すいーと雑記帳

とっこの独り言

「監視社会ならん!市民ネット沖縄」が、防衛局に申し入れ

2015-04-15 15:12:22 | 日録・雑感など

4月15日 WED   22℃

 昨日はチョイさんが辺野古船長を休んで、母(95歳)を南部医療センターへ連れて行ってくれました。最近はほとんど寝たきりで立つことができなくなったので、車いすに乗せるのも一苦労です。私が引きずるようにして立たせているところへ、チョイさんが車いすを差し入れるという感じです。

医療センターの駐車場で。風が強くて、髪バサバサ~になっていますね。また散髪しなくっちゃ。

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今日の沖縄タイムス社会面に、下の記事が出ていました。去る2月22日に米軍キャンプ・シュワブの敷地内に侵入したとして、沖縄平和運動センターの山城博治議長ら2人が刑事特別法違反容疑で逮捕された時、山城議長が拘束されるまでの様子をとらえた米軍の監視カメラの映像がネットに流出した事件についてです。

 昨14日、市民団体「監視社会ならん! 市民ネット沖縄」のメンバーが沖縄防衛局に申し入れを行ったとのこと。

                                          (沖縄タイムス 2015.4.15)

 キャンプ・シュワブ監視カメラ動画流出事件への申入書

 貴職におかれましては日々御清祥のことと存じます。
 キャンプ・シュワブのゲート付近に設置された監視カメラの動画が流出し、県内在住の男性によってインターネットで公開されました。県内メディアの報道によれば、流出に関与したのは在沖海兵隊政務外交部次長のロバート・エルドリッジ氏で、すでに懲戒処分が行われたとのことです(2015年3月20日付琉球新報ほか)。
 民間企業においてさえ、監視カメラの管理は厳重になされています。ましてや米軍基地のそれは軍事機密にも関係し、より厳しい管理が行われているはずです。それが米軍幹部によって撮影記録が外部に持ち出され、民間人に渡されてインターネットで公開されるという事態に驚きを禁じえません。たんなる一個人の服務規律の問題ではなく、米軍が世論操作を狙って組織的に行った情報工作ではないか、という疑念さえ抱きます。
 ゲート前の市民を無差別に撮影、記録する監視カメラの設置は、それ自体が市民のプライバシーを侵害し、抗議活動への弾圧を狙ったものであり、許されるものではありません。あまつさえ、ずさんな管理によって動画が外部に流出したり、情報工作に利用されるなら、米軍によって市民の生活が脅かされます。
 沖縄では日本復帰前に米陸軍対敵諜報部(CIC)によって市民が監視され、弾圧されたという忌まわしい歴史があります。今回のキャンプ・シュワブ監視カメラ動画流出事件は、それを思い起こさせます。けっして看過できない重大な問題として、私たちは以下のことを要求します。

1、今回の動画流出の経緯を具体的に明らかにし、沖縄県民に謝罪すること。
2、動画を流出させた人物の処分内容を明らかにすること。
3、キャンプ・シュワブ・ゲート付近に設置されている監視カメラの設置はどこが行ったのか。また、管理、責任はどうなっているかを明らかにすること。
4、キャンプ・シュワブ・ゲート付近に設置されている監視カメラを撤去すること。

                                    (以上)

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 私もこの申し入れ内容に強く共感しますので、ここに掲載させていただきます。

 


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