徳島第一ゼミ

宿題連絡ブログです。 

頭のよくなるレシピ(15)

2009-08-23 11:11:11 | 頭の良くなるレシピ
 いか大根 



<材料>(4人分)

<材料>(4人分)
・いか・・・2はい
・大根・・・1/2本

(A)
・砂糖・・・ 大さじ3(※)
・しょうゆ・・・大さじ3(※)
・みりん・・・大さじ3(※)
・だし汁・・・500CC
 ※お好みに合わせてください。

 <作り方>

1.いかの胴は輪切り、その他は食べやすい大きさに切る。
  皮はそのままでも良いが、食感が気になるなら、むきます。
2.大根を食べやすい大きさに切る。
3.沸騰したお湯にいかを入れ、再度沸騰したらざるにあける。
4.Aを入れた鍋に、大根と下茹したいかを入れ、落しぶたをする。
5.水が100CC程度になるまで煮詰め、絡めて出来上がり。

 ※いかは煮すぎると硬くなりますが、くずりは甘がらい煮汁がしみたいかが
好きなので、煮詰めました。気になる方は、いかを入れるタイミングを遅く
してください。


栄養ワンポイント


 「頭のよくなるレシピ」担当の「くずり」です。今日は「いか」に注目します。


 いかは日本人に大変好まれている食材ですね。良質なタンパク質が豊富な上に
低カロリーなのもうれしい特徴です。その中でも特に「タウリン」は他の魚肉の
2~3倍も多く含まれます。

 「タウリン」はアミノ酸の一種で、栄養ドリンクなどに多く配合されています。
体内では、筋肉に多く含まれていて、心臓、肝臓、脳、眼、筋肉などの弱った
部分にのみ作用する優れた成分です。

 タウリンには、交感神経の働きを抑制し、血圧を正常値に保つため、高血圧の
改善、心臓強化、貧血予防、血中コレステロールの抑制、糖尿病の予防などに
効果があります。

 肝臓が弱っている場合には肝細胞の再生を促進させるほか、胆汁酸の分泌を
促進させたり、肝臓での解毒作用を向上させるなど、肝機能の向上に役立ち
ます。

 第二次世界大戦において日本海軍は、タウリンの疲労回復と視力向上の機能に
注目し、タウリンの確保のため、全国のタコの加工場からタコの煮汁を回収した
そうです。

 人は新生児以外はタウリンを合成できます。しかし、ネコの場合はおとなに
なっても合成することができません。つまり、ネコにとってタウリンは
必須アミノ酸なのです。ネコの動物実験では、タウリンを与えないと数週間後
には完全に失明するそうです。

ネコは本能的にタウリンを摂取しようとします。
ネコがタウリンを多く含むネズミや魚が好きなのはそのためなのでしょう。
そういうわけで、ネコはいかが好きなのですが、「ネコにいかを与えては
いけない」という話は、よく聞きます。本当はどうなのでしょうか。

試してみて、腰を抜かしてもかわいそうですしね・・・。
                              =くずり= 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。