8月6日 MON 32℃
5時起床。チョイさんと辺野古へ。去る7月27日に翁長知事が、ついに埋立承認「撤回」を表明しました。防衛省・沖縄防衛局は「8月17日に土砂投入」を明言しています。県民がいくら反対しようと、何が何でも土砂投入を強行して、沖縄県民を「あ~もうダメだ、土砂が入ったら後戻りできない!」と諦めムードにする狙いでいますが、とんでもない。県民は、新基地工事に関して防衛局の抱える弱点、難点をすでによく知っているわけで、そんな簡単に諦めるわけがない! 県民を舐めたらあかんよ。
県知事の撤回表明を後押しして、断固土砂投入を許さないという県民の強い意思を表すために、今日6日から10日まで「辺野古新基地阻止ゲート前連続集中行動」が始まりました。
私は久しぶりの辺野古です。申し訳ない。友人数人から「ブログ更新が滞っているので体調を崩したのかと心配していた」と声をかけてもらって大いに恐縮しました。「大丈夫、私は変わらず元気なんだけど、バタバタする亭主の後追いやら彼の原稿の校正やらで忙しかっただけ・・。心配かけてすみません、ありがとう」と応えたことです。
おっと~! 何だこのズラリと並んだ紅白の物体は!
これがその正体。初めて見ましたが、バリロード(商品名)というもので、建設現場で道路を仕切ったりするのに使う物らしい。
中に水が満タン入っているので、重くて押しても動きません。こんな物を歩道に並べて、市民の集会の場を奪い、表現の自由を奪おうとは、なんと姑息でいやらしいやり方を考えだすものです。(この件では、午後、ゲート前での行動を終えた後、50名ほどの市民が沖縄総合事務局北部国道事務所へ抗議と要請に行きました。詳細はチョイさんのブログ参照)
後ろには歩道にせり出した高いフェンスと民間警備員、前にはバリロード、こんな状態を作っておいて、なにが「歩行者の安全」のためだ!?
8時15分。全員が起立して広島の原爆で亡くなった方々に黙とうをささげました。
歩道にすし詰め状態で、アスファルトの照り返しを受けて、汗がダラダラ流れます。水分補給と塩飴で頑張ります。
座り込み現場で熱弁をふるう山城博治さん。久々の博治節を聞くと元気が出ます。
普段は、大体9時ごろ、12時ごろ、3時ごろと3回搬入が行われて、その都度座り込みの市民が機動隊に「強制排除」されるのですが、今日は一度もダンプトラックによる搬入がありませんでした。やった~!
今日のゲート前行動には200人程の参加でしたが、海上搬送の拠点・本部港にも100名ほどが集合、また県庁へも100人ほどが行って「防衛局の聴聞延期要請を拒否せよ」との要請行動を行ったとのこと。
夕方、那覇への帰り路、チョイさんに知人から連絡が入って、「知事が防衛局の聴聞延期要請を拒否した」とのこと。パチパチパチ! 当然ですね。
沖縄県民は諦めないし、とことん頑張るし。「あんな姑息な人達に」負~けてなるかよ!だ。頑張りましょう。