Bバージンて漫画がおもしろい

友達にBバージンという漫画を紹介してもらいました。
この友人、なにげに巨人の星とか新巨人の星とかの古い漫画の知識も深く、なかなか侮れない･･･


主人公こんな感じなんですが



元々はこういう奴でして･･･

この物語は高校2年の時に生物オタクでカメが大好きな主人公である住田秋が女の子をデートに誘い、公園のボートの上で自分を完全否定されるところから始まる。



そして恋なんかもう二度とするかと思った27時間後に同じ高校の同級生である桂木ユイに一目ぼれしてしまう

だが、見た目も冴えない、学校ではキモチがわれているほどの生物オタクではどうあがいても相手にしてくれそうにない。
それを見かねた秋の姉は妹2人とともに秋を猛特訓する。



その結果、1年半で見事に生まれ変わった

姉妹に受けた特訓は回想でしか描写がないが、どうやら基礎体力をつけるためのランニングで体を絞ったり、女性に対するアプローチの仕方、喜ばせ方、服の選び方、カクテルの選び方といったものを叩き込まれたようである。

そして大学でデビューした秋はキャンバスで伝説の女殺しの異名を持つ男になるのだが･･･

肝心のユイにはそれらのテクも通じず、何度となく壁にぶち当たる。


この主人公はかなり努力家でユイに会うために駅で4時間待って、偶然を装ったりすることも。
（ずっと見ていた駅員が呆れているのｗｗｗ）
時には誤解を解くためにユイが旅行から帰ってくるのを朝の8時から翌日の朝4時の20時間待ち続けたこともある。

知らない人とか完全に関係が切れていたら間違いなくストーカーなんだけどねｗ

90年代に描かれた作品なのでノリとか、ブームとか今とは感じが違っているところもありますけど、作者自身を投影したような行動や考え方が見ていて楽しい。

これなんか妙に納得しちゃったね


女性というのは5つのカメラで常に男をチェックしているという


1カメ　ルックス　
少女はこれさえおさえておけば落ちるが！　やがてかっこいー人よりやさしー人が好きと言い出す

２カメ　ノリ
ユーモアのセンスと会話のテンポ！　これがないと暗いやつーとか言われる

3カメ　価値観
ノリだけの男で失敗した女が言いだす！

4カメ　包容力
自分の話ばっかする女にかぎって自分の話ばっかする男が嫌い

5カメ　将来性
1から４までに失望した女はもはやブランドや金に頼るしかない、暗い学生時代を過ごしていた国立理系の連中の巻き返しである！

１は実際周りにそういうこと言ってたのを見たことあるし、4は経験あるわｗ
5なんか周りにはいないけど、実際よく聞く話だよなあ。

なんかよく、ネットでこれだから３次元の女は･･･みたいなのを見るけど、こういう風に語られると少しその気持ちがわかる気がする。


そうそう、タイトルになってるBバージンという言葉ですが、これはヤろうと思えばヤレるけど、本命以外の女は抱かない女たちにとって理想の男とという意味だそうです。