２０２２ G1 エリザベス女王杯 予想！

３歳馬・古馬混合、女王決定戦、「エリザベス女王杯」

3年目の阪神２２００ｍでの開催、レベルの高い３歳馬の上位勢が参戦、そして、久しぶりに外国馬参戦で、難解なレースがより難解になりました。さらに、お天気も崩れるということで、明日のレースの直前まで、検討する要素満載です。

ただ、今の時点での買い目は決めたので、予想しますが、お天気と馬場次第では買い目も買える可能性があることをご了承ください。

今年が最後になる阪神２２００ｍのエリザベス女王杯ですが、過去の2年は、傾向は違えど、差し、追い込み馬に有利なレースになっていました。

同じ、阪神2200mの宝塚記念はどちらかというと前有利なんですけどね・・。

非根幹距離で行われるこのレースは、やはり、リピーターレースになりやすいので、昨年の勝ち馬、「アカイイト」は買います。

「虎の巻」はありませんが、この阪神２２００ｍの傾向と、過去のコース以外でのデータを加味した結果、まず消えるのは、「クリノプレミアム、ロザノワール、ホウオウエミーズ、ウインキートス、ルビーカサブランカ、ウインマリリン、ライラック、テルツェット、ウインマイティー」は消し。

ウイン3頭はどれも動きもよく、買いたかったですが、関東馬がこのレース相性もよくないですしね・・。ウインマリリンなんかは調教も良かったし、札幌記念もいいレースぶりだったので買いたいところでしたが、昨年もオールカマーで激走後にひじ痛があったし、完全に治っているのか疑問です。5歳以上には基本、厳しいレースですし、3歳馬のライラックはクラシックの内容からも、ここでは家賃が高いと見ました。

残り9頭から、「ピンハイ、アンドヴァラナウト、ジェラルディーナ」を消します。

ピンハイは、3歳世代でも実力上位馬。秋華賞は出走できませんでしたが、同じ日の特別レースを圧勝し、秋華賞に出ていたらいい勝負はできたはず。ただ、カサがない。このレース、最低でも４３０ｋｇくらいの馬格は欲しいレース。他の3歳馬に比べ、フレッシュさはありますが、小回りでコーナー4つのコースでは、揉まれて馬格のないこの馬には厳しいレースになりそう。どちらかというと、直線の長いコースが合いそうですし、来年以降に期待したいということで今回は消しです。

アンドヴァラナウトは、4歳馬で、前走、府中牝馬3着馬で、鞍上に世界のR・ムーア騎手を配し、期待できる1頭ですが、それが余計に過剰人気になっている感じです。どちらかいうとこの馬は直線の長いコース向きで速い時計で勝負する方が向くタイプだと思います。明日は、生憎の天候になりそうだし、ここでは、厳しいと判断。

ただ、この2頭ともに、「トニービン」の血が入っているのは気になるところ。減速ラップになるエリザベス女王杯ではトニービンの血が入った馬が穴をあけますから、この2頭を切るのは勇気がいりました・・。

そして、ジェラルディーナ。ジェンティルドンナの愛娘がG1のステージに上がってきました。期待したい1頭でしたが、自分のジャッジでは、鞍上のC・デムーロ騎手の騎乗もあり、過剰人気とみました。このコースの大外はそこまで不利ではありませんが、先行脚質のこの馬には少し、厳しい枠になったと思います。この馬より内に同型のウインマリリン、マイティーがいますし、すんなり、好位が獲れるとも限りません。コース上、テンが、速くなりやすいこともありますが、今年は、外国人騎手が、「6人」も出走していますし、ここ2年同様、速い流れになりそうです。

自分は、この馬を評価したのが小倉記念と筑後川特別なんですが、その2走では、厳しいレースで勝っていますが、坂のない小倉コースなんですよね・・。阪神コースでは（２．０．０．５）で思っているより直線の短い坂のあるコースは苦手かもしれません。現在、4番人気ということもあり、上位人気馬で消すならこの馬だと判断して今回は、「消し」です。

ということで、残った、「デアリングタクト、マジカルラグーン、イズジョーノキセキ、スタニングローズ、ナミュール、アカイイト」の6頭で勝負です。

ちなみに、調教ベスト５は、「アカイイト、ウインマイティー、ウインマリリン、イズジョーノキセキ、ルビーカサブランカ」です。（アカイイトしか買ってない・・）

予想では、ここ2年同様に前傾ラップになると予想。タフな流れで、上りが掛かるレースになるはず。雨で馬場が悪化すると前有利な展開になるかもしれませんが、逆に前も苦しくなって、結局、差し、追い込み馬が有利に働くという予想のもと、印は、こんな感じ。

◎４デアリングタクト

○１４アカイイト

▲５マジカルラグーン

△７イズジョーノキセキ

×１０スタニングローズ

☆１１ナミュール

です。

５，６番手の３歳馬２頭は、レベルが高い３歳馬ですが、どちらかというとスピードタイプ。タフな馬場は合ってなさそう。ただ、斤量と世代のレベルの高さで買い目にいれました。

４番手イズジョーノキセキ。本来、岩田騎手と手が合っていたと思うが、騎乗停止でルメール騎手に。これが吉と出るか凶と出るかわからないが、昨年、落鉄して５着なら、このレースに適性ありかと。前走の勝ちはラッキーだったが、血統もこのレース向きで一発あるかも。

３番手マジカルラグーン。本来、２２００ｍは外国馬が走りやすい距離で、馬場が悪化するのであれば、パワー型の血統も有利に働くはず。海外では５８ｋｇを背負って走っていた馬が５４ｋｇで走れるのも有利かと。

２番手アカイイト。昨年、ハマった展開ではあったもののこの馬も２２００ｍは得意のはず。キズナ産駒でパワーもあるし、馬場悪化なら昨年のパフォーマンスも期待できるはず。

本命はデアリングタクト。腐っても鯛ではないが、あのコントレイルやアーモンドアイとしのぎを削っていた力が戻っていたらここでは１枚も２枚も上のはず。馬場悪化も堪えないはずで、力さえ出し切れば久しぶりにG1勝ちの美酒が味わえるはず。

今回は、馬場も読めないので、手広く、◎○▲△の馬連、◎○▲△×☆の３連複ボックスで勝負です。