とことこ話

思ったこと/気づいたこと テーマは決めず! ・・・・・・・ だけどほぼスポーツネタにいってしまいそう.....

ライオンズ敗戦の翌日に...高校野球&中学野球のお陰で「野球っていいなぁ」と思い直しました

2014年07月29日 | Family ■中学野球

埼玉西武ライオンズが千葉ロッテに「油断したらアカンっ!」的な敗戦を喫した事については、前回ブログ「ロッテにまさかの黒星のライオンズ...「痛い負け」というより「負け方が痛い」」で書いた通りなのですが。

そんな「ライオンズファンとしてのショック」を受けつつも...
・・・やはり「野球って・スポーツっていいなぁ。心にグッと来るものがあるなぁ」と思う話題があった日曜日と月曜日でもあって...
・・・それによりライオンズの今後の野球に再び期待が持てるという...

そんな訳で改めて「宣言」すると。

「 野 球 っ て い い も ん だ ! 」


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星稜高校が大逆転で甲子園出場を決めました
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夏の甲子園。各地で予選が行われ続々と代表校が決まっています。決勝戦は勿論、それに至るまでの間でも「それぞれの高校球児にとってかけがえのないドラマ」が生まれているだろう事は容易に想像がつくのですが。
そんな中で石川県の決勝戦で、とんでもない試合が見られました。
9回表まで0-8で負けていた星稜高校が、9回裏に一挙9点を奪って9-8で大逆転勝ち、甲子園への出場権を得るという試合でした。
勿論「大差で負けていても最終回の1イニングで逆転が有り得る」のが野球な訳ですが、それにしても8点差を逆転とは...
・・・しかも8回終了時点まで2安打に抑えられていたにも関わらず...

この粘りは賞賛に値します。
一気呵成の雰囲気を、誰もとぎらせる事なく只管(ひたすら)打ち続ける事に邁進した精神力は「これぞ奇跡」という歴史を刻んだものだとも思います。
星稜高校の皆さん、おめでとう!この試合で得た「精神面でのパワーアップ(強さ)」を是非甲子園でも見せて下さいね。


というのがありつつも。
個人的には、敗れた小松大谷高校の選手たちに思いを馳せる気持ちが強いというか...
・・・高校生が体験する青春としては、余りにも残酷じゃないか...。

特に8回まで2安打に抑えながら、最終回に足がつって自ら降板したエースくんにしても...
その後を受けてマウンドに登ってサヨナラシーンまで投げ続けた2年生くんにしても...
甲子園が目の前に見えていただけに、両投手を含め小松大谷高校の選手たちの辛さは想像も及びませんし、そしてそんな経験をしてしまった事が可哀想で仕方ありません。
すぐには立ち直れないかもしれませんが、「これも自分にとっては青春だった。懸命に頑張った証だ」と思えるようになって欲しいと思いますし、この夏の大会の経験をしっかりと「自らの財産」として、未来を明るく切り拓いて欲しいと願いたいです。
これからも頑張れ!そしてありがとう!懸命な姿を見せてくれた小松大谷高校の選手たち!



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中3の長男に「これまでありがとう」と言われました
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中学野球部で3年間頑張った長男。
最後の夏の大会で目標であった都大会出場も果たし、創部以来初の勝利(2勝)を挙げて「東京都ベスト8」を前に敗れてしまった事は、このブログでも詳細に書かせていただきました。
そして、明後日7月30日からは最後の最後である「多摩地区杯」が開幕します。
つまり、この多摩地区杯(トーナメント)で敗れた時が、長男たち3年生部員の引退となります。

その多摩地区杯を2日後に控えた昨晩、私が仕事から帰宅したところ。
長男が私に向かって語りかけてきました。

「とーさん、明後日から多摩地区大会・公式戦だからさ」
「明日の前日練習が、部活練習最後なんだよ」
「だから公式戦ユニフォームじゃなくて、練習着で中学野球やるのは明日が最後なんだよ」

「 今 ま で 毎 日 の 野 球 部 練 習 さ せ て く れ て あ り が と う ね 」
「 ホ ン ト あ り が と う ご ざ い ま し た ( 笑 顔 ) 」

いきなりの感謝の言葉にビックリしました。
そして感慨深くなったというか...「意表突き過ぎやろ、そんなコメントをいきなりなんて。嬉しいやないか」とも思いましたが、それを言葉にするのは変だし...
という事で、私は...

「そうか、いよいよ野球部練習もラスト1日なんやな」
「1年の頃は、慣れない野球部練習が辛かったよな。痩せたもんな、当時は」
「厳しい厳しい冬練は、休みたくて仕方なかったよな。でも休まなかったな。自分の『壊れない身体』を恨みたくもなったけど(笑)」

という思い出エピソード話しで誤魔化した私でした。
そんな話しをしつつ妻も含め3人で話していたところ...
・・・長男が「あ、そうだ」と言って、いきなり自分の部屋へ駆けあがって、即座に何やら持ってきました。

「明日の最後の練習はさ」
「この黒のストッキングを使うよ!」
「ユニフォームはエンジだし、最近はストッキングはエンジしか買ってないし使ってないけど...」
「高校野球部は練習の時もエンジ限定だけど、中学野球部は練習時のストッキングの色は自由だからさ!」

と言って見せたのは、中学入学時に初めて買ってあげて・入部初日から使い始めたストッキングでした。
小学生時代には理由(わけ)あって野球チームに入らなかった長男。「周囲全員が少年野球経験者」の中で不安を抱えつつスタートした中学野球部生活だったのですが、そんな不安と共に傍にあったのが、この黒ストッキング。
結局は、買って3か月程度しか使わなかったこの黒ストッキングなのですが、その理由は「黒色で、エンジのユニフォームとは別色だから」という理由ではなく、「身体が大きくなって、サイズが合わなくなったから」というものでした。

そんな黒ストッキングを、翌日の部活準備をした練習バッグに大事そうに詰め込む長男。
私が、

「それは流石に小っちゃすぎるんじゃないの?もう履けないでしょ」

と言ったところ、長男は笑いながら「大丈夫大丈夫!引っ張れば伸びるから。なんとか履けるよ!」と言いつつ、「それにさぁ」とコメントが続き...

「 俺 の 、 中 学 か ら 始 め た 野 球 部 生 活 の さ 」
「 こ れ が 原 点 だ か ら ね ♪ 」



明後日からの多摩地区杯・最後の大会は勿論ですが。
その前日の、中学野球部ラスト練習も、「とことん思いを込めてやってくれるんだろうな、入学時のストッキングを履いて」と分かって...
・・・嬉しくなって、そして長男に「こちらこそありがとう」と感謝もした私と妻でした。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高校野球、同感です (MAJIK)
2014-07-29 07:19:56
おはようございます。
高校野球での大逆転の件、私も敗れた高校に関しては同感です。
海外でも報道されたようで、お書きの通り、高校生が経験するにはあまりにも残酷なことだと思います。
心の傷は時間が癒してくれると思いますが、それまではそっとしてあげたいです。
返信する
我が家も終わりました。 (ホワイトミンク)
2014-07-29 09:00:33
お久しぶりです。タイミングはずして、ご報告遅くなりました。うちの息子の高校、最後は延長サヨナラ負けで終わりました。ちょっと悔しい負けかただったので、みんなしばらく泣いてました。応援のお言葉をいただき、ありがとうございました。

息子も言うのですが、たしかに高校野球は何があるかわかりません。すべての負けた子たち、思いっきり褒めてあげる。ここまで続けたことが立派なんです。

地方大会も素晴らしかったです。

思えば、息子、中学の多摩大会で、強豪校に勝ち、次は別の強豪校に負け、このいろいろな思いのなかで、高校でも、野球やりたい!と、言ったのです。

ご長男も、ここでの激闘を経て、思うことがあるのでしょうね。すごい経験されましたね。

息子は、言葉になかなか出さないのですが、今の気持ちはよくわかります。そして、とことこさんご夫婦と同じで、私たちも息子に、親の大好きな野球をやってくれて、ありがとう、です。

返信する
高校野球も面白い (tokoro)
2014-07-29 15:21:47
小松大谷は甲子園を目前にして、意識しすぎたの
でしょう。結果は辛いけど、受け止めるしかない。

大体7回終わって8-0だから、決勝じゃなければ
コールドゲームだったかもしれません。

最後まで何が起こるか分からない、だから野球は
面白い。サッカーなど時間の勝負とは違うよね。

息子君、良い言葉を発してくれましたね。
そんな子供の成長が親にとっては何より嬉しいな。
私なら、きっと泣いちゃうよ~
返信する
Unknown (carmenc)
2014-07-30 10:57:40
最終回でまさかの逆転劇、同じですね。野球って、あれよあれよと打たれるんですよね。負けた子たちは苦い思い出になりましたね。星陵相手に8点リードまで持ち込んだのはスゴい事です。これからの長い人生に必ず役立つ経験になる筈です。

息子さんの感謝の言葉感動です。素直に育てられたご両親への最高のプレゼントですね。泣き笑いの応援も息子さんあってこそ、子供って素晴らしい経験と感動を与えてくれますね。
素敵なファミリーに乾杯!です。

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MAJIKさん (とことこ話)
2014-07-30 22:54:14
こんばんは!
コメントお返事が滅茶苦茶遅くなってしまった...本当にすみません!

そっとしてあげるべきですよね、確かに。
MAJIKさん仰る通り、まずは「時間で癒される」事で、従来の青春を取り戻して欲しいです。
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ホワイトミンクさん (とことこ話)
2014-07-30 23:00:53
こんばんは!
コメントお返事が滅茶苦茶遅くなってしまった...本当にすみません!

延長サヨナラ負けでしたか。私が言うのはおかしいのですが「素晴らしい青春体験」だったかもしれませんね。
そして何より、高校最後まで部活に没頭されたご長男さんは素晴らしい。誇らしく思われる事でしょう。

同じ「多摩地区」という事もあるので、我が家の長男にも、ホワイトミンクさんがご長男さんから貰われたのと同様な感動をもらえたらいいなぁ、と思ったりしました。
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tokoroさん (とことこ話)
2014-07-30 23:07:38
こんばんは!
コメントお返事が滅茶苦茶遅くなってしまった...本当にすみません!

星稜高校は、確かに決勝戦でなければ7回コールド負けでしたね。
こんなドラマが起きるのが(当事者は辛いかもですが)不思議です。
サッカーとは違う...私も同様の事を考えていました。(・・・別種の競技ですよね)

> 私ならきっと泣いちゃうよ~

ありがとうございます。
実は、その瞬間、私もちょっと目頭が熱くなって...ごまかすためにギャグっぽくいろんな別ネタに懸命に振り替えていましたよ。(笑)
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carmencさん (とことこ話)
2014-07-30 23:17:35
こんばんは!
コメント返信が、超・遅くなってしまいスミマセン!本当にごめんなさい。

長男に関しては。
本人が一生懸命になっているのが一番に嬉しかった部活生活なのでした。
そしてそんな生活の中で「家族に対しては常にポジティブでギャグ話しっぽく」詳細な報告を毎日続けてくれた長男の個性には感謝しています。

それを見ているうちに「親の方が夢中になって」しまいました。(笑)
長男だけでなく、チーム全員の成長を見続けた自負があるので(笑)、

「みんな中学3年間ですごく変わって成長するんだな」
「その成長ポイントは、それぞれが異なっていて、早い子もいれば遅い子もいるんだな」
「・・でも共通して『全員に成長ポイントってあったよなぁ』と思えたところが嬉しくて仕方ない」

と、なんだか「チームメイト全員の保護者っぽい喜び」を感じられたところが、私にとって一番の財産になりました。
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