十勝の活性化を考える会

     
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言葉とは何だろう

2022-01-12 05:00:00 | 投稿

言葉とは、音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法である。日本に伝わる「大和言葉」をご存知だろうか。柔らかな言葉の並びが美しい「大和言葉」を自然に使うことができたら、どんなにか良いだろう。

「哀悼の意を表します」とか、「お悔やみ申し上げます」という常套表現よりも、例えば、「ここより心を痛めています」「本当に残念でなりません」といった方が、故人への哀悼、こころのこもった表現ではないだろうか。その代表的な伝え方に、四季折々を詠む俳句がある。俳句は17文字だから、詩情のある表現と言って良いだろう。

しじょう”という言葉を辞書で調べて見ると、市場、史上、試乗、私情など約30表現もあったが、日本語は大変難しい言語である。ある外国人は、同じ表現でも日本語には違った意味があることが多く悩みのタネらしい。だから、日本人の表現力は世界一だと思っている。

季語も知らない自分であったが、俳句会に入った。その理由は、言葉を大切にしたいこととデジタルに疲れてきたからだろう。最近、若い世代を中心にアナログのカセットテープが流行ってきているらしいが、デジタルに疲れてきたからであろうか。車を見れば分かるが、遠い所に短時間で行くことができ便利なものであるが、それまで気が付かなかったことにも、歩けばこころに留まるものが多くある。私にとって歩くことは、足を丈夫にして認知症の予防にもなり大切である。“犬も歩けば棒に当たる”のである。

しかし、人間が機械に使われる時代になって、人工知能が人間を席巻する時代がきている。その昔、“人間は考える葦であると言っていたが、AIを利用して考えない動物になってきた。アイヌ民族は、自然と共生して生活していたと聞いているが、人間はどのように変わっていくのだろうか。 

「十勝の活性化を考える会」会員

 


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