけたところ、初の合格者が出たのだ。東大の合格通知を手にしたのは、グプタさん(当時19)。2015年4月15日にメールが届いた。主に留学生向けに設けられた教養学部英語コース(PEAK)。9月入学で講義は英語で行われる。4年間の学費と生活費の奨学金も出た。グプタさんは「世界的に評価が高い東大に合格できてうれしい」と話した。「スーパー30」は、英ケンブリッジ大に合格したものの、家庭が貧しくて進学を断念した経験を持つ数学講師クマールさん(当時42)が、「貧しくても優秀な子にチャンスを与えたい」と2002年に開設したものである。2020年現在はどうなっているのか・・・(井森隆)