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今日25日は、高江ヘリパッド裁判(控訴審)の判決の日なので、午後1時にチョイさんと那覇地裁(=福岡高裁那覇支部)へ行きました。
Ⓒチョイ
(裁判所前の公園で事前集会) 高江住民と弁護団の方々
沖縄県北部、東村・高江で普通に静かに暮らしている住民に突然オスプレイパッド建設の話が降ってわいて、「それは困るよ」と抗議の声を上げ座り込んだら、国に訴えられて裁判に引きずり出され、経済的精神的に大きな負担を負わされるなんて・・・・。この高江裁判は、権力を持ったものが、住民、市民を恫喝し委縮させるためにおこなう典型的なスラップ訴訟(Strategic Lawsuit Against Public Participation)だと思うので、この国のやり方だけは絶対に許せないとずっと思っています。
今日、35名の入廷予定者に150人ほどの支援者が駆けつけて、傍聴券がすごい倍率になりましたが、なんと珍しくも私がゲット。 チョイさんに譲ってあげて彼が入廷しました。しかしわずか5分ぐらいで「控訴棄却」の不当な判決が出てオシマイ! ひどいもんです。
Ⓒチョイ
二審も「妨害認定」 高江通行妨害訴訟(琉球新報6月26日)
「高江通行妨害裁判 福岡高裁住民側控訴を棄却」QAB(琉球朝日放送)ニュース
イマドキの司法は、まるで「権力の御用聞き」に成り下がってしまって、怒り、あきれるを通り越して、国民としてほんとに恥ずかしいです。「三権分立」って言葉、習いませんでした?
でも、権力べったりで法曹人としての誇りもメンツもない裁判官がどのような判決を下そうとも、住民には自分たちのフツーの生活、静かに暮らせる環境を手放すわけにはいかない、それこそ文字通り死活問題なのだから、今まで通り、あるいは今まで以上に、高江オスプレイパッド建設に反対の声をあげ続けるよりないわけです。
そうだ、デモ禁止にはさらなるデモで、座り込み禁止にはさらなる座り込みで抵抗するよりなのです。
自分の家がメチャメチャにされようとしている時に、誰でも「やめて、やめて」と抗議の声をあげる、手も広げる、座り込みもする、人間として当たり前のことですから、やめられるわけない。そういう意味で国の狙いのスラップ訴訟は失敗だし、誰もメゲてなんかいるかい!
(高江住民の伊佐さんと安次嶺さん)
みんなでがんばりましょうね、これからも!
(なんか、雰囲気、祝勝会みたい?! 実際に夜の打ち上げ?に参加して2次会まで行ってきたチョイさんによれば、不当判決にもかかわらず、誰もメゲテなくて、大いに盛り上がったそうです) よっしゃ~!!