今日の埼玉西武ライオンズは、仙台で東北楽天とのカード2戦目が予定されていましたが雨天中止。
9月以降の日程が厳しくなりますが、仕方ありません。
こんな日に「3位の北海道日本ハムが負けてくれればなぁ」と、お天道様に祈りもしましたが、それはやはり他力本願だったようで...
・・・日ハムはしっかり首位・福岡ソフトバンクに「投打共に隙のない強さを見せて快勝」という...
そりゃそうや。
他力本願がそうそう訪れるものではありません。
普通にしっかりとした「プロ野球」をやる北海道日本ハムなので、そりゃ普通に勝ったり(負けたり)していく訳で...
・・・そんなんじゃなかなか「この大きな8ゲーム差 & 残り32試合」は厳しいんだろうなと思います。
という訳で。
極め付けの「他力本願狙い!」の強い気持ちは、9月以降にとっておこう!今はこれで勘弁しといたるわ!と思う事にしているワタクシです。(笑)
さて。
そんなライオンズの試合が無かった今日のブログは、プライベートな野球の話題を一つだけ。
先週、飲み会がありました。
中3の長男がこの夏をもって野球部を引退したのですが、その引退記念の保護者飲み会でした。
というか、監督・コーチを呼んで「謝恩会」といった意味合いの集まりでした。
集まったのは、私たち夫婦を含め3年生の保護者の方々。
招いた監督・コーチの先生がたを中心にして、これまでのお礼を述べると共に、お互いにこれまでの野球部の思い出を語り・それぞれ我が子の中学時代での成長についても振り返ったり・今後の中学野球部への期待コメントも多く、非常に楽しい集まりになりました。
そんな思い出話しの中で改めて分かったのは、「長男たちの年代に対しては当初から期待していた」監督先生だったそうで...
・・・それは「週末観戦は皆勤賞」だった私から見ても以前から分かってはいました。
長男が中1の夏に、2学年上の先輩が引退して新チームを結成した当時の事を思い出しました。
1学年上の2年生と、長男たち1年生で新チームを組んだ夏休みは、長男は相変わらずの控え外野手だったのですが、秋シーズンが始まる際に、突然のサードコンバートをされました。
新チーム結成直後は全く試合への出番が無くベンチ盛り上げ役&サードコーチャーをしていた長男でしたが、当時から「ゴロ捌きでは派手なダッシュ&ジャンピングスローが大好物」だった事もあり、すぐにサード守備に馴染んだ様子で。
秋の本大会が始まった頃には、サードスタメン起用されるようになりました。
そしてそんな秋の大会では、長男の年代がレギュラーポジションの多くを占めるようになっていました。具体的にはスタメンの「投手・セカンド・サード(=長男です)・ショート・ライト」の5人が1年生というチーム体制になりました。
そんな事もあって。
翌年の夏に上級生が引退して、いよいよ長男たちの代になった時には、長男がサード→捕手へコンバートというポジションチェンジはありましたが、そんな長男やエース投手を含め1年生の頃から試合に出続けた選手を中心に「その時点で、既に実戦経験豊富」な新チームとなった訳です。
という訳で、新チームは、秋の大会前から「練習も大切だけど」「とにかく実戦を数多くやる」というスタイルで、チーム力を伸ばそうというプランを定めた監督先生だったらしいです。
監督先生は、過去10年近くに渡る監督生活で行った試合の事を「個々の試合経過を含めてほぼ丸暗記」しているような方なのですが、その監督先生が先日の飲み会(謝恩会)で言われた事は、
「とにかくこの年代のチームは、実戦経験を繰り返しましたよ」
「過去のチームの中で、飛び抜けて多く練習試合を組んだチームでしたよ」
とのコメントでした。
具体的に説明してくれたのですが、
「去年の夏の新チーム結成から、公式戦・練習試合を合わせると、試合が出来ない冬の時期を除くと約9ヵ月間で87試合やりましたから!」
との事。
確かに毎週毎週日曜日は練習試合だらけでした。だからこそ私も「観戦に没頭」出来る事が楽しみで仕方なかった週末でしたし。
そして、そんな毎度の練習試合が「大敗する事は結構ある」「だけど大勝は皆無・勝っても接戦ばかり」という具合だったところは、おそらく、
「強いチームとの練習試合を組む(=それでこそ収穫がある)」
という思いが監督先生にあったんだと思います。
・・・大変だったろうな、監督先生...
・・・そんな「拮抗レベルチーム&強豪チーム」に試合を要請してスケジュールを組むのって、無名チーム監督としては大変だったろうな...
そんな苦労が見えた監督先生の謝恩会での姿(・・・ビールジョッキを持つ姿)でした。(笑)
そんな監督先生の1年間(2年間)に渡るプラン実行のお蔭で、長男チームは頑張れたんだと思います。
その成果が創部以来の都大会初勝利 & 都大会ベスト16という成果に結びついたんだとも思います。
私は改めて、監督先生に感謝して・労をねぎらって「強いチームと練習試合を組む事を含め、本当に大変だったでしょう。ありがとうございました」と言ったのですが、それに対して監督先生のコメントが面白かったです。
「確かに、強豪校はどんどん練習試合の申し入れがあって、すぐ予定が埋まってしまうんです」
「8月時点で、既に11月まで毎週末のスケジュールが全て埋まっている強豪校も多くて」
「だから、そんな中でなんとか試合を受けてくれるよう、調整をお願いしていましたよ」
だそうです。
そんな苦労エピソードの後に...
「でも、今年はちょっと違うんですよ」
「こちらからお願いしなくても、強豪校から練習試合の申し出が来るんですよ」
「こんな事は初めてなんですが...やはり夏の都大会で頑張ってくれた中3のお蔭なんですよね(笑)」
そして長男たちの年代が引退した現在の中学野球部は。
新チームで頑張っているそう。そして、その新チームを長男自身も自分の事のように応援していますし、後輩一人一人の事を心配もしています。
そしてその新チームは今、選手(後輩)たちも監督先生も苦労しているそうです。
それは仕方ない面もあるかなとも思います。1年生の頃から実戦経験が豊富だった長男たちの年代に比べて、レギュラーポジションの7つを上級生(=長男の年代)に占められていたため、チームとしての経験不足は否めないと思いますから。
なので、この夏休み期間中の練習試合でも全てコールド負けばかりという新チーム状況になっているようで...
・・・私もよく知っている2年生くん・1年生くんがとことん悔しい思いをしている姿と表情が目に浮かんで辛いです...
しかし。
そんな中で、つい先日の公式戦(市内大会・リーグ戦)では、初めての接戦・引き分け試合があったそうで...それを聞いた長男は、
「えっ!?引き分けだったんだ!よく頑張ったねっ!」
「これで全員が自信を初めて持てるだろうから...これがきっかけでどんどん勝てるチームになって行くよ!」
と大喜び、というか我が事のようにガッツポーズをして・経験値をもとに「後輩たちが弾けまくるだろう未来」に対して自信満々になっていました。
後輩たちの野球部...私もよく知っている個々の選手たちの頑張り&楽しく野球をする姿を楽しみにしたいと思います。
監督先生は、チームの個性に合わせてそれぞれの選手が勝利の喜びを味わえるチームに育成してくれる筈ですし。
そして。
この日の3年生保護者による謝恩会が終わる際に、監督先生が私に対して言われたコメント、
「秋の本大会では、しっかり見られるチームにしますから。また応援に来て下さい!」
長男は既に引退していますが...
・・・私はこの秋も、中学野球部の試合を見に行こうかな...
・・・そんな思いになりつつ、監督先生との乾杯で締めくくった謝恩会でした。
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私は「駆け込み」に飽きた訳ではありませんが、今シーズンはちょっとそんな香りがしないというか、難しそうというか...
確かに若手を中心に頑張って欲しいという気持ちは私もあります。
メヒアさんのホームランは置いとけないですが、それと共に見ていて楽しくなる選手がどんどん登場して盛り上げてくれる事が楽しみです。
チームと歴代に残る結果も残して、更に練習試合を沢山申し込まれるチームになるとは、凄いです。後輩達も期待に応えてくれるチームになりますよ!息子さん達と一緒に練習してきた仲間ですから!
わざわざコメントいただきありがとうございます!
後輩チームは、確かに「長男たちと一緒に練習した仲間」としての経験を財産にしてくれているようで、先日の日曜日の練習試合で初勝利を挙げたらしいです。
しかも「打ち勝つ」という、長男たちの代もほとんで出来なかった内容だったらしく、それには長男も「俺たち以上になれるかもよ!」と大喜びしています。
子供たちって凄い。常に新しい成長を見せてくれるんだなぁ、と感慨深いです。