じゃが芋のニョッキ ほうれん草のグリーンソース

今日は予定通り、母の4回目の抗がん剤を行ってきました。
みなさん、昨日はたくさんの励ましコメントありがとうございます。
読んでてとってもウルウルしてきてしまいました。
私のブログに遊びにきてくださる方は優しい人ばかりで、本当に感謝しています。

2種類目の抗がん剤になって、かなり吐き気が長く続くようになりました。
それと、肺がんなので、やはり咳は出ています。
1種類目の抗がん剤はあまり吐き気がなかったので、本人は「胃に転移したのでは？」と不安を抱いていました。
しかし、今日の検査結果で転移はなく、この抗がん剤も少しづつ効きめが出てきたことが分かりました。
今日で終了の予定だった抗がん剤ですが、本人も腫瘍マーカーが下がってきたので
「もうちょっと頑張ってみる」と言い出し、来年の2月まで抗がん剤を続けることになりました。
転移の不安がなくなったこと、吐き気は抗がん剤が腫瘍を叩いている証拠と思ったことで前向きに変われたようです。

私の母のガンは完治はありません。
抗がん剤という化学的な薬で、わずかな命をのばしのばししている状態。
それでも、少なくとも来年の2月まで命が保障されたと思ったら、少しほっとした私です。

さて、私のお料理を見に来てくださった方、つまらない話からはじめてすみませんでした。
先日、競馬場でもらった大量のじゃが芋。
今回はニョッキにしました。
イタリア料理のニョッキは、卵やチーズも生地に練りこみますが、私はマクロビオティックなのでじゃが芋と粉のみです。
つなぎに片栗粉とオリーブオイルを入れています。
一緒にあわせたのは、カルシウムたっぷりのほうれん草のソース。
ゆでてミキサーにかけるだけで、こんなに色鮮やかに仕上がります。

さて、明日は我が家のうさぎるんのうさドッグ（全身検診）です。
また結果を報告します。


＜じゃが芋のニョッキ　ほうれん草のグリーンソースの作り方＞
（材料）２人分　調理時間４５分
じゃが芋　　　　　　　　　　200g
地粉（小麦粉）　　　　　　　 60g
片栗粉　　　　　　　　　　　 40g
オリーブオイル　　　　　　　大さじ２
（ほうれん草のソース）
ほうれん草　　　　　　　　　1束
ほうれん草のゆで汁　　　　　300cc
塩　　　　　　　　　　　　　小さじ１
オリーブオイル　　　　　　　小さじ２

（作り方）
①じゃが芋は皮をよく洗い、皮つきのままたっぷりのお湯でゆでます。
　（時間がない場合は、皮をむき小さくカットしてからゆでます）
　真ん中まで柔らかくなったら、皮をむき熱いうちにお玉の裏でつぶしておきます。
　※じゃが芋は食物繊維の他に、実はビタミンＣも豊富。
このビタミンは皮に詰まっているので、皮ごとゆでることをお勧めします。
②ボウルに①でつぶしたじゃが芋とその他の材料をくわえ、よく練り合わせます。
　鍋にたっぷりのお湯を沸かしておきます。
　耳たぶくらいの柔らかさになった生地から、親指くらいの大きさの球を何個も作ります。
　お湯に入れる直前に、フォークでこの球をぎゅっと押し付けます。
　お湯に入れてぷかぷか浮いてきたら、お皿に取り出します。
③ソースを作ります。
　たっぷりのお湯を沸かし、少々塩を入れておきます。
　ここにほうれん草を丸ごと入れ、さっとゆでます。
④③のほうれん草とそのゆで汁を300cc取り、塩・オリーブオイルと一緒にミキサーにかけます。
　とろとろ滑らかになったら鍋に開け、あたためます。
　これをニョッキにかけて完成です。


お子様向きにするワンポイント
お子様にむかない食材は一切使用していませんが、かなりほうれん草の味がするソースです。
嫌いな場合はパルメザンチーズをくわえて、ミキサーにかけると味がマイルドになります。
ニョッキはトマトソースやクリームソースでもおいしく召し上がれます。



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