昨日、最後に書いた、「珍スポット」ってのが、こちら。最上階の6階に、ナント、「神社」が祀られているんです。
その名も「刑部神社(おさかべじんじゃ)」いわゆる、姫路城の「守護神」らしいです。前回は、ここまで昇ってこれなかったのでわからなかったのですが、場内に神社が祀られているなんて、珍しいですよね。ちなみに、火災・災害などの災いの神として崇められているそうです。
最上階からの眺めは、やはり、素晴らしいです。屋根目地漆喰も勿論、美しいのですが、
この鯱(しゃちほこ)も美しかったです。ちなみに、ここ姫路城の天守に飾られている1対の鯱は、両方、「雌」らしいです。
普通は、「雄、雌」の1対らしいのですが、江戸時代から残っていたものが1つだけだったため、「昭和の大改修」時に、その残っていた「雌」型のものと同じものを作成してのそのまま乗せたそうです。全国的にも、両方、「雌」型の鯱が乗っているのは珍しいそうです。
最上階から、姫路駅を望みます。姫路城主になった気分ですな。
千姫ゆかりの化粧櫓からの、西の丸の風景も綺麗です。最上階からの絶景を堪能できました。
後は、下りながらの見学です。姫路城は、東西2本の大柱によって支えられているのですが、こちらの東大柱は、継ぎ足しなしの1本もの。太くて存在感があります。
前回見た、「骨組み」も展示されていました。
出口に向かう廊下にも、鬼瓦などが展示されています。
最後は、昔の姫路城近辺のミニチュア模型も。満喫できました。これにて、城内見学は終了です。
今度は、真下から、姫路城見物。
朝は、曇りがちでしたが、城内見学から出てくると青空が広がっていました。真っ白いお城に青空のコントラストが綺麗ですね~。
で、石垣を見ていたら、気になるものを発見。補修時に刻印されたものなんでしょうね。国宝に名を残せるなんて、ちょっとうらましいです。
「備前門」を抜けて向かった先は、最初に気になっていた、
「お菊井戸」
怪談「播州皿屋敷」で有名な、「お菊さん」が投げ込まれたという謂れのある井戸です。井戸自体は、それほど深くはありませんが、確かに不気味ですね・・。オカルト的ではありますが、城内にある有名スポットになります。
こちらは、前回も見た、「りの一渡櫓」江戸、明治、昭和の3世代の鯱鉾が展示されています。年代ごとに、微妙に形が違っています。
実は、まだ、修復できてないことろもあるんです。こちらでは、屋根瓦の葺き替え等の修復作業を見学できます。
この地道で丁寧な作業が、未来永劫、美しい姫路城を、国宝、世界遺産として次の世代に引き継いでいくんだなぁ・・。
姫路城、堪能させていただきました。
ランチも満足、あとは、お土産に何かいいものはないかなぁ・・と再び、「食べログ」を検索してみたら、いい感じのお店を発見したので、そちらに、立ち寄ってみます。続きは、また明日。
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