京都１１Ｒで行われた第１５９回天皇賞・春（４歳以上オープン、定量、ＧＩ、芝３２００メートル、１３頭立て、１着賞金＝１億５０００万円）は、Ｃ．ルメール騎手騎乗の１番人気フィエールマン（牡４歳、美浦・手塚貴久厩舎）が中団待機でレースを進め、３コーナー過ぎから徐々に進出し、直線グローリーヴェイズとの叩き合いを制して勝利。タイムは３分１５秒０（良）。
○フィエールマンが１番人気に応えて、平成最後の天皇賞・春を制しました。キャリア６戦。体質が弱く、なかなか使えない中で、照準を合わせたレースをきっちり獲る。同世代には、アーモンドアイという怪物がいますが、この馬もなかなか強いです。ひょっとしたら、ノーザンＦはこの馬の力をわかってて「凱旋門賞」は、アーモンドアイではなく、初めから、こっちで獲るつもりだったのでしょうか・・・？
直線は、グローリーヴェイズとの壮絶なたたき合い。見応えのあるレースでした。この勝利で、ナント、ディープ産駒、ルメール騎手は「８大競争完全勝利」予想に書いた通りのメモリアルレースになりました。
今後は、中長距離路線の主役の１角。最強４歳世代の牽引役となるでしょう。
２着はグローリーヴェイズ。この馬、消しはしましたが、かなり評価してました。菊花賞のレースを見たら、この馬は着以上に強いレースをしてました。ただ、鞍上が戸崎騎手に乗り替わっていたのが引っかかって消してしまいました・・。騎手がイマイチでも、馬の能力で２着確保ってことでしょうね。この馬も今後注目の１頭。強いです。
１，２着馬がディープ産駒ということで、古馬になって２５００ｍ以上のＧ１で連対したディープ産駒が同時に誕生した今年のレースは、特殊だったのかもしれませんが、今後は、距離を嫌ってディープ産駒を買い控えるのはやめておこうかな・・。
３着は７歳馬パフォーマプロミス。これは、やられました。鞍上の北村友騎手は、ノーザンＦの庇護を受けていい馬に乗せてもらっていますが、今回は、穴馬で恩返しでしたか・・。この馬を買えるのは、ステイ産駒ってことぐらいですからね・・。
４着に◎エタリオウ。もうこれは、完全にミルコの乗りヘグリ。昨年の高松宮記念のレッドファルクスの時もありましたが、完全にあの位置での競馬はありえませんわ・・。イチかバチかってレベルじゃないですからね。小頭数とは言え、後ろすぎ。ミルコは、プライベートで離婚とかいろいろ抱えている問題が大きすぎて、これが騎乗に影響しているとしたら、ミルコの馬券は、少し、疑ってみた方がいいかな・・。今は、「ルメール＞川田＞豊＞福永＞デムーロ」くらいに見ておいた方がいいかも。
▲メイショウテッコン、▲クリンチャーも、それなりの位置でのレースでしたが、結果は、１０，１１着・・。お恥ずかしい限りです。
平成最後の天皇賞・春を獲ることができず惨敗。絞って強気の勝負でいつも以上にダメージを負ってしまいました・・。次週、ＮＨＫマイルで令和最初のＧ１ゲットで倍返しです。
ということで、今年の見解も踏まえ「虎の巻」に、ここに少し加筆して来年に備えます。
・枠は、内枠有利。先行が有利で、４角５番手までにいる馬に有利。14番より外は、鬼門（これ、ホント重要！人気馬が入っても、それだけで、６番手くらいの評価にすること。）
・年齢では、８歳馬以上なら、このレース馬券対象になった馬で、京都外回りコースで、掲示板を外してない馬のみ。７歳馬は、前年、２４００以上のG２で連対経験のある馬のみ。６歳馬については、2４00ｍ以上のG2レースで連対は必須条件。さらに、前走G2レース以上のレースから参戦必須。該当していない馬はバッサリです。
・次に、５歳馬は、２２００ｍ以上のＧ２以上で、連対か勝ちクラあるか、菊花賞3着以内馬（特に京都外回りコースのGレース連対馬は、重視）これが必須。
・そして、４歳馬。まず、ダービー連対馬、菊花賞の3着までの馬。それ以外の４歳馬は、２４００ｍ以上のオープンクラスのレースで、３着以内があり、京都外回りコースで勝ちクラがあること。
・クラシックで勝てなかった馬（２着馬）が巻き返すことも多い。
・連対馬は、すべて、重賞連対経験があり。
・サッカーボーイ、リアルシャダイ、マンハッタンカフェ、トニービン、ステイゴールド、ハーツクライの血が入った穴馬は買い。特に「ハーツクライ、マンハッタンカフェ、ステーゴールド産駒がアツイ」
・G1勝ちのない牝馬は消し。
・外国馬は、日本、香港で勝ったことのある時計のある馬のみ。
・Ｇ１未勝利馬が１番人気の時は、荒れる（恐らく、連対はしない）
・連対馬は、前走３着以内か、過去、G1で３着以内の経験のある馬で、京都コース２４００ｍ以上の勝ちクラか、２２００ｍ以上のG2、G1で連対のある馬のみ。
これで、来年はバッチリか・・！？
