新・秘密基地

好きな玩具やらゲームなんかを綴っていきます。

プロローグ

2011-06-05 22:29:45 | その他
今日からちょっと小説でも載せてみる。

読み手のことを考えて一人称(いわやる自分語り)でやろうと思ったけど、
あんまやったことないしなんか自分語りだと主人公がナルシストみたいで苦手だから三人称で書くことにしたw

長々と書くほうが得意なんだけど、1話が長いと読んでてだれるので短くまとめてみる。
なので全何話になるかわからんw


PINCH HITTER


プロローグ

群青色が空一杯に広がていた。
草木は青々として、いたるところで蝉の声が響いている。正に夏真っ盛りと言うところだろう。

今日も陽射しが強い。ようやく午前十一時を回ったところだが、日向にいるだけで汗が噴出してくる。

そんな陽射しを背負って戦わなければならない者達が今ここに集っている。
夏とくれば甲子園・・・!そう、高校球児たちである

茨城県の水戸市にある私立高校能美高等学校──

能美高校は県内でも知られる私立の野球名門校である。
されど、近年は県内のライバル校がこぞって他県から有望な選手を野球留学生と称して大量導入したこともあってか、振るわない成績が続いていた。

しかし、能美高校は三年前から導入した育成プランが功を奏したこともあってか七年ぶりの決勝進出を果たし、久しぶりに県内を賑わせることとなった。
『名門復活!』、『来たぞ!能美高旋風』、地方テレビ局および、地方各紙はこぞって能美高の躍進を祭り上げる。

また、学校関係者や保護者たちの間ではすでに甲子園出場を果たした場合を考えて、寄付金を募る話などが進められている。

そんな誰もが浮かれる中、二年生部員・浅川正志だけは一人静かな炎を瞳に宿し、身を震わせていた。
決勝戦の行われる水戸市民球場へと向かうマイクロバスへと乗り込む足取りもどこか他とは違う様子。

それというのも、正志にとってこの決勝戦は他の部員たち以上に特別な思いが隠されていたのだ。
(ついにこの日が来たか)
 座席に着くと正志は窓から空を見つめた。
 途端に陽射しが目に入る。その瞬間、頭に過ぎったのは五年前の夏の日の出来事だった。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あひぃ)
2011-06-05 23:09:56
小説きたー!!
最後かっけぇwwww
すげぇ文力いいな・・・!^p^/////
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Unknown (千年)
2011-06-06 21:29:33
おぉっ!!!
野球モノですねっ!!!
文章に違和感も全然ないし面白かったですっ^^!!!
も、もちろん続きますよね・・・(`・ω・´)??((黙れ
過去編も楽しみにしてますー><!!!

私はいっつも短文になりますね・・・(´・ω・)
でも、好きなところばっかりかいちゃって必要な描写を
華麗に忘れます・・・^p^((
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Unknown (夜美羽)
2011-06-06 22:33:29
ふぉおおおっ小説!
すごいです!!!!
文才あるんですね・・・尊敬します!
これはもちろん続くんですよn((ry

私文才ないので見習いたいですっ

  
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Unknown (直家)
2011-06-06 22:39:08
>あひぃさん
まあ、ネタ不足もあって投下することにしました。
しかし、書くのは本当に久々ですよ。

>千年さん
ファンタジーとかは書いたことないので、前に書いたこともある野球ものにしてみました。
一応、おかしくないか見直していますけど、さらに後でおかしい表現とか見つかるかもしれないですね。
そういう時はこっそり直しているかも?w

そんなに長くないので完結はすると思いますよ。
ただブログなので短く区切ったほうが良さそうなので話数は思った以上になるかもしれないですけど(;^ω^)
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Unknown (直家)
2011-06-06 22:45:47
>夜美羽さん
僕個人の日常とかよりはこっちのがいいかなあと思いまして。
自分、文才なんかあるんですかね?
昔書いたの見て、酷い表現だなあとか思うので、書いているうちに少しずつマシになっていくんだなあとは思いますけど。
何話で終わるかはわかりませんけど、続きますよ。

もし、何か書きたいことがありましたら、とりあえず簡単なあらすじを書くことから始めてみてはどうでしょう?
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