高3長男の野球部。昨日、高校野球夏季選手権・西東京大会で2試合目に臨みました。
結果は3-1で勝利。創部以来初の四回戦進出を決めました。
選手全員が緊張感を途切らせる事なく、一球一球に「これでもかっ!」的に真剣没頭している姿が強烈に印象に残りました。
守る方では、ファインプレーのオンパレード。
攻める方でも、勝負する or 自重する場面の判断力も素晴らしく、綺麗なタイムリーは1本だったものの、貴重な得点を少しづつ積み上げていけました。
1番・捕手の長男も、狙い通りの右方向へのライナーヒットを始め、一死2塁場面では、絶妙過ぎる3塁方向への(投手の脇を抜ける)プッシュバントで自らも生き、次打者の内野ゴロの間の追加点を演出したり。
守備面では、二死2塁ピンチ場面で三遊間を抜けるヒットを浴びた場面、レフトの圧巻なダイレクトバックホームを捕って、そのままランナーに向かってダイビングタッチプレーで際どく失点を阻止、チーム勝利への流れを創り上げる事が出来ました。
そしてこの日もエースとの阿吽の呼吸でのコミュニケーションをフルに発揮してリード。ピンチ場面では2度の見逃し三振チェンジなど配球も冴えわたっていました。
とにかくチーム全員の姿は、私が見たこれまでの試合の中でも「ベストゲームの筆頭候補」になる内容で素晴らしかった。
試合が終わってスタンドから退場した後、選手たちが集まっている場所へ行ったところ、全員が勝利の興奮に酔って大盛り上がり・笑顔だらけだったのですが。
そんな中、長男だけが滂沱(ぼうだ)の涙状態で。握手をして肩を抱いて祝福したところ、堰を切ったように声を上げて泣き始めてしまった。(・・・初戦勝利の時は笑顔しかなかったのに)
スタンドから見ていた時に私も感じていたのですが、とにかく「打力がいい」というカラーだった相手チームでしたので、その打線をどう抑え込むかをプレーボールからゲームセットまで集中しまくって考えに考えている事が明らかでした。
それは配球面だけでは無く、テンポの緩急や、間の取り方・投手への声のかけ方と見せるジェスチャー。エラーが発生した直後に、そのエラーをチーム全員が引き摺らないように「敢えて鷹揚にキャッチャーボックスに座ったままでプレー再開を待つ」という、ある意味でチームに好影響を与えるいろんな「演技」を見せ続けたり。
そんな時間帯を長く過ごした後に訪れた勝利の瞬間、そんな緊張感から解放された瞬間に、試合中に我慢してため込んでいたものが一挙に噴き出したのではないかな?そのために溢れる涙と感情を自分でも止める事が出来なくなったんだと思います。
まだまだ闘いは続きます。
チームはこの大会中に成長している事は明らかではあるのですが、本当の強豪校が登場してくる次戦以降は途轍もなく厳しい闘いとなります。
その為、捕手としての役割・責任は一層重大になっていく訳で。
長男は勝利へのシナリオを描き・ゲームメイクに没頭し、それに向けこれ以上はないレベルで「足掻く姿」を見せる事になるんでしょう。
一日でも長く野球部生活が続くよう祈り、応援をしたいと思います。
そして。
私や妻に対して、終わらない夏を見せ続けてくれている長男には感謝しかありません。
頑張れ!悔いなくやってくれ!
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早々にコメント頂いたのに、ブログ更新記事を書いてからの公開で遅くなってすみませんでした。
改めて、慰労の言葉感謝いたします。
負けました。でもいい引退ゲームでした。